新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月5日 その3 トランプ大統領とマテイス国防長官

2017-02-05 17:55:07 | コラム
日本の貢献は他国の見本:

James Mattis(ジェームス・マテイス)国防長官は稲田防衛大臣との会談の後の記者会見で「日本の駐留米軍の費用負担額は他国の見本となる」と聞こえたことを言った。これはトランプ大統領の選挙キャンペーン中の妄言を真っ向から否定する形となった。尤も、私は何処かの局でトランプ氏は外務省筋が彼の側近筋にそのとんでもない誤解と誤認識を訂正する申し入れを行ってからは、この件に触れなくなったとは聞いていた。だが、大統領様はTwitterでも何でも、全くご訂正の気配がなかった。

そこで疑問に思うことは、大統領が全幅の信頼を置くと聞くマテイス氏のあの発言を“fake”だの“ridiculous”だのと例によって酷い言葉を使って否定しにかかるかということ。ここまででも十分に大統領の不勉強というか無知振りはさらけ出されてしまっているのだが。残るは自動車関連の勉強不足を安倍総理がどうやって恥をかかせずに暴くかだ。

大谷翔平がWBCを辞退した

2017-02-05 10:09:53 | コラム
栗山監督に大半の責任がある:

次に責めを負うべきは間抜けなマスコミである。私は彼らマスコミが褒め称え持ち上げるものまたは事象は、胡散臭いか単なる大衆迎合であって信じないようにしてきた。しかし、大谷翔平を過度であろうと何であろうと賞賛するのは少なくとも誤りではないと思っている。サッカー出身者としてはあれほどの希有の素材を野球如きに盗られた(?)のは残念至極だと思うほど優れた素質の持ち主である。それ故にもっと慎重に大切に育てていくべきだった。

だが、プロ野球も当方が先頃相撲を「我が国の歴史と伝統に輝く興行だ」と断じた際に野球も興行だと規定したが、野球の方が好む人の幅も広く、アメリカの先例に倣ってより巧妙に商業化されていると思う。関取の四股名をた野球帽など市販されていない!しかもNPBは一応2リーグ制を採っているので、単体の興行である相撲よりも商売熱心だ。その商売の成功の為には「客を広く呼べる選手が必要になる」のは当然である。

その営業基盤の拡張の材料に(不幸にも選ばれた、いや、栗山監督が選んだのが?)大谷翔平だった。私はMLBに行きたいのであり、あれほどの素材であれば「投手」として使っていきたい素材だと思っていた。打つ方にもそんじょそこらのNPBの打者どもとは比較するのも失礼なほどの資質があるのも確かだと見た。但し、野球の専門ではない私には、あの下かしゃくり上げる打法と、外に流れるスライダーに対する弱さを矯正する暇があれば、投手として技量を磨くことを優先させたかった。

あー、それなのに栗山監督は無知蒙昧なマスコミが命名した「二刀流」に執着して投手と打者の両面に使い続けてしまった。フットボール業界では野球以上に「攻撃」と「守備」のテイ-ムが別れているだけではなく、キッキングゲームとキックオフリターン専門の「スペシャル・テイーム」があるほど任務が専門化されている。ある意味ではそれほど厳しく且つ専門性と耐久力が必要になる競技だということだ。

野球にはそこまでの体力乃至は持久力か専門性は必要とはされてないかと見ているが、投げるのと打つのと他に走る能力との鍛え方の間には、大きな違いがあるのではないかと思っている。金田正一が「下半身を鍛える為に走れ、走れ」と叫んだのは決して見当違いではないが、下半身の強化の為の走法と「ベースランニング」のための走り方は別物だ。野球の連中はベースを回る時にサッカー、ラグビー、フットボールのような切り返しというかカット走法のステップを切る走り方を教えられていないのだ。その欠陥があの大谷君が一塁ベースを踏み損なった際に右足首を痛めたことの原因になったと見ている。

栗山監督を大谷を攻守両面で使うことに執着して首尾良く日本シリーズを獲るには獲ったが、あの第6戦では大谷を使えなかったではないか。大谷をWBCに出せなかったこと(原因を造ったこと?)を詫びてはいたが、あれほどの素材で未だ22歳でしかない素材を傷物にでもしてしまうことがあれば、その罪は万死に値するとまでは言わないが、少なくとも引責辞職くらいはして貰いたい。ダメ監督の小久保だって大迷惑を被っただろうよ。

