УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

乙女の祈り・・・

2010-07-14 20:47:20 | 日記
兵庫・宝塚の自宅放火事件 中3長女と同級生を逮捕(朝日新聞) - goo ニュース

この事件、チラッと読んだ時に、「あ、あれ、あの映画の話!!」って思いだしたのが「乙女の祈り」という映画。
1994年公開のニュージーランドの映画で、監督があのピーター・ジャクソン!!
この映画で、それまでカルト系キワモノ路線であった(爆)ピーター・ジャクソン監督は、ヴェネチア映画祭銀獅子賞を受賞したのでありました。
でもって、「タイタニック」で一躍ブレイクしたケイト・ウィンスレットで、なんとこの映画がデビュー作だという!!
当時から、かなりオーラがありますね、彼女!!

で、この映画も、実は実際にあった事件を元としており・・・
想像好きで物静かな少女ポーリンは、学校でも家庭でも浮いた存在であると自身で思っていたが、ある日、イギリスから転校してきたジュリエットに出会う。
勝ち気でキッパリした性格でやはり周囲から浮いてしまうジュリエットとポーリンは意気投合し、親友となる。
そして、空想好きなポーリンの作る物語にジュリエットも引き込まれ、二人だけの世界に没頭していく。
同性愛?と彼女達を心配した大人達は二人を引き離そうとしたのだが・・・
という話です。
で、ネタバレになってしまうけど・・・
離れたくない二人は、互いを引き離そうとする大人さえいなければずーっといっしょにいられる!!と、親殺しを計画し、実際にポーリンの母親を二人で撲殺してしまうのでした。
この映画は、その事件を犯人である少女二人の視点から描いており、殺人・親殺しをするに至った過程が、判ってしまうというか(笑)何故、彼女たちがそうしたか?っていうのが結構素直に理解できてしまうところが恐ろしい映画でありました。
でも、美しいんですよ~、後の「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの片鱗を感じさせるところもチラホラあったりして。
友達、友情っていうのはとても素晴らしいし、大切で何物にも代えがたい物である、という点とその半面、半社会的行為がより増強されたり、という事もあり、でもそれも同じく真の友情であって、根源・根っこは完全に同じなんだけど、その表現が社会的に良しか悪しか?の違いだけである、っていうのがこの映画ではよく判る感じでございました。

今日のTOPの写真は、もう巣立ち間近なツバメの雛。
みてくれは親とほぼ同じだけど、まだ鳴き声は雛雛しています。
コメント
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