ドトールも営業再開したよー。
なんか怪しい物体と化してますが、19日にお披露目予定の今川義元公像。
「竹千代、行くが良い!屍は拾ってやろうぞ!」って感じになるんかなー?
竹千代の顔が引きつって見えるよーなのは気のせいか?
皆でアフレコして盛り上がりたい?もんです。
で、今日は開館になりました静岡県立美術館へ。
ただ今の展示は、きたれ、バウハウス。
再来月の展示はミュシャだから今回は空いてるだろうか?と思ったら意外に入っててびっくり!でした。
皆、芸術に飢えてたんかなー?
バウハウスとは、第一次大戦後あたりにドイツのワイマール共和国に作られた美術学校。
だが、いわゆる美大つうよりは美術+工芸、どちらかと言うと絵とか彫刻のいわゆる美術よりもデザイン系。
なんつうかレトロだけどモダンな日本で例えると大阪万博パビリオン的な未来感つうか、伊東のハトヤホテルの渡り廊下的というか。↓画像お借りしました。
幾何学的を突き詰めたデザインが多いです。
そして全てのデザインは建築に続く、って感じで最終完成形態は建築。
そこに付随して家具や電化製品やいろんなデザインが加えられていく、ってなんかドイツっぽい?と、勝手なイメージ。
バウハウスという学校自体は時の情勢や権力に翻弄されて14年くらいで終わってしまい、ナチスドイツにより閉校になったんで、当時の学校関係者はアメリカとかに亡命した人が多いらしいが、一部ソ連に行った人もいるらしく、ロシア・アバンギャルドとも繋がってるのかなー?とも思ったり。
ナチスドイツに協力する形で残った関係者、収容所で病死した人、様々でしたが、なんとなくイメージ的にはヒトラーはこういうモダンデザインよりクラシカルなゴテゴテ系が好みだったんかもねー、勝手な印象だが。
バウハウス的な芸術は舞台芸術にも及び、前衛的なバレエ映像とかが残っててみる事が出来ますが、なんかロボット的で面白かった。
あえて人間の柔らかさとかしなやかさを消してカチカチキチキチにしてる振り付けみたいでした。
芸術は芸術だけど、それを個人の感性で終わらせずに多数の他人とその感性を共有するのか?という様々な工夫とかもあり、芸術とかデザイン以外に教育の手法としての面からも考えられるような展示でありました。
ミュシャ展の後は富野由悠季展!だ、そうなー。土産コーナーにガンプラいっぱい出そう・・