УРАЧКА!!

雑文・駄文なお気楽日記です。よろしゅーに。

富士山登ってきたよ・4

2017-07-18 17:50:47 | ハイキング&ウォーキング

ようやく、筋肉痛も治りました・・・

で、富士山は3770m。
私が過去登った一番高い山は、燕岳で確か2700mくらい。
そこから+1000mって感じだから、心配になるのが高山病でございます・・・
が、全然なりませんでしたよ~。
まぁ、高山病って体質的になりやすい、なりにくいもあるみたいだから、行いがよかったからならなかった、というわけでもなさそうだが・・・
最初、5合目で頭痛があるような感じだったので、鎮痛剤飲んでそれ以降は全然大丈夫でしたよ。
でも、7合目あたりでトイレに入ったら、横でゲロゲロしている音がしたのでやはりなる人はなるんだろうなぁ~。
とりあえず、体質は置いといて高山病予防でできる事は、まず登山口ついたらすぐ登り始めないでしばらく高度に体を慣らす。
登る時もなるべくゆっくりと無理しないように、水分制限しない、呼吸をゆっくりと・・・睡眠不足は避ける、アルコール絶つとかも有効だとかいう話もあるが本当かは知らん・・・
個人的に、自分が高山病に耐性があるのって「呼吸法」なんじゃないかな~?と、思った。
普段、クラリネットで腹式呼吸鍛えてるからな、といってもいつも酸欠でヒーヒーしながら吹いてますがね。

で、他にも思いつくままに富士山の思い出を綴ってみると・・・
まずはトイレの話~!!
富士山が世界遺産登録されるかされないか?って時代の時に、一番ネックになったのが富士山の環境汚染。
登山者が多いからそれだけ環境も汚染される、ってわけで。
その一因がトイレ。
以前は、排泄物はそのまま山に垂れ流しだったそうです、恐ろしいですねぇ・・・
それが今では、ほぼ全部のトイレがバイオトイレになったそうで。
トイレは見ためは洋式便座なんですが、下はぼっとんみたいな感じで、その底に牡蠣殻とかおがくずとかで排泄物を発効させて処理するらしいよ~。
ちょっと下見ると奈落の底で怖いですが、全然臭くはないよ~
ほぼ全部、トイレ協力費としてトイレは有料でございます。
大体、200円くらい、高いところでは500円ってあったけど、値段の差がどこかに出ている雰囲気でもなかったなぁ。
排泄したあとのトイレットペパーもいっしょに便器に捨てるタイプ、別口のごみ入れに捨てるタイプとか、ボタンを押して排泄物を押し出すのとか、ひしゃくで水汲んで流すとか、場所によっていろいろでございました。
手洗いは大体ついてたけど、蛇口ひねってもほとんど出てないって感じの量の水量。
場所によっては「3秒ルール」みたいなのもありました^_^;


各国語によるトイレの使い方説明。

で、富士山登って降りて一番感じたのは、外国人登山客が多い!!ってこと。
たぶん、半分以上は外国人だったように思う。
シーズンでトータルすると、大体3割くらいは外国人なんだそうだけど、私が行った時は本格的なシーズン前なので日本人が増えるのはそのあとであるから相対的に外国人登山者が目立ったんだと思う。
で、外国人登山者はマナーが悪いとか、富士山なめてる!!的な話はよく聞いたけど、私はそれはマスコミバイアスっていう奴だと思ってた。
わざと悪い例ばかりを誇張して報道するから、すべての外国人登山者はダメダメ、っていう風にとれるけど本当はそうでもないんじゃない?と、思ってたんだよね。でもねぇ・・・
実際、本当にいましたよっ!!
サンダル履きで富士山登ってる外国人女性っ!!
スニーカーとコンビニビニール袋を肩から下げて降りてくる外国人兄ちゃん!!
折り畳み傘を必死で掲げてる外国人カップル!!
100均のビニールポンチョを子供に着せてる外国人お父ちゃん!(で、自分はちゃんとした雨具だったりしてね~)

・・・いやぁ、本当にいるんだっ!!マスコミバイアスじゃなくてっ!!!
と、思いました^_^;
でもねぇ、確かにダメはダメなんだけど、みんないい奴だよ、富士山チャレンジする人は!!って思ったのも事実です。
みんな疲れながらもニコニコ嬉しそうに登ったり降りたりしてるんです。
なんか、私たちの日本の富士山を楽しんでくれてありがとうっ!!って思う方が「非常識っ!!ダメダメっ!!」と責める心よりも大きかったです。
・・・でも、ケガの元だから注意してね^_^;
で、面白かったのはすれ違いの時には挨拶するのがパブロフの犬的習慣化している私なんで声をかけるんですが、ほぼ全部の外国人のみなさんは「こんにちは!」と日本語で答えてくれたよ!
まぁ、私も日本語で挨拶したんだけどね。
まぁ、こっちが「おはようございます」って挨拶しても「こんにちは」で返ってきますが。
まーHi、とかHello!に一番相当近いのが「こんにちは」だからそうなるんでしょうなぁ。
実は日本人よりも外国人の方がちゃんと挨拶返してくれてましたよ、これは本当。

しかし、富士山に限らず「登山」までいかなくても「ハイキング」でも、山登りっていいと思うよ、精神的にさ。
他にもいろいろ運動系の趣味的なのはあるけど、登山が一番メンタル的にお得なんじゃないか?と思うよ、って自分がやったからだけかもしれないが。
なぜかっていうと「競争がない」というか正確には「自分自身と競争」だからさ。
他人と得点を争うとか、速さを争うとかが無い、あくまで相手は自分自身。
勝ち負けがない、っていうかすべて勝ち!状態っていうか^_^;
だから、達成した時の充実感、自分で自分を認める、ほめるっていうのが一番山登りって出来るし、しやすいんじゃないかな~?と思うし。
それに、そんなに特殊技術っていうほどでもないし、エベレストとか世界の屋根に上るっていうならまた別だけど、近くのどんな山だって私にとっては冒険で挑戦であり、それが達成できた時の満足感、自己肯定感は非常~に強くなるのであります。
それに、山登りっていろいろ+αの要素が多い。
例えば、植物だったり、野鳥だったり、景色だったり、写真だったりとか、いろいろ複合要素が多いしね。

たまたま、gooブログのお題が「富士山に登ったことある?」っていうのがあったから便乗して書いているけど、案外「5合目まで車で行っただけ。」って書いている人が多くてさ。
まぁドライブもいいけど、五合目から山頂までとは言わなくてもハイキングコースも沢山あるし、歩いてみたらどうかなぁ?と思うんだよね~。
面白いからさ。
そして、日本には沢山の「富士」がある。
郷土富士、っていうやつ。
富士山型の山には大体「○○富士」って名前をつけちゃう日本人^_^;
本家の静岡にも「下田富士」とかあるよ~
お近くの、そういう富士に登ってみるのもいいんじゃないかな?と思ったりしてさ。
いやぁ、本当に登ってる最中は死ぬ死ぬ~っ!!二度と行くかっ!!状態でしたが、数日たつとなんかまた登りたくなる・・・
これが富士山のいや、山登りの恐ろしさ(?)なんでしょうナ。

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