新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

国内外の情勢と動向

2017-02-26 14:41:00 | コラム
四の五の言わずに国内外の情勢を見守っていこう:

(1)先ずは国内:
一寸気懸かりなのが民進党がここを先途と安倍政権を攻めまくっている森友学園の国有地払い下げ云々の件だ。単なる閃きで何らの具体的根拠もないが、内閣も財務省も国交省も処理を誤ると安倍内閣の命取りになりかねないと、気になってしようがないのだ。まさかとは思うが、テレビ中継だけの官僚の答弁を聞いた限りでは隙だらけに見えて、民進党如きに一層つけ込まれるのではないかと思ってしまう。杞憂に終わって欲しい。

稲田防衛大臣の南スーダンのPKO派遣にしても、答弁が拙劣すぎてこれまた気懸かりである。そこに面白そうな所だけを切り取ってテレビ中継する各局の手法も手伝って余程上手く処理しないことには、稲田大臣の交替だけで済めば良いのだがと思わせてくれる。民進党は例によって例の如くに安倍政権を攻めまくるが、彼らが本気でもう一度政権の座につく気だとは現時点ではとても考えられない。ではあっても、揚げ足取りで攻めまくるのが彼らの唯一の手法である以上、まだまだやり続けるだろう。時間の浪費で終わって欲しい案件だ。

(2)アメリカ:
さて、トランプ大統領だ。私は当分の間は彼の形振り構わぬとしか見えない強い意志の下に「アメリカファースト」と「アメリカを再び偉大な国に」政治が如何なる成果を国の内外で挙げるかを見守っていくことにした方が無難かと考えるようになった。何れにせよ、ここで私如きが如何なる論評をしようと、何かが変わる訳がなく、トランプ大統領は己の信じる政策を打って行かれるのだろうから、その結果が明らかになるまで待っているべきだと思った次第だ。未だ就任後に1ヶ月と数日しか経っていないのだ。CNNとNew York Timesが結果を伝えてくれるのをまとう。

(3)金正男暗殺事件:
この件ではマレーシアと北朝鮮の関係は予断を許さないなどという状況ではなく、一体全体何が真相で、誰が伝えることが本当で、何が“fake”かが全く解らなくなってきた。即ち、金正男氏は本当は亡くなっていないとか、彼には影武者がいてあの空港に現れたのが本人だったかは不明だとか、空港で彼に飛びついて逮捕された女性2人が替え玉だったとか、北朝鮮の工作員は彼が離陸後に亡くなるように計画していたが、手順を誤っていたとか、余りに色々な情報が錯綜し氾濫しているのだ。

ただ、北朝鮮は自分たちがやったことだと認めることは到底あり得ないので、ここまでこじれてきた状況をマレーシア政府が如何に処理していくかは非常に難しい政治・外交・軍事等が複雑に絡んだ判断になってくのではないかと言う気がする。我が国のテレビ局がまるで彼らが芸能ネタを扱うように連日連夜採り上げるべきような案件ではあるまいと思う。中国とマレーシア、中国と北朝鮮、南北朝鮮等の関係がどのように変化するかをジッと見守っていなければならない微妙なことだと思う。

(4)私的な事情:
最後に私事だが、24日に新たに処方された前立腺対応の薬が説明書に記載されていた通りの副作用を起こして、昨日から眠くて体がだるくて仕方がない。昼間はボンヤリとしているのだ。本日も漸く気を取り直してPCに向かった次第だ。体調の推移を慎重に見守って、もしも耐えられない状態にでもなれば、主治医か掛かりつけのSクリニックのS医師に訴えに行かねばなるまいかという状態。兎に角眠い。