新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

2月25日 その2 良くそのお歳で

2017-02-25 09:17:25 | コラム
自慢話ではありません:

24日は国際医療研究センター病院の泌尿器科に20日の前立腺のMRIの結果を伺いに行った。結果というか結論はグレーよりも白に寄った判定で、4月半ばまで新しい薬を服用して様子を見ようとなった。と言うか「PSAの数値が下がるかどうかを見よう」ということ。

そこで、私の病気の記録を電子カルテで仔細に見られたT医師は「これだけ心筋梗塞と心不全、7本ものstent、皮膚ガン切除、胃腸薬の副作用による長期の下痢等々の病気を続けられ、尚且つ元気に歩いて診察室に入ってこられて、その年齢の高齢者であることだけも・・・」と言われた。私は素直に、単純に褒めて頂いたのだと解釈することにした。今回はそれらに加えて、MRIまで使って検査するほどPSAの数値が高かったのだということ。

実はカルテには載っていないが、1985年10月にはアメリカで自動車事故の被害者になって頸椎を損傷し、肋骨を折られて自律神経失調症に半年も苦しめられ入退院を繰り返していたという病歴もある。しかし、苦しんでいる間でも「必ず復帰できる」と気楽に考えていた無神経振りだった。

それでT先生と暫く語り合ったのだが、確かに旧制中学から72歳まで、途中抜けた期間があってもサッカーを続け、今でもジムに通って筋肉を鍛えるというと偉そうだが、衰えないように努めたことは貢献しただろうと言われた。また、20年ほど前に解熱剤の服用を誤って治療中の歯を抜かざるを得なくなり、ブリッジの歯は入っているが、残る歯は全部自前であることも助けになっているだろうとも言われた。

自分で言うのもおかしいのだが、多くの先生方に助けて頂いたのは間違いなく、自分でも何故今でも動けるのかが解らなくなる時がある。だが、何時4度目の心筋梗塞に襲われるかと、正直に言って毎日毎日ハラハラして過ごしている。


都議会の百条委員会

2017-02-25 08:38:56 | コラム
小池都知事の巧みな都議会選挙対策か:

24日夜のPrime Newsは東京都議会が議決した百条委員会を採り上げるとあったので、少しだけの興味を持って見ていた。しかし、司会の反町に突っ込まれた共産党と維新の会の都議会議員は「都民の目が豊洲問題に厳しく焦点を絞られているので(当方にそんな思いなど毛ほどもないが)ここは委員会を設置して石原元都知事や浜渦元副知事を呼んで云々」と未だに東京ガスから如何なる交渉をして何故豊洲を買ったかを解決すること大事だという点に拘っていた。

しかも、19名も呼ぶ証人の中に都議会員が入っていないのは何故かと、ここでも反町に問い質されると、答えになっていない答えしか出来ない始末だった。私は「今更この問題を石原君以下を呼んで問い詰めて、何らかの答えが出たとしても、それが地下水からおかしな物質が標準値以上に出てきたので移転を延期した(誰が?)問題か解決される材料になるのか」との疑問を呈してあった。その際には石原君が「私が悪う御座いました。私財を抛っても弁償しますとでも言ったとして、それが何になる」とも指摘した。

石原君以下の証人が何らかの責任を認めとして、その結果で地下水のベンゼンが劇的に減って安全性が保証され速やかに築地から移転でもするのか。私には良く解らない。

雑誌を含めたマスコミの論調を見ていると「小池都知事は敵を作ってはその方と対決する姿勢を見せるという作戦を採り、それなりの効果を発揮してきた。今や都知事は来たるべき7月の都議選に焦点を絞っているので、豊洲移転問題の結論は都議選が終わるまで出すまい。その間の標的が石原元東京都知事に絞られているのだ」という指摘が見える。そんなものかなと思わせられる。

同期の英雄・石原慎太郎君が何とかこの危機と言うべきか難局と言うべきか知らないが、言うべきことと承知していることを言いたいだけ言って疑念というのか黒い霧とでも言うのか知らないが、豊洲問題の解決を図ってくれれば良いがと思っている。あれだけの巨費を投じてしまったあれだけの立派な設備を何時まで経っても眠らせておくのは、幾らかの都民税を納めた者からすれば決して歓迎できることではないのだ。

あれだけの立派な設備何時まで空のままで引っ張っていくご予定かと伺ってみたいのだ。だが、その百条委員会なるものの委員があの程度では甚だ心許ない。あれで、小池マジック?から脱して自分の言葉で石原君を問い詰めるような質問が出来るのだろうか。そう思わせる発言ばかりなので30分ほどでPrime Newsを見るのを止めた。