朝のお月様と極東美術館。
とても綺麗な建物ですが、もともと美術館として建築されたわけではないそうで。
ここは、なんと「土足禁」なんですよ!!
日本のタタミ敷きとかならともかく、普通(?)に床なのに珍しいですよね~。
で、どうするか?っていうと、靴に布で作られたカバーをかぶせるのです。
シャワーキャップみたいな感じの。
これで、ついでに床掃除になってたりして(笑)
展示内容は、美術ではありますが、考古学的なもの何故かギリシャ壷とかがあったりとか、イコン、極東地区の少数民族の生活用具とか民芸品、などもあります。
レーピンとかのロシア絵画ももちろんあり、わりと現代の作家の作品もあります。
が、ほとんどの作品は、ただ題名と作者名、と年代が書かれているだけで解説とかはほとんどありません。
まーあってもロシア語だから判らないけどね。
で、展示室はいくつかの部屋を横切る感じで、総じて暗い・・・
っていうのは、見物客がいない時は電気を消しちゃうんですよ^_^;
部屋の係の人が丁度席をはずしていたりすると、ずーっと暗い中で見物せなばならんのだ。
一階部分にはお土産屋さんもありますが、入った途端に「コンニチハー」と日本語で挨拶してくださいました。
美術館付属のわりには、美術的なのもあるにはあるが、それよりもロシア土産の民芸品とかの色合いが強い商品の品揃えでした。
で、不思議な事に、半分近くのスペースで服が売られてるんですよね~???
売り物だと思うけど、何なのだろうか???
で、美術館のすぐ近くにあります「郷土博物館」
レンガ造りの外壁にあるプレートは、あ、この方は「かぴたーん!!」のアルセーニエフ体長だっ!!(黒澤明監督の「デルス・ウザーラ」の主人公)
こちらは、外に置かれていた石像ですが、なんだか、飛鳥の遺跡「亀石」を思いだすな~
中の展示は、極東の自然の紹介、動植物、鉱物とか、人々の暮らし、民族文化の紹介、という感じでしょうか?
こちらはかなり解説プレートがありましたが、まーロシア語なのでわからん^_^;;
キバノロ??
実際に、チョウザメ等が飼育されている水槽もありました。
サモワールとお茶セット。
ロシアの代表的な民族楽器・三本弦のバラライカ。
ボタン式アコーディオンのバヤン。
外には、こんなトラクター?みたいなものとか、
こんな砲台までありました。
あ、ここの博物館、新館の方なのですが、トイレが綺麗(爆)日本レベルです。
しかも、チケット売り場は通らずにトイレは利用できそうな感じなので(確実ではないですが)トイレで困った時に便利かも(爆)
極東美術館の中は撮影禁止なので。
(ロシアの美術館博物館って、わりと内部も写真可のところが多いのですが、カメラ使用料金を上乗せされます)
よく調べないで行ったら、私が行ったのは博物館の新館で、従来の旧館にはなんと、ステラ海牛の全身骨格標本があったらしいっ!!しまった~っ!!という感じです。
といわけで、今度はごいっしょにいかがですか?(爆)