新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

沖縄を考えると

2016-06-24 08:17:36 | コラム
沖縄全戦没者追悼式で:

昨年の6月23日のブログには下記のように私は書いていた、

>引用開始
“昨日フジテレビに出ていた久保田るり子元ソウル特派員が当たり前のようで興味深いことを言っていました。それは「慰安婦のデモであれ、歴史認識のでもあれ、挺対協(でしたか?)のデモであれ、韓国では何時も同じ顔の人たちが同じプラカードを持って集まっている」と指摘したことです。

沖縄でも同様なことが起きていると常に指摘されてきました。しかし、マスコミはこれを報じません。フジではあの女性は普通のことを言ったような顔で平然と言いました。しかし、聞き捨てならぬことかと思うのです。言わば「よくぞ言ってくれた」なのです。”

それにしても本日の沖縄の記念式典でのあの「辺野古移転反対命」のような知事の発言も酷いし、登壇された安倍総理に「帰れ、帰れ」と罵声を浴びせたのは沖縄の人ではないだろうと推理しますが。あの知事は「辺野古反対は知事選挙で認められた総意」とあの場で言う感覚の持ち主。「もうソロソロ目が覚めても良いのでは」と言ってやりたいのですが、無駄か。”だった。
>引用終わる

そこで、昨日の追悼式では出席された安倍総理に「『かえれ』のヤジが飛び、戦没者の慰霊とは全く関係がない罵声を浴びせ、例の翁長県知事は平和宣言で地位協定の改定を求めた」と報じられた。私は「矢張り久保田氏が指摘したような例年と同じ者たちが押し寄せていたのか」と思わずにはいられなかった。私は翁長という人物の言動には全く共感を覚えないし困った人だと思うが、それでも彼が反米や「海兵隊撤去」を唱え続けることに全然理がないとまでは思っていない。

河添恵子氏は去る6月4日の講演では「現在の沖縄の実態は行ってみなければ解らないほどだ」と指摘されていた。中国の沖縄に対する狙いも語られた。私は沖縄の新聞や本土のマスコミ報道では実態を知り得ないという意味かと思って聞いた。先の衆議院議員選挙では自民党の候補が全滅し、この度の参議院議員選挙でも現職の島尻安伊子氏も危ないと予想されている。それでも「安保法廃棄」を唱える野党がいるのだ。困ったものだ。