カタカナ語批判でもある:
アベノミックス:
今朝ほどNHKの政治討論を聞いていたら、誰だったかが「アベノミックス」と言っていたのはウンザリだった。確か東大を出ておられた女性議員だ。これがこの件を採り上げようと思った動機だ。カタカナ語批判よりも教養の問題かも知れない。
これは正しくは「アベノミクス」(固有名詞にしてアルファベット表記をすれば”Abenomics”)であるのは言うまでもないこと。更に追いかけて解説すると「安倍晋三」の”Abe”と”economics”を継ぎ足したというか、もじったものであろう。これが英語をまともに理解出来ていない為か「ミクス」が”mix”と混同されて「アベノミックス」という恥ずかしいカタカナ語になってしまうようだ。
私が嘆きつつ言いたいことは”economics”の発音をカタカナ書きすれば「イーカノウミクス」か「エーコナーミクス」であり、両方とも”no”にアクセントが来るが、絶対に「ミックス」とはならない。文字通りミックスしてしまったのだ。一般の我が国の英語教育で育ってこられた人が言うのならまだしも、苟も国会議員たる者(それも一人や二人ではないのが実態)が”Abenomix”では、泣きたくなってくる。
パーテーション:
この言葉を入力しただけで「パーテイション」が出てくる。これも英語の知識不足か、学校教育の英語の至らざる為か、”partition”(=パーテイション)が正確に発音出来ずに「パーテーション」になってしまったと思っている。これは部屋などの「仕切り」の意味で、往年の我がW社のオフィスは壁ではなく可動式のパーテイションで仕切られていた。私はこの程度の日本語にない発音は教え方さえ正常であれば(教える方の発音がキチンとしていれば)、そう苦労せずに発音できる程度の難度だと信じている。
ところが、最近ではテレビに登場するタレントや芸人どもの中には「パーテーション派」が目立って増えていたのが嘆かわしいのだ。何度でも言うが、耳から入った言葉は影響力が強く、我が国のが学校教育における英語教師の方々の外人離れした発音で育った罪なき方は、素直に「パーテーション」を受け入れてしまったようだと疑う。
なお、”security”を「セキュリティ」としてしまったおかしさも根源は同じだろうが、これなどは如何なる辞書を見ても「セキュリティ」のような発音記号は出ていないのだ。だが、何処かの誰かがあっさりとローマ字読み式にしてカタカナ語にしてしまったようだ。正確な英語の発音はこうではないとご承知の方が多いだろうと、希望的に考えている。
メジャー:
事の序でにこれも槍玉に挙げておく。「メジャー・リーグ」(=”major league”)とカタカナ語になっているあの「メジャー」である。”major”の発音はカタカナ表記すれば「メイジャー」か「メイジャー」でしかあり得ないと信じているが、我が国はマスコミ人も一般人も皆恥も外聞もなく「メジャー」なのだ。これをおかしいとも誤りとも思わない有識者の方々は、何処で誰からどのように英語を学び、何処の辞書を使ってこられたのかと、当に理解不能である。尤も、何度も言ってきたことで、このようなカタカナ語をお使いになることと妨げるものではない。本当の英語は違うものだと知って使うのであれば、どうぞご自由にと言っておく。
アベノミックス:
今朝ほどNHKの政治討論を聞いていたら、誰だったかが「アベノミックス」と言っていたのはウンザリだった。確か東大を出ておられた女性議員だ。これがこの件を採り上げようと思った動機だ。カタカナ語批判よりも教養の問題かも知れない。
これは正しくは「アベノミクス」(固有名詞にしてアルファベット表記をすれば”Abenomics”)であるのは言うまでもないこと。更に追いかけて解説すると「安倍晋三」の”Abe”と”economics”を継ぎ足したというか、もじったものであろう。これが英語をまともに理解出来ていない為か「ミクス」が”mix”と混同されて「アベノミックス」という恥ずかしいカタカナ語になってしまうようだ。
私が嘆きつつ言いたいことは”economics”の発音をカタカナ書きすれば「イーカノウミクス」か「エーコナーミクス」であり、両方とも”no”にアクセントが来るが、絶対に「ミックス」とはならない。文字通りミックスしてしまったのだ。一般の我が国の英語教育で育ってこられた人が言うのならまだしも、苟も国会議員たる者(それも一人や二人ではないのが実態)が”Abenomix”では、泣きたくなってくる。
パーテーション:
この言葉を入力しただけで「パーテイション」が出てくる。これも英語の知識不足か、学校教育の英語の至らざる為か、”partition”(=パーテイション)が正確に発音出来ずに「パーテーション」になってしまったと思っている。これは部屋などの「仕切り」の意味で、往年の我がW社のオフィスは壁ではなく可動式のパーテイションで仕切られていた。私はこの程度の日本語にない発音は教え方さえ正常であれば(教える方の発音がキチンとしていれば)、そう苦労せずに発音できる程度の難度だと信じている。
ところが、最近ではテレビに登場するタレントや芸人どもの中には「パーテーション派」が目立って増えていたのが嘆かわしいのだ。何度でも言うが、耳から入った言葉は影響力が強く、我が国のが学校教育における英語教師の方々の外人離れした発音で育った罪なき方は、素直に「パーテーション」を受け入れてしまったようだと疑う。
なお、”security”を「セキュリティ」としてしまったおかしさも根源は同じだろうが、これなどは如何なる辞書を見ても「セキュリティ」のような発音記号は出ていないのだ。だが、何処かの誰かがあっさりとローマ字読み式にしてカタカナ語にしてしまったようだ。正確な英語の発音はこうではないとご承知の方が多いだろうと、希望的に考えている。
メジャー:
事の序でにこれも槍玉に挙げておく。「メジャー・リーグ」(=”major league”)とカタカナ語になっているあの「メジャー」である。”major”の発音はカタカナ表記すれば「メイジャー」か「メイジャー」でしかあり得ないと信じているが、我が国はマスコミ人も一般人も皆恥も外聞もなく「メジャー」なのだ。これをおかしいとも誤りとも思わない有識者の方々は、何処で誰からどのように英語を学び、何処の辞書を使ってこられたのかと、当に理解不能である。尤も、何度も言ってきたことで、このようなカタカナ語をお使いになることと妨げるものではない。本当の英語は違うものだと知って使うのであれば、どうぞご自由にと言っておく。