メキシコで開かれた今月の国連安保理非公式会合の後、議長国メキシコの国連大使は韓国と北朝鮮に対し、情勢をさらに緊張化させる可能性のあるあらゆる行動を慎むよう要求した。
哨戒艦チョンアン号が黄海上の北朝鮮との国境付近で、3月26日に爆破され沈没した。
韓国は外国の専門家を交えて調査委員会を組織し、哨戒艦は北朝鮮の魚雷によって沈没したとの結論を5月に出した。
しかし北朝鮮は韓国との関係を急激に精鋭化させることになった、この事件への関与を否定している。
国連安保理は犠牲となったチョンアン号の乗組員に、深い哀悼の念を表明した一方、北朝鮮にこの事件の責任を負わせることを控えている。
安保理は事件と関連した今後の対応に対して、審議を継続することを決めているが、まだ具体的な措置や対策(※イントネーション完全に間違ってます)の時期に関する意見の一致には至っていない。
西側の参加国の多くは韓国の論拠を、信頼に足るものだとしてこれを支持している。
ですが拒否権を持つロシアと中国は、北朝鮮が引き起こしたとする明白な根拠があるかどうか疑いを表明している。
中国はすでに北朝鮮に対する新たな制裁の対応を、はっきりと拒否する声明を出している。
日本ですら国連安保理が取り得る対応の審議に付いて、非常に慎重に意見を述べている。
日本の外交官は北朝鮮への厳しい追加制裁を行わない可能性を示唆し、韓国と北朝鮮にとって政治的にネガティヴな結果が出ることを避けるため、国連安保理ではしっかりと責任ある対応をすべきだと語った。
ロシアの声ではロシア科学アカデミー経済研究所・朝鮮センター長に、この事件に付いての審議がどのような結果となるか予測してもらった。
「ロシアの専門家が携わった調査結果が、まだはっきり出ていない以上、安保理の討論の結論に対いてコメントするには時期尚早だ。
ですから立場を決めるのは困難だ。
私には決議の根拠がわからないし、正直に言って有罪だとする声明の根拠もわからない。
誰かを有罪だとする非難する前に、誰が罪を犯したのか、そして罪は本当にあるのかを明白にしなければならない。
ですからこの議論には、かなり長い時間が掛かるのではないだろうか。
絶対的な声明によって、これが終わることになるとはとても思えない。
もちろん安保理で結果が出ないまま討論を終えるのは、具合の悪いことだろう。
しかし誰に責任があるのかを名指した声明が、信頼に至る正しいものだとは私には思えい」
センター長は、このように話している。
一部の外交官がやむを得ない場合には文言は厳しいが、法的な強制力を持たない安保理議長声明が、討論の結果として出されることになると考えているようだ。
6月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
哨戒艦チョンアン号が黄海上の北朝鮮との国境付近で、3月26日に爆破され沈没した。
韓国は外国の専門家を交えて調査委員会を組織し、哨戒艦は北朝鮮の魚雷によって沈没したとの結論を5月に出した。
しかし北朝鮮は韓国との関係を急激に精鋭化させることになった、この事件への関与を否定している。
国連安保理は犠牲となったチョンアン号の乗組員に、深い哀悼の念を表明した一方、北朝鮮にこの事件の責任を負わせることを控えている。
安保理は事件と関連した今後の対応に対して、審議を継続することを決めているが、まだ具体的な措置や対策(※イントネーション完全に間違ってます)の時期に関する意見の一致には至っていない。
西側の参加国の多くは韓国の論拠を、信頼に足るものだとしてこれを支持している。
ですが拒否権を持つロシアと中国は、北朝鮮が引き起こしたとする明白な根拠があるかどうか疑いを表明している。
中国はすでに北朝鮮に対する新たな制裁の対応を、はっきりと拒否する声明を出している。
日本ですら国連安保理が取り得る対応の審議に付いて、非常に慎重に意見を述べている。
日本の外交官は北朝鮮への厳しい追加制裁を行わない可能性を示唆し、韓国と北朝鮮にとって政治的にネガティヴな結果が出ることを避けるため、国連安保理ではしっかりと責任ある対応をすべきだと語った。
ロシアの声ではロシア科学アカデミー経済研究所・朝鮮センター長に、この事件に付いての審議がどのような結果となるか予測してもらった。
「ロシアの専門家が携わった調査結果が、まだはっきり出ていない以上、安保理の討論の結論に対いてコメントするには時期尚早だ。
ですから立場を決めるのは困難だ。
私には決議の根拠がわからないし、正直に言って有罪だとする声明の根拠もわからない。
誰かを有罪だとする非難する前に、誰が罪を犯したのか、そして罪は本当にあるのかを明白にしなければならない。
ですからこの議論には、かなり長い時間が掛かるのではないだろうか。
絶対的な声明によって、これが終わることになるとはとても思えない。
もちろん安保理で結果が出ないまま討論を終えるのは、具合の悪いことだろう。
しかし誰に責任があるのかを名指した声明が、信頼に至る正しいものだとは私には思えい」
センター長は、このように話している。
一部の外交官がやむを得ない場合には文言は厳しいが、法的な強制力を持たない安保理議長声明が、討論の結果として出されることになると考えているようだ。
6月15日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル