マリアテレジアの独り言

日々の生活の中で見つける・・
  小さな感動をつづります。

聖書100週間・聖書通読会・・・『旧約聖書おわりの会』 そして 『聖テレジア(イエスの)おとめ教会博士 記念日』・・・『あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。』

2021-10-15 14:00:00 | 聖書。聖書勉強会。教会。日常の信仰生活。
10月15日。金曜日。快晴。

今日の金曜日も、
聖書100週間・聖書通読会。


      『聖書100週間・聖書通読会 旧約聖書おわりの会』 
   
 
         今日は、旧約聖書最終日
        ♡『旧約聖書おわりの会』♡
 

 今日のクラス内容は・・・
    
   ♡指導司祭による『旧約聖書の総まとめ』
     どのようなお話をしてくださいますでしょう。とても楽しみです。
   ♡参加者一人一人の発表
     聖書を読み始める前と今と比べると、
     次の三項目について自分の考え方どのような変化があったかを発表します。
     ①聖書について。 ②神に関して。 ③自分の信仰生活について。
        

    
 参加者のお仲間は、
 聖書通読が、一回目の方、二回目の方、三回目の方、私のような十四回目の者、といろいろです。
 私の娘は、10代の大学生時代の参加でした。
 1回目、2回目、3回目・・・
 10代、20代、30代・・・そして80代と、
 回数を重ねる毎に、 また 読む年代によって、
 聖書を読み解く時の心も、読む喜びも、変わっていきます。
 その変化が面白くて、感動するのです。


      今日は、対面クラスです。
      緊急事態宣言が出たため、今年の4月以来始まった『オンラインクラス』です。
      今日は、緊急事態宣言解除と、旧約聖書の終わりの会とが重なり、
         特別の『旧約聖書最終クラス』、
      ”顔を合わせたいですね!” ということになりました。

      マスクは二重で、ソーシャルディスタンスを保って、
      教会の一番広い部屋を開け放して、
         『対面クラス』です。
        来週からは又『オンラインクラス』です。


       今日は仲間の皆様と7ヶ月ぶりの再会が楽しみです。
                      感謝!感謝!



そして。

今日は10月15日。年間第二十八金曜日。

  『聖テレジア(イエスの)おとめ教会博士 記念日』
  

  1515年。スペインのアビラに生まれる。

    カルメル会に入会して優れた完徳の道を歩み、
    多くの神秘体験を得た。
    同会の改革に着士し、多くの苦難を味わったが、
    不屈の精神でそれを克服した。
    自らの霊的体験のもとづく優れた教えを収めた書物を著した。

  1582年。67歳。 アルパで死去。
     『毎日の読書』より

今年4月12日。 
教皇フランシスコは、イエスの聖テレジアの教会博士宣言から50年を記念して開かれた国際会議に
         『メッセージ』をおくられました。一部をご紹介します。 


  『この国際会議のテーマに、「卓越した女性」というタイトルが選ばれました。
    これは、かつて、聖テレジアの教会博士宣言において、
      時の教皇、聖パウロ6世が使った言葉です。
 
   確かに、聖テレジアは、あらゆる面で卓越した女性でした。
   しかし、忘れてはならないのは、この女性のすべての卓越性の秘訣は、
   彼女にとって最も重要であった一つの出来事に由来しているということです。
      すなわち、聖テレジアの優れた点のすべては、
   彼女が最も大切にしていたイエス・キリストとの親しい出会い
       の結果であったということです。
  
    聖テレジアにとって、キリストとの出会いがすべてでした。

       彼女は、このキリストとの一致を、
      祈りによって忠実に保ち続けました。

    イエスの聖テレジアは、確かに優れた女性でした。
    なぜなら、何よりもまず彼女は聖なる人でした。
       聖霊に対して忠実であった彼女は、
    キリストに一致し、神の愛に絶えず燃えていました。
  
    わたしたちは、変化の時代を生きているのではなく、
      いわば、時代の変革を体験しています。
    こうした意味で、
 聖テレジアが生きた16世紀の世界と、わたしたちが生きている今日の世界は
                 良く似ています。
    現代に生きるわたしたちも、
    聖女のように聖霊の働きに忠実に従うことによって、
    聖霊の力がこの世界を変えていくことができるよう、
         協力する必要があるのです。』


『今日の集会祈願』

 『全能の父よ、
  あなたはアビラの聖テレジアを聖霊によって導き、
    神との一致に達する道を教会に示してくださいました。
  聖女の教えを心の糧とし、
    聖性へのあこがれに目覚めることができますように。』


『今日の福音 イエスの御言葉』

   『そのとき、数えきれないほどの群衆が集まって来て、
       足を踏み合うほどになった。
     イエスは、まず弟子たちに話し始められた。
     

    「ファリサイ派の人々のパン種に注意しなさい。
         それは偽善である。
     覆われているもので現されないものはなく、
    隠されているもので知られずに済むものはない。

  だから、
  あなたがたが暗闇で言ったことはみな、明るみで聞かれ、
  奥の間で耳にささやいたことは、屋根の上で言い広められる。

       友人であるあなたがたに言っておく。
 体を殺しても、その後、それ以上何もできない者どもを恐れてはならない。
       だれを恐れるべきか、教えよう。
   それは、殺した後で、地獄に投げ込む権威を持っている方だ。
        そうだ。言っておくが、
        この方を恐れなさい。

    五羽の雀が二アサリオンで売られているではないか。
  だが、その一羽さえ、神がお忘れになるようなことはない。
それどころか、あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。
        恐れるな。
  あなたがたは、たくさんの雀よりもはるかにまさっている。」』
      ルカによる福音書 12章1-7節


    イエス様は、弟子たちに、※警告※するのです。

 ※ファリサイ派の人々の考え方に気をつけなさい。
     ファリサイ派の人々は、熱心な者とみられ、一般の人々に尊敬されました。  
     しかし、彼らは、形式を重んじる生活をし、彼らの行動は偽善である。
     
 ※ファリサイ派の人々に倣ってはいけない。
     彼らの考え方が、『パン種』のように社会全体に広がっているので、
     それに気をつけなさい。

 ※ファリサイ派の人々の教えと生活には矛盾がある。
     ファリサイ派の人々は、外面的な形式や規則を大切にしながら、
     心の中では、神への信頼をゆるがせにしています。
     人からほめられることを望んでいるのです。

 ※ファリサイ派の人々は、自分には罪がないと思っている。
     ファリサイ派の人々は、律法を知らない人を軽蔑し、差別します。
     ファリサイ派の人々は、律法を良く知っており、律法を守る彼らは、罪がないと思っている。
     しかし、彼らのその『偽善の態度』は必ず明らかにされます。現われます。
   

     イエスの弟子たちは、
     ファリサイ派の人々に倣うことなく、
     『イエスの教えと精神』を、証ししなければなりません。
     その時、
     ファリサイ派の人々は、イエスを迫害したように、 
     弟子たちをも迫害するでしょう。

          しかし恐れてはいけません。

    迫害されるときこそ、神は共に居てくださり、助けてくださいます。
    『あなたがたの髪の毛までも一本残らず数えられている。』
         ・・・程に、神様は何もかも知っていてくださいます。
    『神の言葉』には、力があり、人と共にいて、人の中で働かれます。


『今日のアレルヤ唱』

アレルヤ、アレルヤ。
 『主よ、あなたの慈しみが我らの上にあるように。主を待ち望む我らの上に。』
         詩編33章22節        アレルヤ、アレルヤ。


皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
今日は金曜日。『花金』です。一週間お疲れ様でした。
皆様の週末が、豊かで、楽しいことがありますように! お元気で!