まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

アングリーなエブリデイ

2003年10月10日 18時47分00秒 | 日々雑感
衆院が解散してテレビでもニュースでも「マニフェスト」だらけ。

初めて聞いたとき「マゾヒスト」かと思ったよ。

どうして日本語で「政権公約」って言わないかな。

大体、世の中カタカナ語が多すぎるって。

バリアフリーだユビキタスだセカンドオピニオンだって。

語彙や表現力の乏しさ、あるいは話している内容のいい加減さを誤魔化すためとしか思えない。

うちの会社が、なにかっつーとカタカナ語使うのよ。

「数量を数えてくれ」といえば済むことを「カウンティングしてください」とか。

「モチベーションを明確に」とか。

「リードタイムの短縮のため」に至っては意味不明である。

役職も部長とか課長とか言えばいいものを「BB」「DM「SB」って、なんの略だよ。

外来語やカタカナを使ったほうがうまく伝わるときもあるのは確かだ。

だけど乱用すれば内容は分かりづらく、薄っぺらなものになる。

一体、こういう言葉をあとからあとから得意気に作り出しているのは誰なんだろう。

テレビも新聞もなぜかすぐに使いたがるし。

日本語もろくろく喋れない人が増えているというのに

この上、理解不能な外来語を増やしてどうしようっていうんだか。

こんなこと文句言わずに「グローバル」で「インタラクティブ」な「ビジョン」を

持たなければ「エンパワーメント」あるいは「インセンティブ」はあり得ないってことですかね。



コメント
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