昨日のニュースだったか・・・
クジラの上に人 写真コンテストの賞を取り下げ
北海道立オホーツク流氷科学センターが募集していた「オホーツクの四季」をテーマとした写真コンテストの最優秀作品に、浜辺に打ち上げられたクジラの死骸の上に乗って、ポーズを取っている男性の写真がグランプリを受賞した、はいいが、それが大不評で大炎上!!
で、受賞を取りやめて、センターが陳謝、という自体になったらしい。
これが、なんと新幹線でのニュースでも出ていましたよ~。
しかし、恐ろしい事に、その写真を最優秀賞に選んだ審査員のコメントが・・・
「クジラは生きていると思った。
その上に乗っかるなんて勇気があると思ったし、感動したので選んだ。
それが冒瀆と言われると何と言っていいかわからない」
・・・ひぃぃぃ~、私しゃ、あんたの感性というか常識の方がわからんよっ!!って思いました。
生きてる、って事は浜辺にクジラが打ち上げられて、今まさに瀕死の状態って事だよね?
その死にかけている生物の体の上に、70Kgくらいの人間が土足で乗って踏みつけてる、そのどこが「勇気」なんでしょうか???
どこに「感動」するんでしょうか?
わ、わからん・・・いくら芸術とか言われても、理解出来ませんね~これは。
人間の傲慢さ、愚かさ加減に「感動した」っていうなら判るけどね。
人間として、「何か忘れてきていませんか?あなた??」と、聞きたい。
これが、もし「牛」の死体の上で撮られた写真ならどうでしょう?
「ゾウ」の死体の上だったら?
大きな「犬」の死体の上だったらどう?
「人間」の死体の上だったらどう?
何故「クジラ」ならいい、って思うの?勇気だと思うの?理解出来ないなあ~・・・
このニュースに対して、いろいろ意見はあるけど90%は「傲慢」「不愉快」という批判意見であった。
残りの10%のうちの3%くらいは「別に不快に思わない、もう死んでるから」みたいな意見。
1%くらいは「散々動物殺して食べてるのに、クジラだけ特別視して、また~」的な不快感。
しかし、私はこういう人にはこう言いたい。
「食べ物で遊ぶな!って、教えられなかったかな?」と。
別に食べる食べないは関係ない、食べ物は動物植物問わずに生命を頂くという事、その生命に対する敬意の問題であるから、これは完全に論点がずれていると思う。
残りの6%は、まさしく「反対のための反対」って感じ。
批判意見がほどんどだから、皆と同じ意見なのがイヤ!!って言いたい人々ね(苦笑)
批判のための批判、オレは皆と違うぞ、って言いたい人々っていう感じね。
これもまぁ、ほっといていいと思う、自分の意見を述べるのではなく、なんでもとりあえず大勢には反対します、っていうイギリスに対するフランスお兄さんみたいなもんだからな(爆)
別に、自分の意見が皆と、大多数と一致していようとしていなくてもそこには関係ない、「自分の意見」を持つ事の方が大切だと私は思うけどね。
そりゃ、自分の意見に他の人が賛同してくれる方が反対されるようりも嬉しいけどさ。
しかし、この女性審査員の写真家、彼女が撮った写真を見てみたいもんですねぇ~、ホント。
どんな素晴らしい写真を撮ってるんだろうかねぇ~??
でもって、江ノ島の話です。
江ノ島って私的な印象だと、どちらかと言えば昭和的な、やや昔、レトロ的な観光地、お隣の鎌倉が結構今では渋くてだけどおしゃれでカフェとかが似合う古都だとすると、江ノ島は団体観光客が団体客向きな食堂的レストランで一斉にお昼を食べる、という感じだと思っていましたが・・・
す、すいません、かなり若い年代の観光客が多かったですね。
まぁ、観光客っていうよりも「春休みだし、とりあえずお友達と(またはデート)できてみました、予算も交通費もそんなにかからないし」っていう感じの層が多かったなぁ。
これが午後の5時頃。
これじゃ、とてもじゃないけど歩けないし、写真も撮れない・・・
ですが、翌日の朝8時前・・・
使用前、使用後って感じですかな?
なんか、浅草の浅草寺を思い出したなぁ。
あそこも朝一は、お掃除している地元の方とか犬の散歩している人しかいないのに、昼になると全く歩けないくらいの人ごみだからなぁ。
っていう感じで、島内歩きに出発。
結構階段、坂が多いのでやはり歩きやすい靴が必須です、エスカレーターも有料であるけどね。
で、私が江ノ島行ったのはやはり「ネコ」ですよ「ネコ」
江ノ島って「ネコ島」でもあるんですよね。
ってわけで・・・
混雑していた昼間にも見かけましたが、やはり朝の人がまだ少ないうちの方が沢山会えるし、写真も撮れるよぉ~っ!!!
っていうか、本当に多いねぇ、江ノ島ネコ。
しかも人を恐れないというか警戒してないのだ、あまり。
うちのネコより触れる、ってどういう事でしょうかっ!!!!
うちのネコたちの触れる率って、現在1/3くらいなんだけど、江ノ島ネコは90%以上じゃんっ!!なんでやねんっ!!
と、思いながらも触りまくって参りました。
とりあえず、ざっと並べてみたいけど20匹近くに会ったような気がする。
で、面白かったのは、私が戯れていたら後から中国人グループが来たんだけど、彼らは「KAWAII~っ!!」って言ってたのよっ!!(爆)
なるほど、こういうのは「KAWAII」なのね、「KAWAII」は本当に国際語になったんですね(爆)
しかし、ネコたちはどうも彼らの「甲高い」声が嫌いみたいで、さっと逃げてしまっただよ。
ここの猫たちは、「地域猫」
地元の皆さんと、有志の皆さんが避妊去勢手術をしてごはんをあげて面倒を見てくださっているんですね。
首輪をつけている猫もよくみかけました。
ただ、「江ノ島のネコ」が有名になればなるほど、いろいろ害も増えているようで・・・
ネコをここに捨てに来る人、さらには慣れているネコを捕まえて連れ去ってしまう人とか。
あまり地元というか関係者からすると、ネコで有名になって欲しくないっていう感じであった。
わりと「猫島」だけでなく今はネコを武器(?)に、観光やその他で人集めを目論む傾向にあるんだけど、ここはどちらかといえば「そっと見守って下さい、あまり有名にしたくない」っていう空気があったなぁ。
やはり、首都圏から近い、陸と橋続きなのですぐ来やすい、という身近さ手軽さ故に、それが諸刃の剣になってる、という感じでしょうか。
取材制限も厳しそうだし、個人のSNSなどの投稿も「あまり場所を詳しく特定出来るようにしないで」というお願いがあったりとか、その苦労と悩みが想像出来るような感じで。
商店の前に置かれていたメコメシ皿。
かわいがってくれる人が沢山いるし、とてもいい事だけど、ほんの一部の最悪の人間がいるからなぁ・・・
ネコたちの、落ち着いた「人間を信頼している」
この雰囲気を持つ、この「江ノ島」の環境を大切にしていけたらなぁ、と思いました。よその土地の人間だけどさ。
お土産とか、お店的にもそれほど「ネコ」を観光的にメインにした感じはなく、日常の中に「ネコ」がいっしょにいる、という印象でした。