新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

4月3日は余り良い日ではなかった

2016-04-03 16:51:16 | コラム
4月3日は好ましくなかったのは天候だけではなかった:

予報では暖かいが雨模様となってはいたが、朝から何時降り出してもおかしくない雲行きでやる気をなくさせられて(今日は何故か此処で”discouraged”という言葉を使いたくなったので、その訳をジーニアスに求めた次第)、日課となっている家内の入院先の病院に9時45分頃に様子を見に行った後で、高田馬場駅前通まで食糧を買いに出たが、これという好みに合うものなく(此処では”to strike my fancy”が出た)空しく帰宅した。

その後は出かける前に見ていた張本勲の「喝」のチャンネルに合わせてあったテレビをつけると、面白くも何ともない和田アキ子が威張りくさる番組をボンヤリと見ていた。しかし、終わってから新聞のテレビ番組欄で気が付いたのだが、テレ朝の「テレビタックル」がこの時間帯に戻っていたと知って、虚しく時間を浪費したと知った。その後はTBSのBSでの1977年に出来たというClint Eastwood主演の”Gauntlet”を、テレ朝の女子プロのヤマハ・レデイース・オープンの両方を見ていた。

ゴルフの方では最終日の最終組が申智愛、李知姫・尹瑛(ユン・チェ・ヨンと読むらしいがテレビも新聞もカタカナ表記のみ)と3人とも韓国勢で大いに腹立たしかったが、尹は兎も角最初に書いた2人の技術が余りにも優れていたので、ついついイーストウッドもそこそこにゴルフに見入ってしまった。申智愛はアメリカでも賞金女王をとった実績があるし、李知姫は既に我が国で19勝もして稼ぎまくった実力者。遺憾ながら見応えがあった。

解説に出ていたそのコース専属の男子プロ・藤田が感心して見せたほど彼女らは上手かった。だが、「藤田ともあろう者がそんなところで感心している場合か」と言いたくなった。男子のプロも韓国勢に長年にわたって蹂躙されているのだから、偉そうなことを言える立場でもないだろうとは思うが、戸張も含めてもう少しピリッとしたことが何故言えないのかと腹立たしく、且つ情けない展開のゴルフだった。

ところで映画である。この映画は少なくとも2~3回は見ているが、1977年に出来たということは初めは映画館で見たのではなく恐らく飛行機の中だったのではないかと思う。ご覧になった方の為には筋を追う必要もないだろうが、この映画の話を本社の若手と語り合った記憶がある。彼は面白い映画ではあるが、実際にはあり得ない物語だと笑っていたものだった。簡単に言えば、我が国テレビドラマにもよくある「悪い奴は警察の内部にいる」という話だ。

何故この映画を採り上げたかと言えば、原題の”Gauntlet”のカタカナ表記が「ガントレット」となっていたからだ。滅多に使う言葉でもないので辞書を引いた記憶もなかったし、本社の若手と「ゴーントレット」を語り合った記憶しかないので、映画を見ながらあらためてジーニアスに訊いてみた次第。即ち、此処でまたもやカタカナ表記批判をしたいのだ。「何故、本当の英語とは異なるカタカナ表記というか、映画の題名の訳をねじ曲げたのか?」と今更ながら不思議に思ったのだ。

どちらかと言えば「どうでも良いこと」でしかないが、おかしなカタカナ表記が蔓延るというのか蔓延らせる理由がサッパリ解らないのだ。尹瑛にしたって同じことで、仮令こういう漢字を新聞社のコンピュータが持ち合わせていなくても、元の漢字で表記してカッコ内にカタカナ表記をしておけば良いのではないかと言いたくなってしまう。申智愛にしても申ジエと名前だけカタカナ表記するのは、何か韓国側との協定でもあったのだったかと記憶を辿りたくなってしまう。

地デジの方ではプロ野球の中継もあったが、巨人が広島をリードしているので不愉快になって見なかった。だが、この時刻になってふとテレビをつけてみれば、僅かながらの救いがあって、9回の裏で同点だったので少しだけ気分が良くなった。