1010 Radio

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インドネシアの声(6月16日放送)

2006-06-18 | ラジオ

●インドネシアは2008年の、鳥インフルエンザの撲滅に務める。農業
 省家畜局長は、この問題はウイルスがすでに、かなりの家畜動物に
 蔓延しており、解決が難しくなっているため、撲滅には他の部門との
 協力関係が必要であるとした。

●国会第一委員会のジャルメンリン氏は昨日ジャカルタで、アブ・バカ
 ル・バシル氏の釈放をも含め、インドネシアの法手続きに干渉しない
 よう、オーストラリア政府に忠告した。
 ジャルメンリン氏はアブ・バカル・バシル氏の発言や進退も含め、ア
 ブ・バカル・バシル氏の釈放に付いて違反する法律は無く、アメリカ
 やオーストラリアは、インドネシアの法律主権を評価、尊重しなけれ
 ばならなず、(?)に簡単に挑発されてはならないとした。
 ユスフ・カラ副大統領もアブ・バカル・バシル氏は、すでに2年半の刑
 期を終え 現在法律に基づき釈放されたと話している。

 ユドヨノ大統領はインドネシア政府は、テロの撲滅とアブ・バカル・バ
 シル氏の釈放は別物であるため、この二つの問題を関係付けること
 は無いと表明した。
 またユドヨノ大統領は昨日ジャカルタで、インドネシア政府は引き続き
 フィリピンタイといった隣国の国際協力態勢のなかで、テロの撲滅
 に立ち向かうと述べた。

 アブ・バカル・バシル氏に対しては、すでにインドネシアの法律に基づ
 いた刑が下されているとも話した。
 中東の国際政治問題の専門家はアブ・バカル・バシル氏の釈放で、外
 国から強い非難を受けたことに対し、こだわりを見せないインドネシア
 政府の政治的姿勢を賞賛した。

 インドネシアは主権国家として、当然外国からの圧力に屈してはならな
 い。中東の国際政治問題の専門家は昨日カイロで、アブ・バカル・バシ
 ル氏の釈放に対し、アメリカやオーストラリアが希望を示したことに付い
 ての見解を求められた際、このように述べた。
 「裁判所が下したアブ・バカル・バシル氏の釈放という、インドネシアの
 明確な態度は賞賛するべきもので、国際的、特にイスラム諸国からは良
 いイメージを持たれることになる」とも話している。

アブ・バカル・バシル氏は、2002年10月に発生したバリ島爆弾テロ事件
 の事前共謀の罪で服役していた。

●アラブ首長国の商工会議所は、インドネシアとの経済、貿易、投資分野
 での関係をさらに強化していく方針。
 これは昨日サウジアラビアで、ハリアント代表率いる、インドネシア・アラ
 ブ首長国連邦貿易プロモーションセンター代表団を迎えた際、アラブ首長
 国連邦商工会議所会頭が延べた。
 会頭はインドネシアとアラブ首長国連邦が持つ、さまざまな潜在力は両国
 の協力関係をさらに広げるために、双方の企業家にチャンスを与えること
 になると話している。

 また会頭は2002年、中部ジャワ政府とアラブ首長国連邦が署名した覚書
 を、効果的なものにする必要がある。インドネシア製品のプロモーションに
 とって、アラブ首長国連邦の商工会議所は有用だとも話している。


アラブ首長国連邦

世界経済情報サービス

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