脳と発声のリハビリ

今年も市の文化祭で影マイクナレーターを頼まれ、先日本番がありました。

今年は本番の前日にも出掛ける用事があり、かなり前から原稿を読む練習をしました。

昔に比べ、口も回りにくくなっていますし、きっと唾液の分泌量も少ないのでしょう。

一夜漬けで本番に臨むことは無理になりました。

何回も原稿を読み、頭の中に内容を消化して初めて安心してマイクの前に座れます。



本番当日は、緞帳の上げ下げにも気を配り、緊張した数時間を過ごします。（演奏会が四時間半です。）



舞台の袖で、マイクと向き合い垣間見える舞台の様子で緞帳の上げ下ろしをするのです。

年齢的にも一度お断りをしようと思ったことがありましたが、

これがあることで声を出す頭を使う…いつもと違う作業をすることは大切なことだと

気持ちを切り替えて続けさせてもらっています。

「来年も予定を入れないで」とお願いされることは有難いことだと感謝しています。