●チャチャイ副大臣は全国で、深刻な水不足が発生する恐れがあると
指摘した。
チャチャイ副大臣によると、チョンブリー県は洪水が多く、またパタヤ
は世界的なビーチリゾート地で知られているが、渇水問題が観光産
業に悪影響を与える恐れがあるという。
先にチョンブリー県を訪れたチャチャイ副大臣は、渇水対策に努力し
ている関係当局から説明を受けた。個人的にはパタヤが渇水で大
打撃を受けるのではないかと心配している。水不足になると住民や
周辺の工業施設が影響を受ける事になるが、それ以外にもさまざま
な問題を引き起こしかねないと指摘した。
チョンブリー県では昨年前半、渇水問題が発生し工業団地などでは
工場が水不足に備えて、独自に給水源を求めるなどの動きが報告さ
れ、またパタヤなどでも生活用水が不足する事態となった。
これは一昨年雨が降らない乾季が、非常に早く始まったことによるも
のだが、今のところ関係当局は昨年ほど深刻な事態にはならないと
予想している。
チョンブリー県知事は県では渇水問題の発生を防止するため、再現
開発計画を実施しているが、これは64%まで進んでいる。また同時に
給水開発計画も展開しているが、こちらは49%まで工事が進んでいる
と説明した。
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●バンコク都庁によると各国の王室・皇室の方々を招いた、大規模な祝
賀行事が催されることからバンコクでは、これらの方々が安心して滞
在できるよう警備が強化されている。
9日の国王の在60周年を記念する、大規模な祝賀行事が数日間に亘
って催されるが、バンコク都庁では特に(?)パレス周辺の道路を通行止
めにする等の措置も講じている。また他の一部の区間で交通規制が導
入されている。
またバンコク都庁では国賓の方々の車列が通過するルートに付いては、
売店を出すことなどを禁止している。バンコク都庁の説明によるとこの措
置は、街を綺麗に見せるという美化の目的としてではなく、警備をやりや
すくすることを第一に考えた結果だということだ。
またタイ国際航空は大規模な祝賀行事が数日間に及び、その間一部の
道路が通行止めになること、そして国賓の方々が順次帰国すること等を
考慮して、飛行機を利用する人に対し早めに家を出るよう呼びかけてい
る。
タイ国際航空の担当者は、今月15日頃まではバンコク中心部からバン
コク国際空港に向かう場合、通行規制にかかる場合があるため通常よ
り早めに家を出て欲しい。出発時刻の2時間程前には空港に向かうのが
望ましいと望んでいる。
※(?)はノイズで聴き取れず
