まりはな屋

地方都市で、清貧生活  

難しいのう

2022年02月05日 17時27分40秒 | 日々雑感

休みの日に、普段は見ていない連ドラの再放送を見るともなしに見ていたら

「侍は見返りなんか求めへんねん!」という子供の台詞に

思わず涙ぐんでしまった。

わたしだって、そう言いたいもん。

侍じゃないけど。

誰かを助ければ誰かに助けてもらえる、とか

人を大事にすれば人から大事にしてもらえる、とか

ワンフォーオール、オールフォーワン、とか

そうあって欲しいなあ、とか良い言葉だなーと思うけれど

うそだもん。

うそは言い過ぎだけど。

助けてもらえる人は、いつでも助けてもらえて

助けてって言えない人は、もっと人に甘えたらいいのにとか

一人で頑張らないで、なんて言われた上に結局助けてもらえなくて。

人を助けることができる人間でいたいと思っていても

全く見返りを求めないなんて善行は出来なくて

それに気づいたときに

わたしは汚れちまったのだって悲しくなる。

でも、ぐさっときたなあ。

「侍は見返りなんか求めない」って。

 

 

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個人差

2022年02月04日 22時24分26秒 | 鬼滅

昨日の続き。

女子高生から見て50代が「おじいさん」かどうかは

個人差があると思う。

若く見える50代もいれば、落ち着いて見える人もいるわけだし。

そして、自分の父親と同じくらいなら「おじさん」だけど

それ以上に見えると「おじいさん」ということもあるのでは?

という女子高生側の個人差もありそうだ。

ただ、若いときほど年の差は大きく感じるもので

小中学生の頃は、1歳違っても年上感が強かったし

中学生の頃、大学生は「おじさん」だとさえ思っていた。

だから「鬼滅」の中で善逸や伊之助が

最年長の悲鳴嶼さんはまだしも、宇随さんや不死川のことまで

「おっさん」呼ばわりするところに共感を覚えつつ、笑ってしまうのだ。

みんな若いけど善逸たちから見たらずっと年上なんだもんね。

でも義勇や伊黒は、おっさん扱いされてない気がする。

見た目か?

威圧感か?

 

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いずれ、そんな日が

2022年02月03日 21時47分18秒 | 日々雑感

新聞で、女子高生から席を譲られたことが書かれたエッセイを読んだ。

書いた人は50代半ば。

女子高生から見れば、自分は「おじいさん」なのだ・・・

淡々と書かれていたけれど、少なからずショックを受けている様子。

わたしの職場の20代の子だって「50歳くらいのおじいさんが」なんて口にするんだから

女子高生からしたら、30代だっておじさんだと思うよ。

ずいぶん前に、60代くらいの女性に席を譲ったことがある。

お年寄りだと思ったわけではない。

ただ、少なくとも自分よりはずっと年上だし

若者だったわたしが彼女を立たせておくわけにはいかないと思ったのだ。

「よろしければどうぞ」

声をかけたときの彼女の形相。

驚きと言うよりも憎悪に近い表情だった。

若さも善意も、残酷なのだ。

それからわたしは、明らかに譲った方がよい人にだけ声をかけるようになった。

いずれ譲られる立場になったとき、やっぱりショックを受けるだろうか。

「ありがとう」って座れるだろうか。

 

 

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一度は

2022年02月02日 22時33分02秒 | 日々雑感

テレビで「しみこんにゃく」を見て

食べたことないなーとつぶやくと、母親が

「わたし、こんにゃく嫌いだから」

そうだった。

子供の頃、食卓にこんにゃくが上がったことはなかったので

初めてこんにゃくを口にしたのは12歳の時だった。

お祭りかなにかで食べた、おでんのこんにゃく。

「親ガチャ」なんて言葉は穏やかじゃないなーと思うけど

育つ環境で、食生活は全く違ってくるのだろう。

ちなみに、しみこんにゃくは食べてみたい。

 

 

 

 

 

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