●終戦後百万人の日本人送還60周年の回顧と中日関係展望フォー
ラムが25日、輸送拠点となった遼寧省の葫蘆島で開かれ、中国と
日本各界から400人余りが出席している。
日本代表団を率いてフォーラムに出席している、村山元首相は開幕
式で、第二次世界大戦の歴史に対する反省と謝罪の意を表した後、
葫蘆島の引き揚げは中華民族の度量の大きさと、中国人民の人道
主義精神を示した。多くの日本人は中国人民の厚い友情に感動され
たと語った。
●温家宝首相はエジプト、ガーナ、コンゴ共和国、アンゴラ、南アフリカ、
タンザニアそしてウガンダ7ヵ国の歴訪を終了し、25日に特別機で北
京に戻った。
●中国を公式訪問中のセネガルのワッド大統領は、深センを訪問した
際、より多くの中国企業がセネガルに投資するよう希望した。
●中国の立法機構に審議を求めた「突発事件対策法」草案は、違法の
政府関係者に対する責任追及を強化する。
●6月26日は、国際麻薬乱用撲滅デー。関係部門によると中国雲南省
の、公安国境守備部隊は、今年に入ってから麻薬密輸事件約1900
件を摘発し、各種の麻薬合わせて1500Kgを押収した。中国と国境を
接する黄金の三角地帯、特にミャンマー北部は麻薬密輸の深刻な地
域で、中国を脅かす最も大きな麻薬の産地になっている。
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●日本の毎日新聞が行ったアンケート調査で、55%の日本国会議員が
小泉首相の靖国神社参拝に反対していると結果が出た。
●ドイツのシュタインマイヤー外相は、イラン核問題の解決に関する交渉
の回復に妥当な雰囲気を作るため、ウラン濃縮活動を一日も早く一時
停止するようイランに促した。
●アフリカ生物多様性国際会議が24日夜、マダガスカルの首都アンタナ
ナリボでマダガスカル宣言を採択した。宣言は生物の多様性を保つこ
とはアフリカが持続的な発展を維持する基礎であり、今後良い環境を取
り戻す上で貧困撲滅に務めるべきである。生物の多様性を保つことは、
全てのアフリカ国家の義務であるとし、4億のアフリカ人が森林の物産に
頼って生きている。かなり豊かな動植物資源を擁しているが、その内650
種類の動物や鳥類が絶滅に瀕していると指摘した。