10月17日。日曜日。雨。のち晴れ。
♭小さい秋みつけた~♭
『一枚の紅葉』
我が家のシンボル・ツリー『もみじ』
一枚だけが色づきました。
美しいです。
美しい自然。
一方、過酷な自然です。
この年になって、私の友人が難病と診断されました。
花々を愛し、書をたしなみ、俳句を楽しみ、
美しく清らかな日々を重ねてきた友人です。
信仰深く、清く生きてきた、今までの友人の生き様が、
難病となった彼女の今を支えています。
過酷な自然を受容し、
できなくなったことを悔やむことなく
今生かされている身に集中する。
人生はできることに集中することである。
と、彼女から学びます。
今日の私は、読書家の彼女のために、
『電子図書』を捜しています。
見つかりますように!♡♡
そして。
今日は10月17日。年間第二十九主日。
『今日の入祭唱』
『あなたを呼び求めます。神よ、わたしに耳を向け、訴えを聞いてください。
瞳のようにわたしを守り、あなたの翼の陰に隠してください。』
詩編 17章6&8節
『今日の福音 イエスの御言葉』
『そのとき、ゼベダイの子ヤコブとヨハネが進み出て、
『ヤコブ』 エル・グレコ作品 『ヨハネ』 エル・グレコ作品
イエスに言った。
「先生、お願いすることをかなえていただきたいのですが。」
イエスが、
「何をしてほしいのか」 と言われると、
二人は言った。
「栄光をお受けになるとき、
わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください。」
イエスは言われた。
「あなたがたは、自分が何を願っているか、分かっていない。
このわたしが飲む杯を飲み、
このわたしが受ける洗礼を受けることができるか。」
彼らが、
「できます」 と言うと、
イエスは言われた。
「確かに、あなたがたはわたしが飲む杯を飲み、
わたしが受ける洗礼を受けることになる。
しかし、わたしの右や左にだれが座るかは、
わたしの決めることではない。
それは、定められた人々に許されるのだ。」
ほかの十人の者はこれを聞いて、ヤコブとヨハネのことで腹を立て始めた。
そこで、
イエスは十二人を呼び寄せて言われた。
「あなたがたも知っているように、異邦人の間では、
支配者と見なされている人々が民を支配し、
偉い人たちが権力を振るっている。
しかし、あなたがたの間では、そうではない。
あなたがたの中で偉くなりたい者は、
皆に仕える者になり、
いちばん上になりたい者は、
すべての人の僕になりなさい。
人の子は仕えられるためではなく仕えるために、
また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである。」』
マルコによる福音書 10章35-45節
今日のイエスは、高い地位を望む使徒たちに、
『上に立つ者は、仕える者で、皆のしもべになる者である。』
と答えます。諭します。
まずは、
ヤコブとヨハネが、
『栄光をお受けになるとき、わたしどもの一人をあなたの右に、もう一人を左に座らせてください。』
と、イエスに頼みます。
すると、
イエスは、
『それは私の決めることではない。
それより、あなたたちは、イエスと同じように、苦しみをうける決心ができますか?』
と、おっしゃいます。
ヤコブとヨハネは、
イエス様の言われることの意味は分かっていなかったのでしょう。
簡単に、『出来ます』と答えます。
更に、
イエスとヤコブとヨハネの会話を聞いていた他の10人の使徒たちは、
自分たちも『偉い人』になりたい思いが強く、
ヤコブとヨハネに対して怒りました。
すると、
イエスはこの機会を逃さず、使徒たちを再教育します。
まず、イエスはご自分の『使命』について語ります。
『人の子は仕えられるためではなく仕えるために、
また、多くの人の身代金として自分の命を献げるために来たのである』 と。
イエスの弟子となりたい人は、
『偉い人』になりたい気持ちは棄てて、
『イエスに倣う生活』:『人に仕える生活』をするのです。
『偉い人』になりたい気持ちは、
イエスの弟子には、ふさわしくなく、かえって『妨げ』となるのです。
イエスは、使徒たちに、何回も、
ご自分の『使命』について話しました。
イエスの『御受難』です。
しかし、
イエスの生前には、使徒たちには理解できませんでした。
イエスの復活後に、聖霊の導きによって、
イエスと自分たちの『使命』を理解したのです。
使徒たちは、イエスに倣って、
人に仕える『受難』の道を全うしたのです。
『今日の奉納祈願』
『すべての人の父である神よ、
招かれた喜びのうちに、わたしたちはあなたのもとに進み出ます。
わたしたちのうちに、自分をささげる心がはぐくまれますように。』
皆様!
御訪問に感謝申し上げます。
木々の葉が少しずつ色づいてきました。
今日の秋の日曜日が、皆様にとって良い一日となりますように。 お元気で!