二ヶ月ほど前からクレーンゲームに夢中だ。
一番ハマっていたのは20代の頃で、ちょうどUFOキャッチャーの出始めの頃だろうか。
アンパンマンやら、鉄腕アトムやらのキャラクターをずいぶんと集めた。
引っ越しの時に処分した苦い思い出があったのと単純にぬいぐるみが欲しいと思わなくなったので
たまにショッピングモールで見かけても(あんな大きなぬいぐるみ、家にあったら邪魔だろうに)と食指が動かなかった。
ところが、少し前にテレビでクレーンゲームの特集を見て、まんまと面白そうだと思ってしまい
久し振りにゲーセンに行ってみたら、これが見事に取れないのだ。
前はもっと簡単に取れたような気がする。
あと、以前は山のように積んである中からつかんだけど、今は1個か2個しか置いてないのね。
そんなことにも驚くほど久々だったのである。
今のクレーンゲーム、取れないねぇ、と同僚に話すと
「確率機は、確率が来ないと難しいですよ」と教えられた。
そうなのか。
本当のことは知らないけど、ある程度の上限が決まっていて
例えば3000円とか4000円分のプレーの後で、アームが強くなって取れるそうだ。
もちろん、確率が来なくても上手な人は、ずらしたりなんだりしながら取ることも出来るらしい。
こうなると、一度くらいは取りたくなるのがギャンブラーである。
わたしは結構ギャンブラーで、といっても別にパチンコも賭け事もしないのだけど
当たるかも知れないと、宝くじやナンバーズを買ってみたりする。
ガチャガチャも、欲しいものが出るかもという確実性の無さに惹かれてる部分が大きい。
ちょうどガチャガチャの、外れると欲しくないものが手元に残るという問題に悩まされていたので
失敗すれば何も手元に残らないというクレーンゲームの当たり前さに、新たな魅力を感じてしまったのだ。
そして初めのうちは闇雲にあっちこっちとゲーム機を移動していたのだが
そもそも100円や200円で取ろうというのが間違いで、
ひとつのものをじっくり何度か狙わないとだめなんだろうと気づいた頃、景品に出ているピカチュウを見た。
そんなに大きくないけれど、見るからにみっちりと重そう。
どうですかねー、と思いながらチャレンジすると、例によっていい感じにつかみ上げはするものの
期待に満ちたこちらの目の前で無情に落とすというパターン。
だが、落ちたところがシールドに近い。
あれ、これいけるんじゃない?
と思って続けるとシールドに頭が乗った。
これはもしかして。
最後、びっくりするほどがっちりつかんでたので
腕で取ったのか、確率とやらが来ていたのか分からない。
結局、500円で取りました。
でも、すごく嬉しくて。
それまで特に思い入れのなかったピカチュウが非常に可愛くなり
さすが世界のピカチュウだよ。
さあ、そこからがすごいんです。
オトナだから自制しないといくらでもつぎ込んでしまうのだけど
そこはしがない非正規労働者。
自制心の上にも自制心を重ねてゲーセンに通い始めたら
取れないときは全くとれないけど、取れるときは本当にすぐ取れるのだ。
ぽむぽむぷりんは300円で。
ちいかわの「うさぎ」は100円で。
すみっこぐらしのでっかいぬいぐるみ・ペンギン(40cm)は200円で。
腕がいいとは思わないので確率かと思うけど、確率としたならば
確率に当たる確率(?)が高くないか?
