柿の実

旅のこと、大好きな猫のこと、おいしい食べ物のこと、
日々の諸々をつづりたいと思います。

市民会館

2008-08-29 | ウィーン・プラハ旅行
火薬塔のすぐ近くにある「市民会館」は、
1911年に建てられた、アールヌーボー様式の美しい建物です。

「プラハの春音楽祭」やチェコ・フィルのコンサートが行われる
ガラスドームの「スメタナホール」が一階にあります。

市民会館の建物は、新しいと感じたのですが、
(アールヌーボーと言うのですから、当たり前と言えば当たり前ですが・・・)
社会主義政権下で、荒廃していたのを、
1997年にリニューアルして、甦ったのだそうです。

プラハの春音楽祭は、このホールで、
スメタナ作曲「我が祖国」の全曲演奏で、幕を開けるのだそうです。

次回は、プラハの春音楽祭の時期に、チェコを訪れたいものです。

火薬塔

2008-08-28 | ウィーン・プラハ旅行
旧市街広場の近くには、歴史的な建物がたくさん建っています。

いえ、プラハの町全体が、歴史的なのかもしれません。

この写真の建物は、「火薬塔」と言います。

11世紀に町の門として建てられた当初は簡素なものだったそうです。

15世紀に高さ65mのゴシック様式の塔に建て替えられました。

17世紀に、ロシア軍に攻め込まれた際、

火薬庫として使用されたため、現在でも「火薬塔」と呼ばれています。

かつては、戴冠パレードが行われた「王の道」の出発点にもなっています。

旧市庁舎 3

2008-08-27 | ウィーン・プラハ旅行
旧市庁舎の天文時計は、毎正時になると、

骸骨が、縄を引いて小さな鐘を鳴らし、左手の砂時計を逆さにします。

一番上の窓が開き、12人のキリストの使徒が登場します。

12人が一回りすると、鶏が鳴いて鐘が鳴ります。

骸骨は死神、楽器を持った男は煩悩、鐘の青年は虚栄、
金袋を握った男は欲をそれぞれ象徴しているそうです。

この美しい天文時計は、ほぼオリジナルの形で
600年近い歳月を刻み続けています。

あっと言う間に終わってしまう、毎正時のイベントでしたが、
窓の中のキリストの使徒の写真を撮ることができて、
大満足の柿の実です。


旧市庁舎 2

2008-08-27 | ウィーン・プラハ旅行
この天文時計の下の暦板は、

旧市街の紋章を真ん中にして、周りを星座が取り囲み、

さらに12ヶ月を、ボヘミアの農民生活で表わした絵が取り囲んでいます。

上の天文時計は、

地球を中心に太陽が回る、天動説に基づいて造られ

年月日、時間、日の出日の入り、月の入り、月の出を表わしています。






旧市庁舎 1

2008-08-27 | ウィーン・プラハ旅行
旧市街広場の南側に、広場のシンボル的存在
旧市庁舎があります。

南側外壁にある天文時計がその象徴です。

1410年に造られ、1490年に修繕された、この天文時計は、
毎正時になると、仕掛け時計が動きます。

これを見ようとたくさんの観光客が集まり、
毎正時近くには、ラッシュアワーのようになります。

柿の実も、バッグに気を付けながら、
頑張って写真を撮りました。

旧市街広場

2008-08-25 | ウィーン・プラハ旅行
旧市街広場に立つと、目の前にフィアカー(馬車)が並び、
広場の真ん中にはヤン・スフ像が立っています。

広場の向こう側に、やはり美しい2つの塔を持った教会が建っていました。
2つの塔の間には、金の聖母マリア像が掲げられています。
この教会は、ティーン教会と言い、
百塔の町の中でも、最も美しい建物と言われているそうです。

旧市街広場は、1621年の反ハプスブルグ家のチェコ貴族27人の処刑や、
1918年の国家独立要求デモなど、歴史的な舞台にもなっています。

そんな、歴史的な場所に立っているだけでも
気持ちが引き締まるような感じを持ちました。

聖ミクラーシュ教会

2008-08-25 | ウィーン・プラハ旅行
4月18日(金)・・・何と!4ヶ月以上前の話です。

プラハ、2日目を迎えた柿の実達は、旧市街広場へ向かいました。

美しい教会に目がとまりました。
この教会は、地下鉄の駅を出て、旧市街広場に向かうと
広場の入り口に建っていました。

2つの塔を持つ、バロック様式の建物です。

音響がとてもよい教会だそうで、
この日も、入り口にコンサートの予定が書かれてありました。

国立博物館

2008-08-13 | ウィーン・プラハ旅行
魔笛を見終わると、夜はすっかり暮れていました。

国立歌劇場の隣に建つ、国立博物館も

美しくライトアップされていました。

プラハの旅も、残すところ翌日1日となりました。

魔笛を観た、翌々日には、日本に出発なので、

ウィーン、プラハ旅行記もあと少しで終わるのですが、

柿の実は、今夜からまた、信州の「ヴィラムジカ」へ出掛けます。

明日から、ブログはしばらくお休みします。

ごめんなさい。



魔笛 2

2008-08-13 | ウィーン・プラハ旅行
魔笛は、とても有名なオペラですし、

柿の実は、日本で一度観たことがあるので、

ストーリーを知っていましたから、

ドイツ語も、チェコ語も関係なく、オペラを楽しみました。

オペラの演奏中は、撮影禁止なので、

この写真は、カーテンコールの写真です。