新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

放置自転車の収容所

2016-04-21 17:39:27 | コラム
遂に屋上まで埋まってきた:

この部屋から見える新大久保駅に近い放置自転車の収容所が増改築工事され、2階に加えて屋上までが置き場になっている。放置自転車を回収するのは区役所の仕事で、頻繁にその専用車が回収すると拡声器を使って宣告しては積み上げていく。私は誠に結構なことだと思っている。そして、私がまさか新装なった大規模収容所が屋上までも使わねばならないほど放置自転車が増えるとは予想していなかったのに、屋上の30%ほどが既に埋め尽くされているのだ。

私は中国ほど車道が広くなく専用にレーンが設けられていない我が国では、自転車の氾濫は最早公害の域に達していると思っている。此処新宿区の百人町や高田馬場界隈では長い時間歩かずとも山手線の駅があり、駅前には駐輪が禁じられているだけではなく有料の駐輪場がある。それでも、自転車族は駅に自転車で乗り込んでくるし、歩道に放置するし、パチンコ屋の近くにも放置する。

しかも族どもは傍若無人に歩道を疾走する。特に子供を前後に乗せられる電動自転車の暴走は目に余る。道交法17条だったかなど知るかとばかりに、若い母親たちが今日も行くなのだ。先日は大久保通りと小滝橋通りの交差点の歩道に3名のアジア人の自転車が並んで歩道を塞いだので「此処を走ってはならぬ」と言ってやると言葉が解らない振りをするので、英語に切り替えると「英語は解らない」と言う。「何処に国か」と日本語で尋ねると「ベトナム」と答えた上で「日本語解らない」と言う。そこで身振り手振りで車道を行けと指示したところ、何とか従った。

ところが、私が交差点を渡って大久保通りの歩道を新大久保駅の方向に歩いているとその左側の歩道をその3人組が逆走してくるではないか。こちらの顔を見て具合が悪そうな表情はしたが、そのまま歩道を疾走して行った。長々と述べたが、歩道を走るのは同胞だけではなく、どう見ても旅行者とは見えないアジア人もドンドン増えているのだ。そういう連中が放置すると新宿区の担当者が遠慮会釈なく回収していくのかななどと考えている。彼らは自転車を採られても困らないほど裕福なのかと思ってしまう。

何れにせよ、私は警察も加わって係員を増やして道交法に基づいて自転車の厳しく取り締まるか、歩道の入り口には障害物でも設置して自転車が乗り入れられないような対策を講じて貰いたいと願っている。先日採り上げたアジア系の連中が殺到する業務用スーパーの前の歩道などは、歩行者の通行が屡々不可能になってしまう。私はこの状態で今までに大きな事故が起きなかったのが不思議だとすら考えている。それだけではない、当方のように老化して反応が鈍くなれば、何時ぶつかられてもおかしくないと、本気で心配している。

新宿区も放置自転車の収容所の規模を拡大することが解決策ではないと承知していると思っている。それならば、警察も一罰百戒的な取り締まりを実行しても良い時期が来ていると思うのだが、如何なものだろう。尤も、私は屡々交番勤務警官が自転車で歩道を走って後退する光景を見ているし、消防署の制服を着た人たちも何処吹く風という顔で歩道を走るのも見ている。あれでは取り締まりも出来ない訳だと思わずにはいられない。

アジア人は兎も角、我々の同胞は自転車となると法治国家の民とは思えないほど出鱈目になるのは誠に嘆かわしい情けない。安倍さん、何とかして下さい。