そしてすみっこぐらしのでかいぬいぐるみを取った4日後、
同じ機会に白クマが入っていたのでまあ、この前取ったばっかりだし・・・と
取れないつもりでやってみると、1回で取れてしまったのだ。
まずい。
このシリーズ、すごくでかいのだ。
まんまるで40cm。
部屋に置くとすみっこどころか真ん中ぐらしと言いたいくらい場所を取る。
じゃあ、なんでやったんだよと言われそうだけど
最近は取れなくても楽しいというか、取れなければ次は取れるかもという期待で楽しいというか
むしろ、取れずに落ちる様子を見るのが楽しいというか。
そういえば、パチンコの依存症の人が
「負けてるときから楽しい。なぜなら、これだけ負けてたら勝ったときにどれだけ嬉しいかと思うとゾクゾクする」と語っていたけど。
いやいや、それとは違いますよ。
でも最近、台を見てるだけで楽しいんですよね。
そのうち、100円玉見るだけで楽しくなるのかも・・・
一番ハマっていたのは20代の頃で、ちょうどUFOキャッチャーの出始めの頃だろうか。
アンパンマンやら、鉄腕アトムやらのキャラクターをずいぶんと集めた。
引っ越しの時に処分した苦い思い出があったのと単純にぬいぐるみが欲しいと思わなくなったので
たまにショッピングモールで見かけても(あんな大きなぬいぐるみ、家にあったら邪魔だろうに)と食指が動かなかった。
ところが、少し前にテレビでクレーンゲームの特集を見て、まんまと面白そうだと思ってしまい
久し振りにゲーセンに行ってみたら、これが見事に取れないのだ。
前はもっと簡単に取れたような気がする。
あと、以前は山のように積んである中からつかんだけど、今は1個か2個しか置いてないのね。
そんなことにも驚くほど久々だったのである。
今のクレーンゲーム、取れないねぇ、と同僚に話すと
「確率機は、確率が来ないと難しいですよ」と教えられた。
そうなのか。
本当のことは知らないけど、ある程度の上限が決まっていて
例えば3000円とか4000円分のプレーの後で、アームが強くなって取れるそうだ。
もちろん、確率が来なくても上手な人は、ずらしたりなんだりしながら取ることも出来るらしい。
こうなると、一度くらいは取りたくなるのがギャンブラーである。
わたしは結構ギャンブラーで、といっても別にパチンコも賭け事もしないのだけど
当たるかも知れないと、宝くじやナンバーズを買ってみたりする。
ガチャガチャも、欲しいものが出るかもという確実性の無さに惹かれてる部分が大きい。
ちょうどガチャガチャの、外れると欲しくないものが手元に残るという問題に悩まされていたので
失敗すれば何も手元に残らないというクレーンゲームの当たり前さに、新たな魅力を感じてしまったのだ。
そして初めのうちは闇雲にあっちこっちとゲーム機を移動していたのだが
そもそも100円や200円で取ろうというのが間違いで、
ひとつのものをじっくり何度か狙わないとだめなんだろうと気づいた頃、景品に出ているピカチュウを見た。
そんなに大きくないけれど、見るからにみっちりと重そう。
どうですかねー、と思いながらチャレンジすると、例によっていい感じにつかみ上げはするものの
期待に満ちたこちらの目の前で無情に落とすというパターン。
だが、落ちたところがシールドに近い。
あれ、これいけるんじゃない?
と思って続けるとシールドに頭が乗った。
これはもしかして。
最後、びっくりするほどがっちりつかんでたので
腕で取ったのか、確率とやらが来ていたのか分からない。
結局、500円で取りました。
でも、すごく嬉しくて。
それまで特に思い入れのなかったピカチュウが非常に可愛くなり
さすが世界のピカチュウだよ。
さあ、そこからがすごいんです。
オトナだから自制しないといくらでもつぎ込んでしまうのだけど
そこはしがない非正規労働者。
自制心の上にも自制心を重ねてゲーセンに通い始めたら
取れないときは全くとれないけど、取れるときは本当にすぐ取れるのだ。
ぽむぽむぷりんは300円で。
ちいかわの「うさぎ」は100円で。
すみっこぐらしのでっかいぬいぐるみ・ペンギン(40cm)は200円で。
腕がいいとは思わないので確率かと思うけど、確率としたならば
確率に当たる確率(?)が高くないか?
そしてすみっこぐらしのでかいぬいぐるみを取った4日後、
同じ機会に白クマが入っていたのでまあ、この前取ったばっかりだし・・・と
取れないつもりでやってみると、1回で取れてしまったのだ。
まずい。
このシリーズ、すごくでかいのだ。
まんまるで40cm。
部屋に置くとすみっこどころか真ん中ぐらしと言いたいくらい場所を取る。
じゃあ、なんでやったんだよと言われそうだけど
最近は取れなくても楽しいというか、取れなければ次は取れるかもという期待で楽しいというか
むしろ、取れずに落ちる様子を見るのが楽しいというか。
そういえば、パチンコの依存症の人が
「負けてるときから楽しい。なぜなら、これだけ負けてたら勝ったときにどれだけ嬉しいかと思うとゾクゾクする」と語っていたけど。
いやいや、それとは違いますよ。
でも最近、台を見てるだけで楽しいんですよね。
そのうち、100円玉見るだけで楽しくなるのかも・・・