この数日間、北朝鮮が弾道ミサイルの発射実験を行う可能性があると言う
情報は、世界中のマスコミに取り上げられている。一方でこの情報に基づ
き、ただでさへ緊張している朝鮮半島情勢を、より悪化させるような発言が
飛び交っている事もまた事実だ。こうした状況に関連して、ロシアの声の評
論委員は次のようにコメントしている。
朝鮮半島問題に関心を持っている人々は、この情報を受け、あるものは数
日の内にも北朝鮮が、ミサイル発射実験を行うだろと述べ。またあるものは
実験が一ヶ月延期されると予測している。あるいは実験そのものが中止に
なったという見方さへ現れているにも関わらず、例えばアメリカや日本とい
った国々では、もしも北朝鮮が実験を行った場合、どのような制裁を行うべ
きかと言う問題を取り上げようとしている。こうした制裁案は北朝鮮に対する
公然たる軍事的脅迫など、予測不可能な方向に発展しかねないものだ。
しかもアメリカと日本は北朝鮮が、そもそもミサイル開発の権利を持っていな
いかのような主張を行っている。一方の北朝鮮はこれに反発し、主権国家で
ある以上、自国の防衛力を強化することは当然の権利であると表明している。
同時に北朝鮮側はアメリカとの交渉期間中、ミサイル発射実験を凍結する可
能性を示唆した。
各国の通信社は北朝鮮の国連大使が行った発言を大きく取り上げている。
北朝鮮の国連大使はミサイル発射実験に、懸念の意を表わしているアメリカ
が交渉に応じるなら、実験のほうは延期する可能性があると明らかにした。
アメリカ側ではバーシボー駐韓国大使がとりわけ熱心に、北朝鮮との関係正
常化の意思を表わしている。現段階で重要なのは、アメリカと北朝鮮の関係
を肯定的なものに変えていくチャンスを逃さないことである。
双方に利益をもたらす対話を進めるためには、お互いに善意を示す必要があ
る筈だ。
日米 ミサイル迎撃実験成功 「テポドン対応」には慎重論 (産経新聞) -
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6月22日放送 ロシアの声 ラジオ・ジャーナル
