新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月15日 その2 トランプ大統領の独断専行的政治手法

2018-03-15 09:06:21 | コラム

トランプ大統領の独断専行的政治手法:

これについて、昔の同僚に下記のように質問してみたので、敢えてご紹介する次第だ。

>引用開始
貴国のトランプ大統領は相変わらず独断専行的政治手法でアメリカ市民どころか世界中と我が国民までを、先頃の電撃的な金正恩との首脳会談の決定で驚かせてくれた。それだけに止まらず、今度はレックス・テイラーソン国務長官の解任を当人に告げずしてTwitterで発表してのけた。

彼は飽くまでも形振り構わずに彼自身が決めた政策乃至は事項を強硬に推し進めていく気であるのは明らかであるようにしか見えない。私は鉄鋼とアルミの輸入に関税を課していく方針を打ち出したのもその現れだろうと見ている。我が政府は同盟国である我が国は関税の対象から除外するよう説得を開始したようだが、私にはトランプ大統領が肯んじるとは思えないのだが。

私はトランプ大統領が受け入れないと考える理由は「あの関税の賦課は彼の岩盤の支持層であるプーアホワイト以下の労働者階層の安全保障が狙いであるから」にある。しかもその支持層は常に38%以上を占めており、更に増加する傾向さえ見せているからだ。

我が国の著名なジャーナリストの1人が言うには「民主主義を信奉する我が国の議員制内閣の弱点はそれが為に何事でも議決する為には極めて時間がかかってしまう欠点があること」だそうだ。これでは現在のような国際情勢が不安定な時には、万が一の事態に追い付かない危険性があるという。ところが、独裁政権となって行った中国の習近平主席や、最近の(実質的には独裁の如きになってきた?)トランプ大統領の独断専行的決定には我が国で考えられない素早さがあるのだ。

私は貴国のトランプ大統領と金正恩との首脳会談が5月まで(=4月中に)実行されるか否かは極めて疑問だと懸念している。それは、それまでに残された短い間にアメリカ側は検証しておくべき課題が余りにも多く残されているからであり、会談の場所を何処に設定するかも容易ならざる課題の内だと思うからだ。

更に、私には今更金正恩がたった一度のトランプ大統領との会談で素直にアッサリと、核兵器とmissileの放棄を受け入れるとは思えないと疑うのだ。その点については制裁が効果を発揮しているという見方があるとは承知しているが、DPRKとの国交を結ぶ国が最近またもや増えて160ヵ国どころか170を超えた事実があることを見逃してはならないからだ。

私はトランプ大統領の頭の中は依然として「ドナルド・トランプ不動産会社のオウナー兼CEO」のままであり経営の全権を掌握していた経験がある以上、何でも自分の意志決定のままに動かせることができた事態を、the United States of Americaの大統領、即ち、Chairman and CEOになった以上、これまでと同様に振る舞って良いというか、これまで以上の絶大な権限を得たと思っておられるのではないかと想像している。

貴殿のご意見を承りたいので、宜しく。
<引用終わる






ここだけの話に願いますが

2018-03-15 07:56:13 | コラム
安倍内閣の危機かも:

どうやら、報道によると近畿財務局の改ざんの件を朝日新聞に漏らしたのは局内の反安倍内閣分子だったようだ。そこに野党が飛びついた訳だが「文書の書き換えは怪しからん事であっても書き換えた部分は言うなれば枝葉末節ではなかったかな」と思わせてくれる。ではあっても書き換えは書き換えで、良いことではなかったのだ。私にはその後の財務省と内閣の処理が不手際で野党共につけいる隙を与えたのだったと思っている。

問題はそれだけではなく、「希代の」という形容詞は付けられなくても、籠池泰典という詐話師が安倍昭恵夫人を狡猾に利用して彼女が言ってもいなかったことをさも言ったように語り、出してもいなかったのだろう百万円を寄付されたが如くに吹聴し、安倍夫妻がこの一件に関わっていたかのように仕上げてしまった。私には籠池が単独で安倍夫妻が絡んでいたかのような筋書きをでっち上げたのか、朝日と野党連合の意を受けていたのかが解らないのだ。

私は勿論安倍夫妻と安倍内閣に非はないと信じているというか信じたい方だが、事がここまで大きくなって佐川前国税庁長官の証人喚問まで二階幹事長が言いだしたような時代にまで立ち至っては、不当な野党と朝日新聞の連合軍の攻勢から如何にして閣僚からの脱落者もないように守っていくかはかなり難しくなってしまったのではないかと本気で危惧している。いや、回りくどいことを言わずにおくと、彼らに内閣の危機のように仕立て上げられたと考えているのだ。

ここから先は冗談だが、もしも安倍総理に総理大臣としての辞任にまで追い込まれる危険性もある責任を問われる案件がありとすれば、それはご自身の奥方である昭恵夫人の監督不行き届きだと思っている。昭恵さんの籠池如きの小悪人に付け込まれやすい甘さがあった行動に難点があったと思っているのだ。

最後に英語の講釈を入れておけば「ここだけの話」は Please don't use this against me. などと言うようです。