新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

6月3日 その3 アメリカの性悪説を少しは見習おう

2016-06-03 19:11:53 | コラム
我が国は信奉する性善説から離れよう:

オバマ大統領の広島訪問に際してのあの大勢のSPを動員した警戒態勢を見て、畏める友尾形氏と佐藤氏と我が国の目に余る性善説信奉について語り合ったので、敢えて紹介する次第だ。

尾形氏は
<日本以外の国では、「性悪説」が前提で危機管理をしています。ところが、日本では「性善説・平和憲法精神」なのです。おまけに、「人権重視・プライバシー絶対」ですから、関係者の身許調査、ましてや経歴、政治思想などの調査もできません。>

と指摘されたが、私からは”重大なご指摘だと思います。「清く正しく美しく」では今日の世界では「百戦、これ危うし」です。”と申し上げた。

尾形氏からは更に

<かっては世界を圧倒していた日本の家電が、中韓の後塵を拝している背景には、間違いなく日本企業の技術漏えいがあると思います。>

との指摘があったので、私からは

”10年も前からYM氏が「我が国の大手家電メーカーの技術者が韓国に高給で引き抜かれるか、土日勤務で技術を指導して(盗まれて)いたと指摘していました。「こんな事では近い将来が危ない」と憂いていました。これなどは典型的な性善説に基づいた行為でしょう。しかも、韓国の大手企業のオウナーファミリーは皆その子弟をアメリカ留学に出して、最先端の科学を学ばせ、英語力をつけていました。”

と述べておいた。

また佐藤氏からは

<LINEが上場しますが、ダダほど怖いものはない訳で、無料通話の情報に中にも色々と役に立ちものがある筈ですから、商業的に使うくらいはまだしも、個人情報や詐欺、諜報活動にも十分使えます。要するに膨大なデータから有用なものだけを選択する仕組みがあればよい訳ですから。個人的に強請や脅しのネタに使うのは朝鮮や中国の得意技です。LINEの親会社は韓国です。>

という指摘があった。

私からは
”有り難う御座いました。スマートフォンを毛嫌いする(あるいはそのゲームを亡国の兆しと見るか?)私でさえ、LINEが韓国の会社のものだと承知していました。それを嬉々として使う神経は当に真の意味の"naïve"そのものです。

全く話はずれますが、嘗てジョージ・ウエアーハウザーが我が国のお客様200人をご招待してオークラでリセプションを開催していた時(その後オークラの姿勢に嫌気がさして会場を帝国に変えましたが)アメリカ大使が来られたことがありました。その際に開始1時間ほど前に白人のもの凄い体格をしたSPが数名、ものも言わずに入ってきて会場の壁から敷物から隅から隅まで怖いほど入念に調べ上げて、また静かに去って行きました。恐ろしい光景でした。彼らからすれば、オークラだからと言って決して手放しで安心せず疑ってかかるのだと良く解る性悪説ぶりでした。”

と感想を述べた。我が国がアメリカのように性悪説に基づいて物事を見る必要があるとは思わないが、もう好い加減に性善説から離れないと、これから先も世界から甘く見られてしまうと危惧するのだ。

kazk様へ

2016-06-03 09:00:22 | コラム
回顧談です:

コメントに感謝申し上げます。


当にその衆樹資宏です。私の二期下です。その評判は藤沢一中(湘南の裏にあるので裏中と言われていました)の頃から轟いていました。彼の投球練習を遙か後ろで見ていても怖かったほどのスピード。打つ方も出色で入学と同時にエース投手。それでも、甲子園優勝直後の野球部は弱く、私の記憶では県予選で宮崎という後にプロに行った投手と捕手の棟居がいた逗子開成にイチコロで負けてしまいました。その時の三塁手が後の高野連の会長の脇村春夫君(同級生)。佐々木信也が遊撃手で、後に東大のエースとなった原田靖男が外野に未だいたか。

衆樹は運動神経の塊なようなもので、校内大会のサッカーで放ったシュートは我々などが遠く及ばないと嘆いたスピードで、そのフォームも理に叶っていたのが驚きでした。バスケットボールも、部員たちが下手に見えるほどの柔らかさと正確さを備えたしゅーとをしていました。余談ですが、彼の同期には後に三菱商事の常務になった設楽がいました。三浦知良の奥方になった人の父親です。

閑話休題。私は未だに我が国のスポーツ界では最も優れた素材は野球に流れ、次がサッカーかと思っていましたが、それは誤りでラグビーに取られてはいないかと思うようになりました。ヴァレーボールとバスケットボールは身長という要素がある以上、未だ我が国の民族性では最高の素材を集めるのは難しいと思っています。だが、この問題もアフリカ系の日本人が増えていく傾向が続けば解消されるかも知れません。

私は未だに嘗て明治の元木がいた頃のラグビーの全日本代表が今はなくなった新宿のDOSPORTSで室内トレーニングに来ていた際に見た圧倒的な体格が忘れられません。サッカーはとてもその比ではないと痛感しました。

今夜の試合も最早伸びしろがない連中が長年出続けていたので、期待出来ません。ましてやマスコミ報道では清武を香川と競り合わせるというのは笑止だと思います。清武は周りが上手いドイツでやってもあの程度、香川もマンチェスター・ユナイテッドなどにいって空費した才能は取り返しがつかないとは申せ、未だ清武よりは上でしょう。それにつけても、彼らは素材としては二線級だと、つい自虐的になります。

舛添都知事について

2016-06-03 07:26:19 | コラム
しつこいようだが:

念を押すようだが、私は舛添都知事は当面のところは逃げ切れると読み切っているので、敢えて第三者と称する弁護士に依頼して精査して貰っても致命的な結果が出ないとの確信があるのだと見ている。即ち、彼ほどの頭脳と狡猾さがあれば、自分に不利な結果が出るような第三者による調査に踏み切る訳がないと思うのだ。以前にも指摘したように「公私混同」と指摘される分だけを返金して済ませるとの作戦である。

しかも、なお深読みすれば、彼はそこまでは局面を糊塗出来ても、そこから先即ち、リオデジャネイロでオリンピックの旗を受け取るところまでで命脈は尽きると読んでいると疑っている。辞めずに済む作戦が立っているということ。マスコミ報道では380万円のボーナス支給も決定したとなっている。イヤな言い方だが、それで返金分の原資になってしまうのではないかと疑う。

そこには、マスコミが言う後継都知事の任期切れが2020年の東京オリンピック開催の時期と重なることまでも計算に入っているのだろう。しかも、この期に及んでも都議会の与党は百条委員会には及び腰で共産党だけが積極的である事も承知しているので、高を括っているようにさえ見えるのだ。何れにせよ、我々都民は決して愉快ではない「舛添劇場」を当分の間鑑賞させられ続けるのだと覚悟している。私は考え過ぎだろうか?