新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月24日 その2 カタカナ語排斥論者は言う

2017-02-24 17:57:26 | コラム
プレミアム・フライデーだと:

「たやってくれたな」と思った。本日がその第1回目だったらしいが、何処かの建物で通過したガラスのドアに係員が黄色っぽい印刷の英語の表記のポスターの如きものを貼っていたので、「あー、そーだったか」と解った次第だ。

何が気に入らないと言うか、おかしいかと言えば“premium”の正しい発音は「プリーミアム」と表記すれば最も原語に近くなるだろうからという点だ。それを何も思わずにか、何を考えたのか、ローマ字読みを採り入れて「プレミアム」とし、返す刀で「プレ金」とまでしてしまった。こんなことをやっていて、英語の試験に「この単語にアクセントを付けよ」などと言う下らない問題を何時まで経っても出している。

好い加減にチャンと原語通りのカタカナ表記をする習慣をつければどうだ。罪なき子供や児童や、生徒や、学生だけに止まらず、不勉強な大人も「プレミアム」が英語の発音だと思い込んでしまうのではないか。何時までもこんなことを言っているのも草臥れるが、英語教育をどうのと言うのならば、こういう小さなことから正していくべきではないのかな。これは文科省に言うべきかな、それとも某通信社か?

3M Clubの零れ話

2017-02-24 07:35:01 | コラム
アメリカの医療費は非常に高額である:

オバマケアをトランプ大統領が取りやめることは採り上げたが、話しが偶々当日退院したばかりの家内の手術料を含んだ費用に及んだ。すると、SM氏はその費用はアメリカでは考えられないほど経済的であるかを(兎角、医療費が嵩むことが問題になっている我が国の制度と比較すれば)指摘した。アメリカに在住する日本人の間では、飛行機代を考えても日本に戻って手術を受ける方が経済的であり且つ安心できると考えて帰国する人が増えているとも語った。尤も、貯めてあるマイレージを活かせば飛行機代は節減可能かも知れない。

アメリカの医療費は高額であるだけではなく、手術を受けた後でも数日で退院させられて自宅療養と外来での治療を言われる由である。YMとSM両氏は、「私の家内が負担した費用ではアメリカでは2~3日も入院させて貰えないかも知れない」と指摘された。アメリカでは信頼されている保険会社の保険に入っていないと治療を受けられない場合があると聞いているが、SM氏は月額300ドルに近い保険に入って安全を期していると言っていた。YM氏は冗談交じりに「アメリカで暮らす時には病気にならぬよう心がけるべきだ」とも言っていた。

両氏とも「そのアメリカでオバマケアを廃止すれば、またもや2,000万人以上の無保険者が出る階層があるのだから、容易ならざる問題となるだろう」と指摘していた。加えて、その国民皆保険を何とかして実現しようとしたオバマ前大統領の努力は解らないでもないが、今年中か来年には難しい問題が発生するかも知れないと予測した。この点では日本で良かったということになるのだろうが、我が国の医療費制度にも難点があると報じられているのは気懸かりだと思う時もある。