私は大谷翔平が昨シーズン前に体を鍛えて93 kgにまでしたと誇らしげに言っていたのを、確か徹子の部屋だったかで聞いて、何となく何らの科学的かトレーニング論的な根拠なく「危ないのでは?」と閃いた。暫くして考えたことは「彼のそれ以前の骨格乃至はその体重を支える脚乃至は下半身の筋力が急増した重さに耐えきれるのか」だった。もしかすると、一シーズン両面で使われた疲労があの右足首に凝縮されて出てきたのではないかと思っている。

栗山監督は平凡な野球選手だったが、評論や人使いには非凡なものを見せる優秀な人物だが、我が国スポーツ界で最も送れていると酷評するトレーナーもいるほど遅れている野球用のトレーニング理論に精通されていないのかと疑う。またはトレーナーと専任のコーチに人を得ていないのかの何れかだろうと思う。フットボール出身の次男は「アメリカ球界にもこの故障の件は届いているだろうから、彼らが大谷がMLBに来る時に買い叩く材料が出来たと喜んでいるのでは」とまで先読みしていた。

我が国のフットボール界でも大学まで行けば先ず滅多に両面をやらせることはないのが常識だ。NPBは野球界の最高の素材集めたプロの集団だ。ましてやアメリカのNFLではどうなっているかを考えろとなる。栗山さん、何と聞く。


2017年1月の新宿区の人口

2017-02-05 08:11:57 | コラム
2ヶ月連続で僅かに減少していた:

もしかすると16年11月に一気に1,111人も、しかも外国人が1,188人も増えていたことの反応が出たのかとすら思わせられた全体で700人もの減少だった。連日連夜ガラガラを引いて歩く連中の姿を見せつけられ、イスラム横丁に屯する暗い顔をした者たちが歩行者と自転車の通行の邪魔をしている様子を見せつけられていただけに意外だった。外国人の減少は342人で41,235人となり、全人口が297,253人となった358人とほぼ同じ減少幅だった。

大久保通りはJR山手線の新大久保駅を隔てて様子が様変わりする。即ち、明治通り方向の東側にはその韓国化粧品店とサムギョプサルを売り物にしているかに見える焼き肉屋その他に相変わらず我が国の若い女性が蝟集しているが、その西側というか小滝橋通り方向には圧倒的に中国人とイスラム教徒が多く、吉野家、すき家、McDonald’s、回転寿司屋等の所謂ファストフード店を繁盛させている。特に間口が狭かったMcDonald’sは彼らのご贔屓で、3階まで客席を追加「オープン」したほどだ。

増減の比率を見れば、基本台帳の人口は338,488人と対前月比△0.2%、日本人は297,253人の△0.1%、外国人は41,235人で△0.8%とそれぞれ微減だった。これを見て思うことは、我が新宿区に住み付く者が増えたのではなく、旅行者か短期滞在者が街を賑わせているということだった。だが、何時も素直に疑問だと感じることは「何故、業務スーパーの河内屋で買い物をする異邦人どもはあれほど異常に大量に買い付けるのだろうか」なのだ。もしかすると、彼ら旅行者は高くつく外食せずに宿泊先で煮炊きしているのかとも疑ってしまう。

私は正直なところ、何故に百人町/大久保界隈がこれほど外国人を惹きつけるのかが解らない。だが、彼らには自国を捨てるだけの理由があるのだろうが、その行く先が自国よりも遙かに物価水準が高く、宗教と文化が違いすぎる日本を何故選ぶのかだ。我が国では戦争が終わった直後の「外人様歓迎の習慣」を未だに引きずっており、決して彼らを虐待しないような善意があると思っている。そこに「付け込まれている」と私は真剣に疑い、甘過ぎると憂慮している。北京語で喚き散らしている連中に工作員がいたらどうすると憂いている。

外国人の比率は12.182%で昨年12月の12.257%からは0.075%だけ下がっていた。なお、昨年の11月の12.292%だったので、率としては減り続けている。10月は11.98%、9月は11.8%、8月の11.9%、7月は11.8%、6月は11.8%、5月が11.9%、4月が11.5%、3月が11.6%、2月が11.6%と1月が11.5%だったのだから、遂に12%台に止まったことも変わっていなかった。

この百人町/大久保界隈ではアジアとイスラム教圏の外国人が多く出没し何となく不気味ではあるが、警察の出動するような刑事事件を起こしたと聞いたことがない。近頃はその連中は病院や医院等に数多く現れているのが目立つ。彼らは皆国民健康保険証を持参してチャンと日本語で対応する。私には不思議な現象にしか思えないのだが。

参考資料:新宿区広報「しんじゅく」平成29年2・5