新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

スポーツ談義

2017-02-27 07:48:11 | コラム
偶にはスポーツも語ろう:

東京マラソン:
予想通りの結果に終わったので、余り感想もないし論評の余地はない。26日は体調も整わずボーッとして過ごしていたので、見るともなく日テレの中継を見ていた。走り出して間もなく先頭集団が全員アフリカ系だったのも予想通りだった。箱根駅伝の中継放送をやっている日テレでは批判しようもないのだろうが、箱根駅伝上がりの有力だったはずの走者が何れも35 km辺りを過ぎると失速してしまうのは、私が長年批判してきた20 kmしか走れない走者の育成に努めてきた駅伝に注力してきた輝かしくない成果である。設楽某と服部勇馬だったかが悪い(良い?)例だ。

次に毎度のことだが情けないのが「日本人1位」という立派な?成績だ。これは貶して言っているのではなく、よくぞ世界水準の強豪にあそこまでついて行ったと精一杯褒めて上げているのだ。だが、そうだからといって世界的な大会に日本代表として派遣するのは全く奇妙なことだと言いたいのだ。あの程度の走者が世界的な大会でまかり間違っても勝てることなど考えられない。参加することに意義があるだけが意義ならば行かせれば良いかも知れないが、ここでは「駅伝ばやり」を傾向を見直すべき時期ではないのか。「該当者なし」という勇気を出して、指導者の意識改革にでも着手したらどうだ。

何とも情けなかったのはその指導者の一員であるはずの瀬古が、アナウンサーに乗せられて「キプサングが2時間3分台が出そう」だの何のと嬉しそうに騒いでいたことだった。彼自身は我が国のマラソン走者を育てる係のはずなのに、自らの頼りない業績を反省する言葉もなく、外国人が良い記録を出しそうなことを喜んでいて何になる。日本人1位だった井上だったかも標準記録とやらに達していなかったのだ。笑う前に情けなかった。

余談になるかも知れないが、この行事を定着させ世界的にも有名になったのは、数少ない石原元東京都知事の業績のうちだと評価する声があるのだ。

侍ジャパン:
野球のことだ。私は日本代表を率いる小久保監督なる者を全く評価していない。従って、来るWBCの大会での、この誰が好き好んでつけたか知らないが「侍」等という時代感覚に乏しい渾名(愛称)をつけられてしまった我が国代表には期待していない。小久保が駄目監督なのは既に先頃韓国に負けた辺りで酷評して置いたし、野村克也氏も「その任にあらず。何で俺じゃないのか」と決めつけていた。

あの選りに選って韓国に負けた際にも、あれほど不安定だと解りきっていた松井裕樹を締め括りに出して大失敗してしまったにも拘わらず、また今回のメンバーにも選び、あのソフトバンクとの練習試合に出してまたぞろ失敗していた。それだけではなく、3~5番に置いた打者を試合途中で代える愚挙までやってのけた。試したかったとでも言い訳する気かも知れないが、昨年の実績があるから選んだのだろうから、それでは世迷い言だ。

MLBに行っている者の中で青木一人しか呼べなかったのも、監督乃至は連盟の大失態だろう。そうでなければ、アメリカに出て行く者たちに「契約する際に、WBC代表に呼ばれた場合には球団に拘束されない」という条項を入れることくらいの知恵をつけておけと指導すべきだった。呼ばれるかどうか解らないという問題ではなく、契約とはそういうものだと心得ておくべきだ。誰がかって、小久保監督様もだ。

3月8日から始まる試合では監督以下が私の予測を裏切る活躍を見せて欲しいものだ。余談だが、kazk様はご不満かも知れないが、サッカーもラグビーもほとんど見ることなく過ごしてしまった。反省。