柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

2010年UK旅行 8

2010-07-13 | UK旅行
エディンバラには、とても有名な犬がいます。

グレートフライヤーズ・ボビーというスカイテリアです。



ご主人の亡くなった後、14年間もご主人のお墓のそばで暮らしたそうです。



このボビーの像のすぐそばに、「グレーフライヤーズ・ボビー」という名のパブがあります。

墓守をするボビーに、餌をあげていたそうです。

また、飼い主のいない犬は処分されなければならない法律があったそうですが、

当時の市議会で、ボビーは市議会が飼い主となり、命を助けられたという話です。

忠犬ボビーと、やさしい人々・・・心温まる話ですよね。

 エディンバラで、

目覚めたら、目の前にそびえていた、スコッツモニュメント。

2百数十段の階段で、上に登れたそうですが、挑戦しませんでした。

 朝も夜も、

高くそびえていました。

 遠くからも、

よく見えて、迷子になっても、ここを目指せばホテルに帰れる目印でした。

(ところで、J・K・ローリングが、ハリーポッターの最終回を執筆したのは、写真の時計台のあるホテルだとか)



スコッツモニュメントのすぐ後ろの、低くなった土地に、広い公園がありました。

海に近いので、カモメも飛び交う公園でしたが、



ここは、昔、大腸菌のうようよいる沼?池?だったそうです。

そして、魔女狩に利用されていたそうです。

魔女と目された女性は、右手の親指と左足の小指、左手の親指と右足の小指を縛られ、

この沼に落とされたそうです。

その結果、死んだ女性は、魔女ではないと考えられ丁重に葬られたそうです。

死ななかった女性は、魔女と判断され、火あぶりの刑に処せられたそうです。

・・・なんだ、どちらにしても死が待っているんじゃないですか。


寒くなってしまいました。

 寒いといえば、

6月のエディンバラはかなり寒くて、

ガイドブックによれば、セーターが必要と書いてありましたが、

まさにその通りで、バラもやっと一つ咲いているのを見つけました。



公園の中や、外の道路には、たくさんのベンチが置いてありましたが、

夜は、ちょっと寒くて座ろうという気にはなりません。

このベンチ、寄付した人の名前が書いてあるのですよ。

木製のベンチが、たくさんあるのって温かい感じがしますよね。

 ところで、

夕食後、街を歩いていたら、路面電車に出会いました。

でも、残念・・・この路面電車に乗れるのは、2012年からでした。

ただいま運転試験中です・・どうりで、道路にあまりレールが無いと思いました。


ユネスコ世界遺産のエディンバラは、心に残る街でした。

いつか、また訪れることがあったら、路面電車にもぜひ乗ってみたいものです。


コメント
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