新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月14日 その2 私の情報源

2017-02-14 09:01:14 | コラム
私は何処から情報を取っているか:

11日に掲載した「アメリカとオーストラリアに駐在経験がある輸出入の専門家は言う」と関連したことです。実は、13日に「頂門の一針」を何気なく検索したところ「この人はこの記事のような情報を何処から手に入れているのかな」という、誰からかも解らない書き込み(?)がありました。

答える必要があるかと一瞬悩ました。私が書いていることは全て実際に日本とアメリカの会社と現地で経験した範囲内と、長い年月をかけて構築した交際範囲と紙パルプ産業とその関連業界をも含めた私独自の情報網からと、それ以外は多くの方に不思議がられる膨大な範囲の記憶から呼び起こしています。時には情報網の中の方に確認することもありますが、多くは記録を取っていなくて、記憶に頼っている例が多いと言えるでしょう。記憶力は年齢ともに退化しますが、高齢化する前に入った記憶は残っているものです。

自慢話めきますが、ずっと続けてきたことで、今更尋ねられても弱ります。

Englishならではの表現集

2017-02-14 08:12:47 | コラム
こういう使い方がある:

矢張り、Englishの特集を続けたくなった。

“I suspect that they raised the room rate without any advance notice.”
解説)「私は事前の通告なしに部屋代を値上げしたのに違いないとみている」なのだが、ここで重要なことは“suspect”の使い方。ここでは単純に「疑う」ではなく「そうだったと思っている」と、余り芳しくないことが起きていたと見なす場合に使われる。「疑う」には“doubt”があるが、これは「単に」というか素直に「疑っている」ことを言う場合に使うと思っていて良いだろう。

“A little bird told me that Mr. Smith would be leaving the company.”
解説)「噂によればスミス氏が会社を辞めるらしい」なのだが、「噂」が“rumor”ではなく“a little bird told me”となっているところが肝だ。普通ならば“According to a rumor ~”などと素直に言いたくなるだろうが、このような表現が口語というか会話では出て来ることがある。

“Too bad! He blew it at the very last minute.”
解説)「とんでもないことだ。あいつが最後の最後にへまをやって台無しにしてしまった」とでも言えば良いところ。少し俗語っぽい言い方で、blowの過去形だが、破壊したか壊してしまったと言っているのだ。

“The bottom line is that you should get the job done no later than the end of this month.”
解説)ここでは“bottom line”の使い方を言いたかった。割に頻繁に出て来る熟語で「最低限」か「本音だが」と言いたくて使われるようだ。従って、この例文は「本当のことを言えば、君はどんなに遅くても今月末までにその仕事をやり遂げておけ」となる。私は正直なところ、この表現は苦手でほとんど使ったことがなかった。

“I had to walk the length of the hall way to join him, as he was expecting me at the other end of it.”
解説)ここでは“walk the length of”が「如何にもEnglish」と言いたい表現で「~を端から端まで(歩く)」と言いたくて使われるようだ。「彼が廊下の反対側で私を待っていたので、会う為にその廊下を端から端まで歩かねばならなかった」となるのだ。「待っている」が“expect”になっているのも、Englishならではの使い方。

“The name of the game is to get the job done as soon as possible.”
解説)“the name of the game”は「事の本質は」という意味なのだが、私には“the bottom line”と区別がつけにくくて悩まされた。「最も肝腎なことはその任務を可及的速やかにやり遂げることだ」とでも言えば良いか。

“I have not grabbed this number out from the air.“
解説)「この数字は単なる思い付きで言っているのではない」なのだ。これは、我が生涯の最上の上司だった副社長が好んで使っていた表現だった。「架空のものではない」とも解釈でるかも。

私的なことですが、本日から昨年4月の退院から10ヶ月を経てまた家内が別なことで入院となり、当分時間的にも精神的にも毎日更新を続ける余裕がなくなるかも知れません。