まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

おへそをしまいなさーい

2003年07月12日 21時31分00秒 | 日々雑感
子供好きの男性にとっては受難の時代であるなと思う。

世の中には性的嗜好とまったく関係なく単に子供好きな男の人がいっぱいいるはずだ。

しかし、だいぶ前からうかつに声をかけたり遊んだり出来なくなってるんじゃないかしら。

その点、女性に対して世間は信頼を寄せている。

女は本来、子供好きだという思い込みもあるだろうし、

実際、子供がらみの残酷な事件に関わること自体あまりない。

まあ、最近じゃ幼児虐待してしまう母親もいるから

女が子供に対して安全だという保障はないんだけど。

それでもやっぱり、女性は警戒されない。

今日も店で、四歳と二歳前とおぼしき姉弟と売り場で遊んでいたのだが

もちろんわたしが店員であるせいもあろうが、親は安心して

子供とわたしを置いてその辺に商品を見に行ってしまう。

わたしが悪い奴だったらどーするんだ。

これが男の店員だったらこうはいかないんじゃないかな。

なんとなく男は怪しまれる。

で、商品たたみながら遊んでいたら、弟の方がいきなり服をまくってへそを見せ始めた。

あらあら、と思ったらお姉ちゃんもワンピースをまくりあげてわたしにへそを見せる。

子供って、親が怒るとわざと卑猥な言葉を叫んだり、いきなり胸を触ってきたりする。

そう、子供って案外エッチなのよね。

はっきりとは分からないながらもエッチな雰囲気を感じて悪ふざけする。

理性や羞恥心が育ってない分、大人が困った顔見せると余計にふざけたりして。

時期が時期だけにわたしはちょっとうろたえた。

明らかに二人は自分で服をまくってるんだけど、通りかかった人に

わたしがやってるみたいに誤解されたら嫌だわ、困るわ。

「雷様におへそ取られちゃうわよ!」

古典的かつアナログにいさめてへそをしまわせたのだが。

やれやれ、厄介な心配をする時代である。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする