綺麗事ではなかったか:
週刊AWACS氏は3月4日に下記の通り論じておられました。
<我が国のように相手に譲歩ばかりしたために今の複雑な日韓関係を作ってしまった。米国はよく見ている筈、また、文大統領の親北融和姿勢も米国にとっては厄介な代物、両国ともに一筋縄ではいかない面倒な国である。>
これに対する私の反応は以下のようになります。
誠にご尤もです。長年対日交渉に従事し、その後も外務省や民間の企業等の姿勢を見ていますと「落としどころか妥協点を探ろうと努める」、「相手の顔を潰さないようにしよう」、「論争を避け、対立を回避する」、「これを言うことで失うものがありはしないかと怖れる」という態度が読み取れました。であれば、指摘されたように韓国が相手でも「譲歩」ばかりになったのでしょう。現在はこれらが変わっていればお許しを
私がここでそう指摘するくらいですから、アメリカ側は十分に読み切っていました。故にアメリカだけではなく、韓国にも「これを言っても先ず何も失わない」とばかりに交渉を始められたのでしょう。困ったことに韓国にはアメリカの大学にで勉強し、ビジネススクールに留学してMBAを取得した者が特に財閥系の企業のオウナーの子息等に数多くいる点です。彼らはアメリカ式交渉術も学んだと思っています。
我が国からも勿論MBA取得者はいますが、「彼らは所詮はお客様で、英語力が・・・」と私の友人の某氏は言います。それのみならず、彼らの中に入って仕事をして、初めて彼らの手法を知る機会が出来るのです。歴代の内閣にはアメリカの大学に留学経験者がいますが、遺憾ながら諸外国との交渉に強気に「これを言うべきだ。言っても失うものはない」と真っ向から切り出した大臣は現職の河野太郎氏以外にはいなかったと思います。外交交渉でフェアープレー賞を獲ってきても何の役にも立たなかったのは歴史が証明してしまいました。
週刊AWACS氏は3月4日に下記の通り論じておられました。
<我が国のように相手に譲歩ばかりしたために今の複雑な日韓関係を作ってしまった。米国はよく見ている筈、また、文大統領の親北融和姿勢も米国にとっては厄介な代物、両国ともに一筋縄ではいかない面倒な国である。>
これに対する私の反応は以下のようになります。
誠にご尤もです。長年対日交渉に従事し、その後も外務省や民間の企業等の姿勢を見ていますと「落としどころか妥協点を探ろうと努める」、「相手の顔を潰さないようにしよう」、「論争を避け、対立を回避する」、「これを言うことで失うものがありはしないかと怖れる」という態度が読み取れました。であれば、指摘されたように韓国が相手でも「譲歩」ばかりになったのでしょう。現在はこれらが変わっていればお許しを
私がここでそう指摘するくらいですから、アメリカ側は十分に読み切っていました。故にアメリカだけではなく、韓国にも「これを言っても先ず何も失わない」とばかりに交渉を始められたのでしょう。困ったことに韓国にはアメリカの大学にで勉強し、ビジネススクールに留学してMBAを取得した者が特に財閥系の企業のオウナーの子息等に数多くいる点です。彼らはアメリカ式交渉術も学んだと思っています。
我が国からも勿論MBA取得者はいますが、「彼らは所詮はお客様で、英語力が・・・」と私の友人の某氏は言います。それのみならず、彼らの中に入って仕事をして、初めて彼らの手法を知る機会が出来るのです。歴代の内閣にはアメリカの大学に留学経験者がいますが、遺憾ながら諸外国との交渉に強気に「これを言うべきだ。言っても失うものはない」と真っ向から切り出した大臣は現職の河野太郎氏以外にはいなかったと思います。外交交渉でフェアープレー賞を獲ってきても何の役にも立たなかったのは歴史が証明してしまいました。