近頃一寸気懸かりなこと

色々と：

・先ずは円高。本11日には遂に￥107まで強くなってきた。と思えば、輸出企業中心に株価が下落と報じている。だが、一寸待って貰いたい。第二次安倍内閣誕生以来一体どのくらいの期間円安傾向が続いていたのかというだけではなく、円高に振れたと言ってその安倍内閣誕生以降と比較してそれよりも長い期間円高になったのか。それだけではない、我が国の輸出依存度が、これくらいの円高期間で株価を押し下げるほど高いとでも言うのか。相変わらず、気になるマスコミ報道の視聴者を惑わしかねない姿勢だ。

・次に気になったのが、オリンピックのエンブレムの四案。当方は何故か遠慮して思うがままを言わなかったことを既に悔やんでいる。実は、あの四案全部が「これは何だ？全部駄目だ」と思わせてくれていた。また、インターネットでは「初めにA案ありきだ」とも出ていた。何のかんのと批判されたが、あの程度のものを選ぶのだったら、初めに出た佐野某のデザインの方が遙かに良かった。などと死なせた子の年を数えても仕方があるまい。矢張り森某元総理にはお引き取り願う方が良いというのが結論だ。

・広島に各国の外務大臣をお招きして原爆関連のサイトをご訪問願ったのは、私には俄に判断出来る基準の持ち合わせはないが、一般的に見れば快挙だろうとは思う。特にアメリカの国務長官が原爆ドームまで足を踏み入れたのは画期的だろう。某テレビ局は原爆投下を是としていたアメリカの世論が如何に反応するかが重要だと言っていたが、オバマ大統領が如何なる反応を見せ、サミットで来日時に如何なる行動を取るかに興味もある。安倍総理はやることをおやりになるものだと感心している。

・サミットで都内は既に厳戒態勢と報じられた気がするが、此処新宿は百人町・大久保界隈に一向に警察官が多数動員されているとは思えない。此処には何度も採り上げた通称「イスラム横丁」があり、多くの異教徒と思わせる人種が方々でうごめいている。大久保通りを歩けば誇張でも何でもなく、我々が少数派である。無数の中国の青年も闊歩している。先ほど買い物に入った大繁盛の「業務用スーパー」でも日本人の買い物客は本当に少数派だ。この地区を警戒しなくても良いのかと、警察当局にお伺いしたくなってしまう。

・最後は白々しくリーグ戦に参加している巨人が割合に強く、昨年の覇者・ヤクルトが元気がないことは一寸気懸かりだ。いや、巨人が余り負けないのは不愉快に近い。当方が現在置かれた環境下では、巨人が強いようなプロ野球中継は余り見る気にならない。また話題は逸れるが、ニッポンハムの大谷翔平の投手としての調子が上がってきたようでも負けてばかりいるのも気になる。矢張り「二刀流」などという誤った表現が用いられている投打の両面で使うのは、彼のあれだけの才能の無駄遣いだと早く栗山監督が悟って貰いたいものだ。