1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

イラン・イスラム共和国 国際放送(11月12日放送)

2006-11-14 | ラジオ
●イランイスラム革命最高指導者ハメネイ師が、12日セムナーン州
 で、数千人の人々の前で演説を行い、敵の基盤の脆さとは裏腹に
 イスラム体制の基盤は非常に強固なものだとし、アメリカとイスラエ
 ルがレバノンで受けた打撃は、神の恩恵によるものだった。
 それによって世界に大国の力が、どれほど脆いものであるかが示さ
 れたと語った。さらに今日、世界の政治体制は変化している。アメリ
 カが自国のものだと考えていた地域では、彼らの懸命な努力にも関
 わらず、アメリカの政策に反対する政権が誕生しているとした。
 ハメネイ師は11日にも、セムナーン州シャーフルド行政区の人々を前
 に演説を行い、パレスチナ人の目覚め及びイスラエル軍に対するレバ
 ノン・ヒズボラ側の勝利は、イラン国民のイスラム的な動きの賜物で
 あるとした。

 ハメネイ師はイスラム世界の目覚めは、イラン国民のイスラム的な動
 きから生じてきた。このことから世界の政治家は、これらの分野での
 真の勝者は、イラン国民であると考えていると強調した。さらにイラン
 国民は、高いレベルの道徳や精神性を備えると共に物質的、科学的
 発展を遂げた、イスラム社会の手本を作りだすことで、世界の人々に
 イスラム体制の完全なモデルを示すべきだと語った。
 ハメネイ師はまた政情不安、戦争、ストレスなどは西側文明における、
 精神性と科学の発展の不健康から生じているとした。
イスラム過激原理主義―なぜテロに走るのか

中央公論新社

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●アジア議会同盟の第7回総会が、アジアの加盟39カ国及び非加盟20
 カ国の国会の議長や議員らが参加するなか、平和をスローガンに12日
 の朝、テヘランで開幕した。イランからはアフマディーネジャード大統領
 と、アーデル国会議長が参加している。
 アフマディーネジャード大統領は、この会議のはじめに演説を行い、ア
 ジアの広大な大陸と、その国民の特性に付いて触れ、アジアは文明の
 中心であり世界の改革者や、神の宗教の預言者たちはアジアにおいて、
 (?)信仰を広めるべき務めてきた。我々アジア人は多くの共通性を有して
 おり 世界の確信の騎士(?)として全ての大陸、全ての国民の支持を取り
 付けることが出来るとした。
 アフマディーネジャード大統領はさらにこの会議は近い将来、安定、平和、
 福祉、道徳をもたらし悪政を消滅させるための第一歩となりうると述べた。
 アジア議会同盟の第7回総会は12日に始まり、14日まで開催される。

●イラン国家安全保障最高評議会のラリジャニ書記長が、12日1時間半に
 亘り、ロシアのプーチン大統領と会談し、両国の関係、国際問題さらにイ
 ランの核問題に付いて話し合いを行った。この会談の後、ロシアのラブロ
 フ外相は、我々はドイツ及び国連安保理常任理事国と、イランの協議再開
 という共通の目的を追求していく。ロシアはイラン核問題に関する国際協
 議の近日中の再開を期待しているとした。
 ロシアのノーボスチ通信は、ラリジャニ書記長とロシアの政府高官の会談
 に付いて、イランの核の権利を支持するというロシアの立場に付いて触れ、
 ロシアは常にNPTに基づく平和的核技術の獲得というイランの権利を支持
 してきたと報じた。

●アフリカのセネガルでイラン国産自動車「サマンド」の生産工場建設の着工
 式が、セネガル首相とイランの外務次官出席の下行われた。
 セネガル首相報道官は、この工場は8千万$の費用をかけて建設されると公
 表している。
 この工場建設の契約は2ヶ月前、同国の首都ダカールでイランのアフマディ
 ーネジャード大統領立会いの下調印された。


(?)は正確に聴き取れず


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