新宿少数民族の声

国際ビジネスに長年携わった経験を活かして世相を論じる。

「専門家の人たちの考察」の続編

2019-06-23 07:51:05 | コラム
マスコミは専門家の範疇か:

昨22日には例によって例の如くマスコミ批判になるかと懸念しつつも「専門家の人たちの考察」を掲載したが、そこには嘗て我が友のYM氏がアメリカでivy League等の有名私立大学のビジネススクールの教員だった頃に語り合った、言わばマスコミ批判とも言える彼の見解は伝えていなかった。この件は今からおよそ10年前に採り上げて論じたことがあったが、ここに敢えて再録してみようと考えた次第。

それは、彼が言うには

アメリカの有名な私立大学の経済学部には世界的に有名なエコノミストでもある教授たちが多くいるのだが、日本のマスコミというか新聞記者などが直接取材と言うべきか意見交換と言うべきかとの目的で訪問したという話は聞いたことがない。これは遺憾であり且つ情けないことだと認識している。尤も、そういう教授たちは極めて多忙で、アポイントを取るのは容易な技ではないと思う。だが、何とかして面談出来て議論してみないことには、理論的にも何も世界的やアメリカ国内の経済問題で良いニュースというか有意義な記事は書けないだろう。

また、仮令アポイントが取れて会えたとしても、英語で経済問題を丁々発止と議論するのは通り一遍の英語力では先ず無理だと思う。それだから我が国の特派員たちは結局はニューヨークタイムスやウオールストリートジャーナル等々の記事を信じてそのまま流すことになってしまったのだと見ている。日本の有名大学の教授の方たちだったならば議論を戦わせられるだろうが、そういう対談の例は余り聞いた記憶はない。先生方にそうしょっちゅうアメリカまで来られる時間的な余裕があるかは知らない。」


ということだった。(余計なことだろうが、仮に夏休み期間中にアメリカに行っても、多くの用心は休暇中で、本当に誰もいなくなるのがアメリカなのだ)

大要そんなことだったと記憶している。私はマスコミというか海外への特派員の人たちはニュースを的確に取材して、正確に報道する専門家であって欲しいと思っているが、YM氏との語り合いでは彼らには「専門家」の役割を果たしていない人が多くはないかと感じた次第だ。この件が諸賢の何らかのご参考になれば幸甚に思う。

専門家の人たちの考察

2019-06-22 14:36:58 | コラム
所詮は当事者ではない恨みが残る:

昨21日夜もBSでTBSの報道1930とフジのPrime Newsを見ていた。内容には共通する点もあったので興味深く「専門家」の方々の習近平主席のDPRK訪問に関してのご意見を承っていた。彼らは一様に広くて深い情報網をお持ちであり、その現状と将来の分析と解説には傾聴すべき点が多々あり、非常に勉強になった。ただ一つ問題ありとすれば、東洋学園大学教授の朱建栄氏で、彼はまるで中国というか習近平主席の代弁者の如きであり、余り愉快ではない存在ではないと私の思わせている点だろう。

何も昨夜のような主題に限定せずに多くのテレビ的な専門家を考えて見れば、私はニューヨーク(ワシントンDCだったか?)に駐在しているという点だけを採り上げても、産経の古森義久氏が出色であると思う。彼の採り上げる情報とそれに関する分析と判断の適切さは抜群に優れていると評価している。その優秀さの背景にある事は先ずは現地にいることだが、私は恐らく彼ほどの英語力がある特派員(何と大時代な名称か。英語では素っ気なく“correspondent”である)は他社にいないと見ている。私は彼の情報収集能力にはあれだけの英語力が大いに力になっていると思う。

話題は少し外れるが、アメリカに限らず外国人は「英語が上手い人即ち能力が高い人で信ずべき相手」と決めて付き合う傾向があるのだ。勿論、古森氏以外にも英語能力が高い人はいるだろうが、要するに如何にして外国人(情報源)の信頼を獲得出来るかが勝負の分かれ目だと思う。言い方を変えれば「自分の言葉で、自分で収集し分析した情報を語っているか」であり、「一聴で伝聞か報道された記事から引用した」と聞き手に悟られては価値がないのだ。

