УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

『若おかみは小学生!』

2018-10-13 16:14:51 | 映画


アート風になりました^_^;;

評判がすごくいい!という噂に釣られてみてきましたよ~。

劇場版「若おかみは小学生!」予告編

今、静岡では午前中に1回のみの上映なのだ。
主人公の小学生、おっこちゃんは両親を交通事故で急に亡くしてしまいまして、母方の祖母の元にやってきます。
祖母は、花の湯温泉という温泉街の老舗旅館の女将をやっているのだ。
で、おっこちゃんも成り行きで「若女将」として修業することに??っていう話だが・・・

・・・いやぁ、泣けました、泣けました。
いい涙で泣けるっていう。
小学生で両親を亡くしちゃったあたりで、確かに「かわいそう」ではあるんだけどその路線で泣かせるんじゃなくて、なんつうかもっと爽やかな泣かせというかね~。
継母いじめとか意地悪的なそういったキャラがいないのもよろしいです。
ライバルの一見「いじわる」な女の子がいるんだが、彼女には彼女なりの理想とか考えがあってそれゆえの行動であり、自分自身にも厳しいから彼女の行動が「いじめ」ではないんだってわかるんだよね~。
なにかと格言を引用してくるところもナイス(爆)
部屋の肖像画はトルストイかな~?レーピンが描いた。

で、温泉が舞台で、なんでも有馬温泉が舞台なんだそうだけど、品川ナンバーの車で来てる客がいるから位置設定的には伊豆あたりなのかもしれません~。
温泉行って、こういう温泉旅館に泊まってみたくなるけど、おっこちゃん家の旅館はたぶん宿泊客が限定数名でかなりお高そうだのぉ・・・
各お客さんそれぞれにあれだけ気を配ったおもてなしが出来るところを見ると・・・
各部屋に露天風呂がついてるみたいな感じもあるし?←違うかも。
で、ちょっとドジなおっこちゃんが頑張る姿に涙、それぞれのキャラクターが隠された屈折した思いをそれぞれに昇華していく姿に涙、別れに涙、いつか待っている再会に期待して涙、って感じでねぇ~、いい話でありました。
頑張ってる人の姿をみると、やっぱり元気をもらえるなぁ~。
機会があったら、見て損はナシ!!
コメント (2)
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平成×登呂 

2018-10-13 15:24:42 | 土偶・縄文・考古学



今日、静岡駅構内通ったら、こんなんが・・・

え?お茶の日?
そこまで来たか、しぞーかっ!!!

って思ったら、実はこのお茶の日は5,6年前からすでに市の条例で定められていたらしい。
し、知らなかった・・・
で、日本各地に「お茶の日」的日は結構あって、10月1日だったり、10月31日だったり・・・
で、静岡の場合は11月1日、まぁどうせ「1」を「茶柱が立ってる」ってとこでしょう、って思ったら、11月1日って「静岡茶の祖」と言われる聖一国師(しょういちこくし)の生誕の日なんだそうです。
おぉ、突先山のティーロードの人ですな!!


で、今日は登呂博物館に行ってきましたよ~

・・・そろそろ、登呂博物館の回数券を買うべきか?
今回は縄文は無くて、あくまで「登呂」にこだわった特別展。
登呂遺跡そのものっていうよりも、登呂遺跡の発掘の歴史っていう観点から。


こちらは昭和時代に作られた、弥生時代の登呂のジオラマ


こちらは平成時代に作られた、弥生時代の登呂のジオラマ。

間違い探しみたいですが、それぞれの「弥生時代の登呂の想像図感」が微妙に違うんですね~
昭和時代の「登呂観・弥生観」って自然と調和して暮らしていた、っていうイメージで村の横に豊かな森と美しい川が流れている。
対して平成時代になると、より調査が進み、結構自然破壊しまくって森はほとんど無くなってたし川もゴミ捨て場的場所であった、っていう風に判明していたらしい。
昭和時代は、その時の公害や自然破壊を認めるな!的思想が、弥生の時代を過剰に理想化して「昔はよかったのに」的感じになってたんでしょうね~、あ、これもしかして現在の「縄文理想化」に通じてるのかも?^_^;
縄文時代は貧富の差が無く、平等に近く、自然と調和して・・・的理想社会的な感じが今強いけど、それももしかすると我々の「あったらいいなぁ~」的ユートピア幻想を過去の縄文に勝手に投影しているだけなのかもしれませんしね。
縄文人であろうと、弥生人であろうと、現代人であろうと、やはり人間・人類としての性は同じなのかもしれません・・・

っていう風に、昭和時代の「弥生」「登呂」として常識的に考えられていた事が実は平成になってより詳細な調査が入ると実は違ってたりして、っていう事の展示でしたね~。

例えば・・・

これ、「火起こしの道具」だと教えられてきましたが・・・


こんな感じで使う、


しかし、実はこれ、火起こしじゃなくて糸つむぎ的な道具ではないか?っていう説が有力なんだそうです、今では。
ええーっ!?私たちが教えられてきたのって???という世界ですが・・・
でも、もちろん当時も「・・・ではないか?」ていう事だと思うんだよね、「火起こしの道具である」って断定されていたってわけじゃなくて。
それが今はわかってきたっていうだけでさ、でもまだそれが本当に糸つむぎなのか?っていう証拠も実はまだ無い。
結局は、今でも「〇〇ではないか?」っていう推測の域が多いんだよね。
で、その推測をするのは現代人その時代の人であるわけだから、その時代の人はその時代の常識というか知識、思い込みの元で考えるわけだから当然年月経てばまた変わった見方が出てくる可能性があるわけだ。
考古学って過去の話だから「もう変わらない」っていう事じゃなくて、その解釈するのは現代人である以上、まだまだ変わる可能性があるんだねぇ~。
でも変わらないのは「登呂に対する熱意と愛情」ですよね~。


静岡県埋蔵文化財センターの出張展示もありました。
静岡市駿河区の元宮川神明原遺跡からの出土品。

古墳時代から奈良時代にかけての人型と土馬、らしい。


なんか、作った人の指の跡がわかるねぇ。


・・馬??アンコウ的ななんか??


外の水田には稲が実ってます。




サルノコシカケも・・・


で、帰りには(空いてたら)やまだいちさんのおろしもちを食べるのがルチーンとなっている・・・

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