新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

3月26日 その2 Accidental花見

2018-03-26 15:54:44 | コラム
初めての花見

25日は久し振りの好天で家の中にいるのは勿体ないとばかりに、午後1時半頃に散歩を兼ねて買い物に出てみた。先ずは我が家の近所にある区営の人工芝の多目的競技場の周囲にある桜の咲き具合をと確かめに行くと、一組の高齢者がマットを敷いて車座になって酒を酌み交わしているところに出会った。それは良く見れば、当アパートのシニア会(=老人クラブ)の方々だった。

私は2006年1月の第1回目の心筋梗塞以降はこの会の集まりに出ていないので、知っている顔はただ一人だった。だが、その人物に折角通りかかったのだから飲めなくても仲間に入っていけばと勧誘されて断ることも出来ずに、実は生まれて初めてこういう地面に座って花見をするという貴重な経験をすることになった。元々酒が飲めない体質なので、花見酒の経験などある訳がないのだが。その顔見知りの方はどうやら幹事役だったようで「ところで、お幾つにおなりか」と問いかけられて85歳と言うと、勿論その場の最高年齢となっていた。言うなれば、長生きはしてみるものだということかも。

まさかこういう場面に出くわすとは予期していなかったので、前日に巣鴨のマルジで買ったばかりの深紅の室内履きの靴下をはいていたのが全員(と言っても10人ほどだが)の目に止まって「お若い」とからかわれる始末となった。飲めないということで水で乾杯してから歓談したが、座って下から桜を見るのは初めてで、何と言って形容したら良いのか解らない妙な経験だった。しかも、これが初めてということも会員の方々を驚かせる結果となって、一時の話題にされてしまった。

30分ほども仲間入りしていたが、幾らマットがあっても地ベタに座っているのは脚も痛くなって来たので、丁重に誘って頂いたお礼を申し上げて買い物に出掛けていった。まさかこういう偶発的なことで人生初のお花見をするとは全く予想していなかったので、あらため偶然の怖さと言うなれば有り難さを味わった30分ほどだった。私には矢張り前日のような染井霊園内で移動しながら多くの染井吉野を眺める方が性に合っているようだと思う。


マスメディアと野党の連合体

2018-03-26 14:50:04 | コラム
彼らの一致団結の努力が実を結んだか:

兎に角、先週末辺りからのマスメディアと野党の連合体の文書書き換え問題に対する姿勢というか、安倍内閣と自民党に対する攻勢は尋常ではなくなってきた。特に25日(日)の昼頃にはビートたけしの「テレビタックル」とTBSの「アッコにお任せ」がほぼ同時にこの件を取り上げて要らざる追及を始めたのには恐れ入っていた。その点では関口の「サンデーモーニング」も同様で、最早テレビを見るのは一層不愉快になってきた。見なければ良いのだが。

それだけではない。朝から晩まで共産党の志位や小池が文書書き換え問題を悪し様に罵って「安倍内閣を辞職に追い込もう」と喚く場面を繰り返して流すし、小泉進次郎に「何が起きたか解明すべき」などと言わせている。あれでは如何にも自民党内で意見が不一致だと言いたいようで、何ともはや形振り構わぬ「憲法改正阻止」の動きだ。何度も同じ事を言うが、あれでは訳が解っていない一般市民は「内閣支持せず」と言いたくなるのも不思議ではないと思う。支持率の低下などは言わば彼らの自作自演だ。

その本当に fake であるニュースをさも真実であるかのように流し、あの森友の豊中の国有地が途方もない曰く付きであり、隣地が既に90数パーセント引きで払い下げられていたことなどは一切報じないマスコミの姿勢などは、もうここまで来れば「ご立派」とでも言っておきたくなる
。ここまで事態を持ち込んでも、万が一にも安倍総理が辞職されても、後継は自民党内から出てくるだけではないのか。それでも憲法改正阻止になるとでも思い込んでいるのだろうか、連合体は。