当方が長い間お世話になった紙業タイムス社(社名が如何にも業界新聞の如きだが、歴とした紙パルプ産業界に特化した出版社である、念の為)の高橋吉次郎社長(当時)は「自分の脚で稼いだ情報を自分で分析して自分の物として自分の言葉で発表するのが真の記者である」と常に言っておられた。換言すれば「右から左に伝聞を記事にしているようでは使い物にならない」と厳しく記者たちに説き聞かせておられたのだ。私も「その通りだろう」と思って聞いていたのだった。

私はW社のような組織の中に入って当然のように副社長兼事業部長級の優れ者たちの話を聞く機会があったが、彼らが強調する点は「我々が紙パルプ森林産業界の流れを創っているのである。我々が事を起こしているのであって、当事者である。マスコミの中には優れた解説や分析の記事を出す新聞社も専門の出版社もいるが、彼らは伝聞を伝える専門家であって流れを産み出しているのではない」という誇りと認識を持って事を推し進めていた。私流に換言すれば「メデイアの記事は結局は後追いになってしまうものだ」と聞こえていた。

私は製造業が恰もこの世を動かしていると思われていた時代の育ちなので、彼らの主張を当然のように受け入れていた。そこから先の問題点として考えられることはそういう製造業界が創った流れなり事柄なりを、マスメディアが何処まで正確に余す所なく業界の目指すところを一般大衆に伝えてくれるかであると思う。報道する側には独特の解釈もあれば、記事にする記者の視点と言うかよって立つ角度によっても内容が変わってくると思う。そして屡々我々が考えてもいなかったような分析になってしまったこともある。それは彼らは競合する同業他社も取材するからだったことも屡々あった。

何れにせよ、マスメディアが背負っている大きな障害物は「彼らは当事者ではなく、メーカーなり研究者が起こした事柄を如何なる方角から見て分析したか」であると、私は考えている。マスコミは好む表現に「真実は一つ」というのがある。私はこれは眉唾物だと思っている。それは同じ出来事でも、見る者の主観、立ち位置、角度、立場が違えば全く別なものとなって報道されていたことがあった。取材する記者がどれほど能力が高くとも、製造業界の経営者や管理職や研究者の頭の中までは取材が及ばず「何を目指していたのか」を読み取ること叶わず、推量になってしまうのだと思っている。なお、私の持論は「出来事は一つ」なのである。

今やICT化がここまで進み、AIが“fake news”を好き勝手に創り上げてしまう時代なってしまった。そういう時代にあって当事者ではないマスコミの方々が何処まで正確且つ的確に製造業界か研究開発機関やGAFAのようなビジネスの実態やその目指す新分野等を読み切れるかは、非常に難しい時代になったと思う。しかもそれだけに止まらず、アメリカ、中国、ロシア、イラン(イスラム教国)、DPRK等々の世界戦略や貿易戦争や情報合戦が益々複雑化して「次に何が起きるのか」などを読み切れる者が果たして何処かにいるのだろうかという時が来ている。

そういう時代にあって「専門家」には「その果たすべき役割」であるとか「この先に何が起きるか」等々、世間の期待はドンドンと高まると同時に難しくなっていくと思われる。そうなっていけば行くほど、彼らが事を起こしていく当事者と何処まで深い間柄を確立して独自の正確且つ的確な情報収集能力に基づく報道と分析と解説が出来るかが重要な課題になって行くと思う。私は我が国の報道機関の方々には「洋の東西間の文化と思考体系と場合によっては歴史の違いにまで踏み込める外国馴れ」を求めたいのだ。

それ即ち、古森氏のような英語力が必要になるとも言えると思うのだ。より厳しく言えば、トランプ大統領が“fake news”であると舌鋒鋭く批判されたアメリカの有力紙(ニューヨークやワシントンDC等の言わば地方紙を指す)の記事の垂れ流しでは通用しなくなる時が来ているという意味だ。記者会見ではなく、事を起こしている当事者を取材せよという意味でもある。「何だ、結局はマスコミ批判か」というこ声が聞こえてきたようだ。

6月21日 その2 海外での日本人選手の活躍に思う

2019-06-21 14:47:50 | コラム
八村塁、大阪なおみ、サニブラウン・ハキームに思う:

何故錦織圭君が抜けているかと訝る方もおられるだろう。本音を言えば内心では非常に微妙なことになるかも知れないと危惧する問題を採り上げようとしているのだ。

八村塁君:
先ほどジムから帰ってヒルオビだかを見ればゴンザガ大学に行ってバスケットボールをやっていた八村塁君が世界のバスケットボールの最高峰であるNBAのドラフトで1巡目に指名され、ウイザーズに入団が決まったと報じていた。これは将に素晴らしい快挙であって大いに祝福すべきことだと思う。

私は幸いにも在職中に何度もNBAのゲームを見る機会があったので、それがどれほど凄いことかが解る。彼は本場アメリカの強豪大学に行ったからこそ天与の素質を伸ばせたのだろう。ご存じでない方の為に付記しておけばアメリカの大学の運動部では成績が悪いと試合には出さないというのが一般的である。

実は、私はバスケットボールは本職だったサッカーに次ぐ得意なスポーツで、高校の頃には身長のハンデイキャップをものともせず、学年のバスケットボール部員以外の5人に選ばれていたほど好きな競技だった。何故上手くやれたのかといえば、サッカーをやっていればそれなりにスピードがある動きが出来るし、パスの理屈はサッカーと同じなので、気が合う仲間と組めば十分に楽しめたのであった。

サニブラウン・ハキーム君:
次は100 m走で日本記録の9.97秒を叩き出したサニブラウン・ハキーム君。Wikipediaのお陰でSani Brownが名字だと知り得た。彼もアメリカの優れた指導法のお陰で矢張りその持てる素質を遺憾なく伸ばして、0.01秒の差でも桐生祥秀君を追い越せたのだろう。大方の専門家はサニブラウン君には未だ伸びしろがあると見ているようだ。彼の他にも期待されている走者にはケンブリッジ飛鳥君もいるではないか。

大阪なおみさん:

さて、大阪なおみさんである。私は彼女がUSとオーストラリアオープンを制した後でも「あの勝ちは出会い頭ではないか」という疑いを捨てきれなかった。彼女が少なくとも私の知らないところから突如として現れ、その抜群と見える素質を活かして急速に腕を上げて、世界的な大会を連覇しても「あれが彼女の正味の実力が発揮された結果である」とは信じられなかった。確かに希に見る素材である事は否定しないが、グランドスラム以外で遙か下のランキングの選手にコロリと負けてしまうのを続けざまに見せられては「何処までが正味の実力なのか」と疑いたくもなるのだ。

ここまでに採り上げた3人の選手たちは抜群の素質と体格と体力を十二分に活かして世界という場で力を発揮して結果を残してきた。何処かの局で使っていた表現は「両親の何れかが日本人ではない人たち」という解ったようで解らないことを言っていた。全員の父親がアフリカ系であるとは言いにくかったのだろう。かく申す私だってこう言ってしまったことは「大いなる過ちを犯したことになるかも知れない」と本当に密かに怖れている。

こういう両親の下に育ってきた運動選手たちは上記以外にもNPBにはオコエ君もいれば、ヴァレーボールにもいるし、サッカーにもいると思う。少なくとも私が一寸見ただけでも、非常に優れた素質の持ち主であると解る。私はアメリカでMLB、NFL、NBAの試合を何度も見てきたので、アフリカ系の選手たちの身体能力等の凄さは十二分に解っている。また微妙な表現になるが、何かと言えば人種差別を云々されるアメリカで、アフリカ系アメリカ人たちがどのように看做されているかも承知している。

結び:
ういう両親の下で育った我が国の選手たちが世界最高峰の場で活躍してくれていることは大いに結構で、景気がどうのとか、2,000万円の蓄えがないとどうのとか、余り気分良くない話題が多い時に、八村塁君がNBAのドラフトで1位指名されたなどというのは、2,000万円問題などに引っかけて野党どもが安倍内閣を責め立てて問責だの不信任案を出すなどという話題よりも遙かに気分を良くしてくれる事柄である。八村塁君には夢の世界だったNBAでも思う存分やってくれることを期待しよう。



私事ですが

2019-06-21 08:15:44 | コラム
快方に向かっている顎関節症:

頬の筋肉が痛いと言うべきか、食べ物を噛むと何とも形容出来ないような痛さで食べる意欲を喪失してしまう奇妙な状態になったのが今年の1月中旬で、将に臭覚がなくなって悩まされていた蓄膿症から解放された直後だった。何のことか解らないままに、何とかして噛める物を食べる意欲が失せる前に、少しずつ食べていた状態が3月中旬まで続いた。掛かりつけの歯科医には隔週に通っていれば済む状態だったので、2月になってから苦境を訴えると「顎関節症」と診断され、原因も確かめられておらず確固たる治療法もないと絶望的なようなことを告知された。辛かった。

だが、その歯科医の先生はご出身の昭和大学で同期の先生が「新設の顎関節症治療科の教授をしているから、行って診て貰いなさい」と紹介状を頂いて、3月20日に東急目黒線の洗足の病院に行ってみた。ご紹介頂いた菅沼教授の診断は「これは軽症の部類で、これから指示する顎の運動を続ければ95%は治癒する」と言われた。昭和大学に伺って驚いたことに、この治療科には実に多くの患者さんが来ておられたことで、この病気に悩む方が多いのだと知り得た次第だ。

その内容は*口を開けられるだけ開けることを10回、*右手で下顎を下に引き下ろし、左手で上顎を引き上げるという運動を最初は10秒間維持することを5回行う、*この二つの運動をワンセットして1日に3セット行い、最終的には開いている時間を30秒まで持って行くというものだった。聞かされた瞬間には「こんな事で治るのか」とは感じたが、選択肢はないと思ってその日から開始して、3ヶ月を経た今では確かに30秒まで出来るようになった。「出来る」という意味は秒数を延ばした後は、食べ物を噛む時に少し苦痛を生じるのだ。そこを克服せねば事が進まないのだ。

初診の時に教授に色々と「食べて(噛んで)良いものを伺っておいたが、その中でステーキは細かく切れば良い」との指示を頂いていた。そこで6月の今ではかなり状態が良くなってきたと思っているので、昨日は思い切って外食で150 gのアメリカからの輸入のアンガスビーフのステーキに挑戦してみた。これは発症前に何度か食べているのでその柔らかさは解っていた。そこで、細かく切ったものを噛んでみたが何の問題もなかったし、切らなくても軽々と?噛み切れて一安心だった。非常に気分良く昼食を楽しめたのだった。

実は、2月頃には余り噛まずに無理矢理に飲み込んでいたので消化不良による便秘まで起こして苦しんだので、自然に小食となり「おじや」や蕎麦や饂飩の類いの噛みやすい物を少しだけしか食べないようになってしまっていた。その結果として胃が縮小したのか、毎月ほぼ1 kgも体重が減少し今では50 kg一寸の辺りになってしまった。負け惜しみのようなことを言えば「体重が減少することは心臓への負担が減って結構なことなのだが、着るものが皆ダブダブになってしまったのは外見上も芳しくなく、ビジネスマンの服装学の提唱者としては体裁が悪い」ような気がするのだ。

だが、半年近くも深刻に悩まされた病から解放される方向に進んでいるのは本当に有り難いことであるし、結構なことだと心から喜んでいる。自分自身の診断では回復の度合いは70~80%くらいの気がするので、これからも日に3度の顎の運動を続けていこうと思っている。あの運動は入浴中が良いと言われているので、恥も外聞もなくジムの大きなジェットバスの中でも敢行している。昨日は顔馴染みの方に「何をやっているのか」と尋ねられて、喜んで詳しく説明してあげて「これが何時貴方を襲ってくるか解りませんよ」と余計な警告までしてしまった。


19日の党首会談

2019-06-20 08:23:22 | コラム
申し訳ないがほとんど関心も興味もなかった:

マスコミ報道からも察したついていたが、野党の党首たちは例の2,000万円問題を中心にして安倍総理を責め立てるというか揚げ足取りと悪口雑言に終始するだろうと見当がついていたので、見る価値無しだと思ってやり過ごした。夜になってPrime Newsで採り上げるというので野球観戦の合間にチラと見た時には国民民主党の今までに聞いたことがない名前の議員が出ていて、ただひたすら屁理屈を繰り返して司会の反町を辟易とさせていたのを見せられて「やり過ごして」(「スルーして」などと言うカタカナ語は使わないよ)良かったと思っていた。

野党の党首たちが愚かなことしか採り上げて論じないだろうことは予め解っていたことだが、彼らを貶してばかりいては安倍総理と与党の揚げ足取りしか能がない野党と同じになってしまうので、ここでは少し建設的な意見を述べておこうと思う次第。確かに2,000万円問題は重要だろうが、政府は彼らが非難するように隠蔽したも何も、最早周知の事実ではないか。それに村田様は国民が怒っていると曰うが、ここにいる国民の一人は別段怒ってはいないのだが、村田様はどれほどの範囲で国民の意見をお調べになったのだろうか。

私は野党の党首に安倍総理に問い質して貰いたい項目の中では
①アメリカ対中国の対立というか貿易問題に対して如何に対応して行かれる所存か、トランプ大統領にどのような助言を為さる予定かを伺いたい。
②韓国とその優柔不断なのか逃げ得を狙っているかの如き文在寅大統領に対して、如何に対処して行かれるお積もりか。あの何を提起してもシカトする不届きな姿勢を看過される訳ではありますまいなを伺いたい。
③中国と習近平主席が我が国に仕掛けてきている諸々の侵略とでも言いたい圧力を如何にして撥ねのけて行かれるご予定かも関心が高いのだ。

私は④としても良い項目には、トランプ大統領が来たるべき選挙で再選されるか否かは、我が国と安倍総理にとっては重要な問題を投げかけてくると思っている。トランプ大統領は再選を目指しての出馬宣言もされたし“Keep America Great”というスローガンまで公表された。そのトランプ大統領と全世界の首脳の中で最も親密な間柄を確立されている安倍総理にとっては(アメリカの知識階層には相変わらず嫌トランプ派が多くとも)再選されるかどうかな重要な案件だと思う。万が一にもバイデン氏だとか左寄りの民主党の大統領が出てきたら事は簡単には済まないのだ。

私は我が国はアメリカとの安全保障条約で守られている形であるが、庇護されているとまでは経験上も認識はしていない。ではその間柄を何に例えるかと尋ねられれば「子会社的存在であると、W社に在職中にアメリカの為に対日輸出に懸命だった19年間には捉えていた」となる。だが、同盟国であり多くの面でこれほど親密になっている国との間柄を案じるのが国会議員としての務めではないのかと、野党の党首たちに問い質してみたい。

自分で英語で話そうと通訳を介そうと、文化と思考体系を異にする外国人と意気投合するのは容易ではないのだ。安倍総理はその意気投合をトランプ大統領との間で成し遂げられているのだ。あの悪夢は二度と生じないとは思うが、万が一か仮にか、野党の党首の誰かが政権の座についた時にトランプ大統領と親密な関係となって相談役にまでなれる可能性あるか。断言するが「ゼロ」であろう。結びとしては「野党の党首たちよ、大規模に急速に変化する国際情勢を偶には直視して党首会談に臨んだら如何か」となるのだ。