新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

元の同僚への質問に対する回答

2018-03-17 08:08:09 | コラム
トランプ大統領の独断専行的政治手法を如何に見るか:

この件について15日に元の同僚に質問したとお知らせしたが、その彼から来た彼の答えというか考えをご紹介しよう。

>引用開始
情報の発信源で異なるが、トランプ政権下ではこの度解任されたテイラーソン国務長官を含めて20~22人の政府高官が辞任あるいは解任されてきた。この現象は政権の高官級の人事が病んでいることを示しているのではないか。

私は 鉄鋼とアルミへの関税賦課は撤回乃至は緩和されるとは見ていない。そう言う根拠はトランプ大統領が技術面における変化がラストベルトにおける雇用の減少を招いたという事実を受け入れていないし、雇用が復活することはあり得ないからだ。

私はトランプ大統領と金正恩の首脳会談は以下の不達の理由で実現すると見ている。1)先ずは、金正恩は会談が実現するまでの間と進行中に核兵器計画を進行できる時間の確保が可能であること。2)はトランプ大統領がこの会談によりマスコミの目をロシア疑惑から逸らすことが可能となるから。

私は金正恩が究極的には核兵器計画の進行を停止することに合意すると見ているが、それ自体に何に意味もない。その理由は金正恩の方がトランプ大統領よりも経験豊富で米国の大統領を操るテクニックに長けているようだし、如何なる合意事項でも結局は破っていくだろうと考えている。

私は 金正恩は我が国が韓国を支えていく事が重大な軍事的行動の抑止力となることを考えに入れているだろう。何故ならば、アメリカが軍事行動に出れば、韓国には深刻な悪影響を及ぼすからである。

しかしながら、トランプ大統領は彼自身に影響を及ぼす事柄には大いに関心を示すが、他者に対してはそれほどではないと見えるのだ。私は我が国の軍部は賢明であって欲しいと望んでいる。
<引用終わる

これまでの彼のトランプ大統領に対する過激とも言える発言からすれば、穏やかな部類だったという感触だった。