1010 Radio

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メドヴェージェフ大統領が管直人氏にメッセージ

2010-06-06 | ラジオ
ロシアのメドヴェージェフ大統領は管直人氏に、首相選出を祝うメッセージを
贈った。
大統領はメッセージの中で、両国関係発展を促す緊密で建設的な相互関係確立に向けた期待感を表した。

大統領はまたそのために信頼ある政治的対話、ダイナミックな貿易経済関係、国際問題における効果的な協力といった、しっかりとした安定的基盤がすでに作られていると指摘した

大臣 増補版 (岩波新書)
菅 直人

岩波書店


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6月5日放送 ロシアの声・ニュース

多極化世界を認めたアメリカ

2010-06-06 | ラジオ
5月27日に発表されたアメリカの新たな国家安全保障戦略では、多極化世界の存在が初めて認められ、国内問題の解決に重点が置かれている。
これに付いて国家安全保障問題担当・大統領補佐官ジョーンズ氏と、クリントン国務長官がジャーナリストらに対して語った。

これまでの10年以上アメリカの国家安全保障戦略は、もっぱら外交脅威に関連していた。
しかしオバマ大統領の新戦略では、アメリカが外交舞台で強くあるためには、国内に力が強くなくてはならないという記述が認められており、これが新戦略において特に重要な点となっている。
オバマ政権はアメリカは、世界で唯一の超大国であるという考えを持っていた、これまでの政権とは異なり、世界は多極的であるという記述を求める用意がある。
ですからオバマ政権はアメリカの利益を保障するための、新たな同盟国やパートナー国の獲得を試みている。
アメリカの新たな国家安全保障戦略では、アメリカ一国ではグローバルな問題を一つも解決することは出来ないと認められている。
ですからパートナー国との関係強化や、新たな同盟関係の構築が成功のカギとなるのだ。

アメリカは重要なパートナーとしてロシア、中国そしてインドを挙げている。
これらの国家との関係強化、そして国際舞台においての協力に、アメリカは利害関係を持っている。
リセットと言う名が付けられた露米関係の向上が、アメリカでは外交面における自国の重要な成果の一つとして考えられている。
果たしてアメリカの戦略的優勢維持の見直しは、何が発端となったのだろう。
そして実際として、ここには何が隠されているのだろうか。

これに付いてアメリカ・カナダ研究所の副所長は、次のような見解を示している。
「オバマ政権のアプローチの変化は、ここ数年の間に数多くの専門家グループによって行われた分析結果と関係している。
そのなかでもアメリカ中央情報局の依頼によって準備された、グローバルトレンド2020と名付けられた報告書を挙げたいと思う。
この報告書のなかでは充分に長い展望を持って研究されている、現代の世界秩序の特筆が指摘されている。ここでは世界は政治を中心としたものになるものとされており、アメリカが世界の指導者を目指すのではなく、この政治を中心とした世界のリーダーになるべきであるとされている。
オバマ大統領はこのアプローチを持って(???)と、そしてロシアとの関係を構築した際を含む、大統領就任後の(???)。
ですから文書の内容は非常に(???)で期待出来るものなのだ」
副所長ははこのような見解を示している。

全体としてアメリカの新たな国家安全保障戦略は、現実の世界をありのままに受け入れる姿勢(?)に立脚して作成された。
アメリカは自国だけで世界の問題を解決できる状態には無く、アメリカの外交政策は強固な国際(???)と、経済基盤に支えられなければならないことを認めている。

(?)は電波が弱く聴き取れず
(???)は女性アナウンサーの不明瞭な言葉で聴き取れない

多極化世界の日本外交戦略 (朝日新書)
神余 隆博
朝日新聞出版


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5月29日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル