●アフリカ歴訪中の温家宝首相は、23日ウガンダのムセベニ大統領と会
談を行った。
会談の後、温家宝首相とムセベニ大統領は共に、両国政府の経済技術
協定及び中国がウガンダに、抗マラリア薬を提供し、ウガンダで農業モ
デルセンターや農村学校を建設するなどの二国間協力文書の調印式に
出席した。
●首温家宝相は17日からエジプト、ガーナ、コンゴ共和国、アンゴラ、南ア
フリカ、タンザニア、ウガンダの7カ国に対する歴訪を行っており、アフリカ
のメディアは、温家宝首相の歴訪を焦点として報道している。
このなかで中国首相のアンゴラ訪問は史上初のものであるため、アンゴ
ラの主要メディアは温家宝首相訪問の成果と、調印された両国間の協力
協定を重点に報道した。
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●独占法草案が24日、全人代常務委員会に提出され初めて審議される。
この法律は市場の競争を保護し、独占行為を防止しそれを制止すること
を目的としているもので、10年がかりで準備されてきた。
●生産活動での安全確保のため、中国は今後、引き続き炭鉱の安全策を
重点的に推し進めていくと同時に、鉱山や交通輸送の面で専門活動を行
なう。
●中国は地域内の重要流域の環境保護を強化することにより、アジアの主
要な国際河川の上流での、生態環境保護に積極的に取り組んでいく。
関係部門によると中国は今後、西南地区で牧草地帯の綜合管理プロジェ
クトをスタートさせ、耕地を林や草原に戻すことや放牧地を草原に戻すこと
を引き続き推し進める。
●中国とカザフスタンとの直行道路が9月に開通。
●ベトナムのチャン・ドク・ルオン大統領、ファン・バン・カイ首相、グエン・バ
ン・アン議会議長が24日午前、ハノイで辞表を正式に提出した。
ベトナム議会は24日午後、この3人の辞表を受け入れるかどうか投票で決
める。
●23日、国連アナン事務総長は朝鮮に対し、国際社会の意見に耳を傾け、当
面の情勢の下で、いかなるミサイル試射をも行なわないよう呼びかけた。
アナン事務総長は国連本部で記者会見し、現在、朝鮮半島の情勢は楽観
できない。6カ国協議も行き詰まっている。こうした情勢で遠距離ミサイル試
射を行なうのは賢明なものでないと述べ、安保理はこのことに注目しており、
事情の動きによって決定をすることを明らかにした。
●アメリカ議会上院は23日、イスラム原理主義組織ハマスが主導するパレス
チナ自治政府に対して、制裁を実施する法案を可決した。
この法案ではアメリカ政府が、ハマス政権と接触することやハマスに援助を
提供することを禁止し、イスラエルを承認し、またパレスチナとイスラエルがこ
れまでに調印した和平合意を承認するようハマスに要求している。
同時に法案はアメリカ政府が引き続き、パレスチナ人民に食品や水、医薬
などの人道的援助を提供することを許可している。