1010 Radio

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国連・ガザ地区封鎖解除を要求

2010-06-05 | ラジオ
国連の潘基文事務総長がイスラエルに対し、ガザ地区封鎖を早急に解除するよう要求した。
潘基文事務総長は長期にわたるガザ地区封鎖は、受け入れ難く非生産的であり、これによって何よりも一般市民が苦しんでおり有害であると述べた。

潘基文事務総長のこれほど厳しい発言を引き起こした悲劇は、月曜の深夜に地中海で発生した。
イスラエル軍は人道支援物資を搭載して、パレスチナへ向かった6隻からなる支援船を攻撃した。
ガザ地区封鎖に反対しての行動に対し、イスラエル軍は武力を用いた。
その結果、数名が命を落とした。しかも犠牲者の数もハッキリしていない。
イスラエルは10人が死亡したと発表しているが、支援船に乗っていた人権活動家達は犠牲者は19人だと述べている。
またこれ以外の数字も出ている。

尚イスラエルは船には、イスラム過激グループのメンバーが乗っていたと断言しており、その証拠として棍棒や鉄砲(???)さらには船上で、活動家が防衛に使用したと言うノコギリの写真を公表した。

国連安全保障理事会は地中海で独立国際調査団を派遣するよう要求している。
ですがこの問題では全員が一致している訳ではない。
イスラエルとトルコ、どちらの加盟国を支持するかというところで、アメリカはイスラエルの支持に回った。
アメリカのバイデン副大統領は、イスラエルによる単独調査を求めている。
国連人権委員会はアメリカの立場に反対している。

2日にジュネーヴで行われた会議で、イスラエルが支援船に攻撃した際に、法の侵害があったかを調査するための、独立国際調査団を創設する決定が下された。
またこの決定にはガザ地区、及びイスラエルが占領する他の地域の封鎖を解除する要求も含まれている。

ロシアのラブロフ外相はガザ地区封鎖を、早急に解除する必要性に付いて次のように述べている。
「ロシアは世界に対し、何度もガザ地区に関連した問題に注意を促して来た。
封鎖が続いている最中にも、また外部からの妨害などでパレスチナ住民を統一させようとする努力が実らなかったときにも、この状態を長期にわたって続けることは許されないと、意見を表明して来た。
ガザ地区住民が置かれている、この耐え難い状況に世界の注目を集めるため、流血の惨事が起こってしまったことは非常に遺憾だ」
ラブロフ外相は、このように発言している。

大西洋の各国で、現在イスラエルの行動に反対するデモが起こっている。
多くの国際組織が非難を表明している。
イスラエルは自分の非を認めていない。
この間にアイルランドの港から、支援船1隻がパレスチナへの人道支援物資を載せて出港した。
船には500トン以上の建築資材、医薬品、教科書、おもちゃなどが載せられているということだ。

イスラエル軍の攻撃を受けなければ、4日の夕方にはガザ地区の港に到着する予定となっている。

(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れない。
またこの日は720KHzで放送されず

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土井 敏邦
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6月3日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
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