УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

すみだ水族館でダイオウグソクムシたん

2016-01-26 16:57:14 | グソクムシ&水族館
昨日から今日にかけて、東京のスカイツリーに行ってきたよ。
根元を素通りしていた事は数回ありますが、今回は初めて、「目的地=スカイツリー」っていうのをやってきました。
と言っても、一番の目的はスカイツリーそのものっていうよりも、ここのソラマチっていうのか、スカイツリー商店街内にある「すみだ水族館」に行くことだったりしましたが。
すみだ水族館は、マンガ「水族館で働くことになりました」この舞台になってた水族館なんですね~。
ここの水族館の特徴(?)は、なんと夜の9時までやってる事!
水族館とか動物園とかっていうか、美術館でもそうだけど、夜遅くまでやってる施設はなかなかないんだよね。
大体、5時か6時で終了。
夏休みとかで時々「夜の水族館」的にイベントがあるときもあるけど、こういう風に常時夜遅くまで営業している水族館は珍しい。
ってわけで、まずは夜に一回、昼間に一回、という感じで二日連続で見てきました。
ここって、年パスがありまして、そのお値段が、ちょうど二回分の通常料金=年パス料金なんですよ。
二回いけば、とりあえず元は取れる!というわけで。
三回目に一年以内に行ければ、完全に黒字!なんですが、どうかなぁ~・・・
ってわけで、まずは夜の水族館。
すっかり暗くなった夜の7時頃にまず行きました。

まず入って気づいたのは・・・
この水族館は、アロマを使ってる!っていう事です。
おぉ、これは珍しい・・・というか、こういう香りって結構好みとか対応力に個人差が多いので、「誰でも抵抗ない香り」ってなかなか難しいだろうなぁ、と思いつつ・・・
でも、しばらく水槽見てるとすぐ分からなくなりますがね~鼻が慣れて。


水族館のシンボルというか、ロゴマーク的に使われている印でございます。


入ってすぐは、水草と淡水魚たちの水槽。
いわゆる「熱帯魚」でございますが、水槽に二酸化炭素を添付しているとかかつ明るくて、水草はとても綺麗です。
そして、魚数も多い。
大体、こういう水草水槽って水草が主役で魚は脇役、的感じが多いけど、ここでは両方とも立派に主役を張ってるな~という感じ。
なんとなく、素人的には酸素が水中に多い方が魚にとってはよいように思えたりもするんだけど、二酸化炭素を増やすことで水草の発育や光合成がより促進されて、結果として魚にも有益という事なんだろうなぁ。


まるで草原ですね~。


お次はクラゲ水槽。
メインはミズクラゲ。




これはイソギンチャクだけど^_^;
このクラゲ水槽のすぐ裏側は、研究所、ラボになっていて、クラゲの繁殖とか管理を実際に飼育係さんが行っている様子が見られるそうです。
まぁ、常時やっているわけではないでしょうがな~。

そして、すみだ水族館なので、墨田川とかに縁が深いわけで。
というわけなのか、この水族館は「江戸色」が強いのも特徴かな~?

江戸、といえな浮世絵、ってわけで、こんな展示が。


実際に浮世絵で書かれた魚の絵と、


本物をいっしょに見比べられるようにしている展示。
しかし、夜行ったせいか、ここ薄暗くて写真まともに撮れなかった・・・


で、江戸といえば金魚!(なのか?)っていう感じで、金魚の展示もあり。
江戸時代に品種改良された金魚たちの展示です。
TOPの写真の金魚は、江戸錦。
なんか、ビクニンみたい。






こちらは、チンアナゴの林^_^;
四種類のチンアナゴ系がいまして、ちょうど飯時だったので、皆、めいっぱいに体を伸ばしておりました。
以前は、このチンアナゴ系といえば性格がとても臆病で、人の気配を感じると砂に潜って全然出てこないので、苦肉の策としてマジックミラーを使っての展示とかをしていたように思いますが、ここのはわりと動じないですね~。
でも、翌日の昼間に行ったらちょうど遠足というか課外授業の小学生団体が来ていて、彼らがどどどーっと走り込んできたらその途端、皆砂に潜ってしまったのでまぁそれなりに警戒心は強いのであろう。
彼らは別にガラスをドンドン叩いたっていうわけでもないけど、きっとバタバタ走ってきたその振動が伝わったのかも。


これはモヅ子ちゃん。(セノテヅルモヅル)


翌日見に行ったら、場所移動していた~。
海藻みたいだけどれっきとした動物でございます。
しかし、展示名が無かった・・・


大水槽前にて。


で、魚系以外にはマゼランペンギンとミナミオットセイが飼育されています。
しかし、夜行ったときは皆寝てる、というか照明がかなり落とされていて写真無理状態。
で、翌日に昼間に行ったときは、なんとカメラが故障してましてT^T
日頃の行いでしょうかね~・・・
スマホ画像なんでこんな程度です、ペンギン・・・
で、昼間に行ったときはちょうどご飯タイム!でして。
しかし、まぁこれが戦争ですよ!
実際に直接魚を与える人と、外から観察して記録したり、指示する人と別れております。
一羽、一羽にちゃんと行き渡るようにやってるのですが、これがすごい。
「◎◎食べました!」「▼▼が××のを横取りしました!」「あと、△△が食べていません、どこにいますか?」とかと、連絡を取り合いつつやってます。
その間にも、ペンギンが怒涛の攻撃!!で、魚を奪い取ろうとしている!
なんか、ゲームみたいっていうかね~。
しかし、かなり大量の数の個体識別をして、チェックしているのですから、かなり大変っていうか熟練の技!ですね
オットセイの方は、全然写真無理でした。

全体的に感じたのは、この水族館はかなり「大人向け」という感じです。
でも、それは解説が難しいとか、マニアックな面が強い、という事ではないんですな。
私は、個人的に水族館とかにいくと「水族館から何かを得よう」っていう感じになって、新しい発見を求めたり、知識を求めたりする傾向にあります。
わりと、「得るものを求める」っていう感じ。
でも、この水族館は「何かを忘れて置いてくる」事の方に主眼が向いているような気がしました。
日常の仕事やら生活やらのゴタゴタを一時的に忘れて、水の世界に身をゆだねて・・・
で、特に何かを学ぶとか得るとかっていうよりは、何かを忘れてリフレッシュしてまた日常に向かうため、っていう印象。
夜遅くまでやってる、というのもそういう傾向、大人向けっていう印象なのかもしれませんね。
個人的には、もっと説明が欲しいとか、POPに個性が欲しい!とかと思うは思うのですが、都会の東京の街中の水族館でもあり、そういった「何か」を求めるというよりも「何か」を忘れるための施設なのかもね~と思ったりもします。
これだけ、日本中に水族館が沢山ある現状では、確かにそういう施設があるのも「アリ」かな?という気がする。
その人の好みとかその時の状況に応じて、単に「水族館」ではなく、「こういう水族館」という選択肢で見に行ける・・・っていうのも、水族館数が多い日本だからこそかも
あ、年パスだと館内で本来350円くらいのコーヒーが100円になるよ!

で、もって、ここにもいましたいました!!


どぉぉ~んっ!!!




公開しているのは四個体のようでした。
しかし、今まで見てきたダイオウグソクムシに比較して・・・
水槽が大きいっ(爆)
いや、高さというか深さがあるんだよね~。
水温はそれほど低温、でもなさそうでした。
まぁ、今の時期寒いからねぇ~。


ここからは、翌日の画像。
うーむ、あんまり位置変わってないねぇ~、まぁダイオウグソクムシだからな。
で、ここのは尾(?)部分にマーキングして個体識別している模様でした。






「水族館に今日は行くぞ!!」って鼻息荒くして行くよりも、「今日は仕事早く終わったからちょっと一息つくか。」で、水族館に行く・・・
そんな感じのところでしたね。
照明も暗めで、おしゃれで落ち着いた感じでした(写真は撮りにくいがね~)
コメント
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