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東京での露日地域間協議によせて

2008-10-02 | ラジオ
東京では9月29日、露日の地域間レベルでのビジネス協力に関する協議が
スタートした。
この話題に付いてロシアの声の評論委員は、次の様に解説している。
この協議は2003年の露日行動計画に従い、露日の地域同士の経済関係を
発展させる目的で、露日経済協力政府間委員会地域協力小委員会の枠内
で開かれているものとなっている。

今回の協議で露日双方は極東シベリアにおける、投資協力を重点的に話し
合う。
特にロシア側は極東・外バイカルにおける、2013年までの経済社会発展プ
ログラムの実現に対して日本からの投資に期待している。
油田ガス田開発に代表される極東シベリアのエネルギー協力は、すでに露
日全体の協力の中で、将来性の在る分野とされている。
サハリンプロジェクトのような巨大プロジェクトは、双方の利益に叶うような分
野を別の分野にも広げるものとなっている。
とりわけ保険、銀行分野、通信、IT、自動車製造などで協力が活発化してき
ている。

また日本側はシベリア鉄道の更新に多大な関心を寄せている。
日本政府は今年の夏にシベリア鉄道沿線に投資する企業に対し、貿易保険
などで支援していく方針を明らかにしている。

シベリア鉄道が更新されれば、モスクワ・ウラジオストク間の貨物輸送は、現
在の半分の1週間にまで短縮されることから、専門家は日本政府の決定が戦
略的なものであると分析している。
全体的に見れば露日の経済協力は、ここ数年著しく活発化してきていると言え
るだろう。
貿易取引高も9年連続で増加している。
2007年の数字ではロシアは日本にとってウクライナ、ベラルーシを除けばアメ
リカ、イギリス、フランスをしのぐ第6位の貿易相手国となっている。
もちろん地域レベルのパートナー関係強化もこれに役立っている。

この男性アナウンサーは「kya」「kyu」「kyo」の発音が苦手と見た

9月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル