コメットさんにも華がある
川原泉さんの新作。
久々に買った、というか読んだなぁ～、この前シリーズにあたる「レナード現象には理由がある」は、職場の同僚から貸していただきました～♪
特に、マンガ好きとか、白泉社系が好き、とか、そーいうネタを話した覚えはないのですが(←私が忘れてるだけかも・・・)ある日突然、「なんか雰囲気が似てるから読んでみて♪」と、貸してくれたのです(笑)
いや、まぁ、確かに川原泉の「花とゆめ」時代のコミックスは初版で全部持ってますけどね(爆)
この人のマンガは、わりと「同じ舞台の使い回し」という傾向があるのですが(爆)このシリーズもまさしくその傾向で、毎度おなじみという感じの、全国でも超有名な進学校を舞台とした、恋愛マンガ・・・うーむ、というのにはかなり(爆)抵抗がありますが、まぁ、とりあえず、その高校に通う女の子と男の子がとある偶然から互いに親しくなって、恋に至る・・・かもしれないその寸前まで、という感じのマンガです。
しかし、さすが川原泉だけあって、その偶然がとにかく他の学園マンガとかではありえない発端で(爆)
例えば・・・自縛霊が見えてしまうけどあんまり気にせずに同居している少女＆超高級な守護霊を持つが自覚のない新任教師とか、両親が夜逃げしてしまい超ビンボー生活に陥っている少女とすげーお金持ち企業グループのTOPの息子とか、最初は男子生徒だと間違われていた女子とか、表情がない少女と俳優と二足草鞋生活の少年とか、とか。
大体の傾向としては、女の子の方がわりと一般的にはハンデがある傾向の境遇にいるのだが、あんまりそれを気にせずそれなりに適応してしぶとく生きている、男子の方はわりとフツーかやや上に見えるけど実は弱点と自分で普通以上に気にしていたりするところがあって・・・という感じのペアですな。
まぁ、大きな展開的には「いつも同じ」感じなんだけど、それなのに楽しく読める・・・っていうのは、ワンパターンで安心して読めるから、っていうのとはまた違う。
なんんつうか、最後はめでたしめでたし、は判っているし、そこに至るまでに起承転結があるのも途中で谷があるのも判っている。
それなのに、その谷とかがフツーでは予想のつかない設定、展開となり、さらにそれが力技は力技でも、なんか判るというか、違和感がないというのか(爆)
ようするに、「少女マンガの恋愛話」であるはずなのに、なんかどこかがヘンなのですね～(笑)
そして、結局はこのマンガ、というか川原泉マンガ全般に言えるんですが、カッコいいお金持ちのイケメンと「恋愛」関係になったから幸せ、ハッピー♪ではなく、自分が自分である事を(男女それぞれに)認めて、判りあえる相手と知り合えたこと、これが幸せなんですね～。
・・・破れ鍋に綴じ蓋、って事ですな、要するに。
それによって、読者の方も、なんだかホッと幸せになる、っていう感じかな～？
それにしても、なんだか、以前と比べると、ネーム(セリフの文字)量がちょっと減ったかな？という気がしますが、どうなんだろうか～？
まぁ、普通のマンガと比べれば多いんだろうけど。
ねこしつじ・2
2っていうからには1があるはずなんだが、まだ読んでません^_^;
たまたま、本屋で「くるねこ」の横にあったので、「ま、いいか、桑田乃梨子だし。」という事で購入。
この作者も、白泉社系ですな、そーいえば。
でもって、この本は半分は実話本という感じ。
飼い猫とマンガ家とのほのぼの・・・は、ほのぼの、なんだけど桑田乃梨子作だからな～(笑)
妄想と思いこみ入りまくりで、この作者らしいでございますよ～、って読んだ事ない人には判らんよな～。
そーいや、なんかのコミックスの巻末おまけマンガで、「ネコ拾って(というか押しつけられた、だったかな～？）飼い始めました!!おバカネコです。」みたいなのを読んだ覚えがあるけど、そのネコが早くも12歳(だったか?)ですか～。
時の経つのは早いなぁ～・・・
私は、「卓球戦隊ピンポン5」の、ヒレツイエロー・山吹君が好きだったんですよ～、と、某所で桑田ファンに語ったら「変わってますね～」と言われましたよ、ええっ!!(爆)
山吹 真理（やまぶき しんり）
二つ名は「ヒレツイエロー」。ラケットの名前はサンライズイエロー号。ある程度の実力の持ち主だが、清く正しく試合をするよりも、「いかに卑怯な手で勝つか」「いかに相手を陥れるか」を楽しむ男。中学時代は相手チームのマネージャーを使って下剤入りのスタミナドリンクを飲ませ、それが判明して失格になったという経歴がある。本編でもボールのすり替えなどで相手を陥れている。
相手の弱点を集めた「山吹メモ」を持っているが、徐々に石黒をからかうための手段と化している。 From:Wiki
