ジャーナリストは国家活動や社会活動を行う者と同様の、特別な保護を受けるべきである(※「あり」とも聞こえるが、「あり」だと変だよな)。
マスメディアの代表者の生命と健康を脅かす犯罪者は、最も厳格なやり方で処罰するべきである(※ここも「あり」と聞こえる)。国会議員たちはこのようなイニシアチブをとった。
大手新聞コメルサント紙のカシン記者が暴行を受けた事件は、社会に大きな波紋を呼んだ。
記者への暴行はジャーナリズムへの攻撃というだけでなく、市民の情報を得る権利や、国のイメージ全体への攻撃でもあった。
社会院のメンバーであるクチェレナ弁護士は、ロシアの声に対し、このような見解を示した。
「カシン記者の身に起こった出来事は、我々が自らの立場を表明できないようにすめため、暴力という手段を用いて全ての人に沈黙を強いり、ある種の力が存在していることを証明している。
またジャーナリスト自身が、自らのための特権を求めていない。ですが今日、多くの専門家が考えているように、刑法法典に一連の改正を導入する必要がある。私自身この見解に賛成だ」
弁護士はこのようにコメントしている。
またロシア下院国家会議・情報政策委員会のレズニク委員長は、ロシアの声に対し、ジャーナリストは今後、国家活動や社会活動を行う者と同様の扱いを、実質的に受けることになるだろう。またジャーナリストに暴行を加え、重体に陥らせたことで、犯人は終身刑に処せられることになるだろうとして次のように語った。
「刑法法典第277条、国家活動や社会活動の活動家の生命や健康の脅威に対する、特別な責任に関する条項の改正が必要だ。我々はこの条項の適用対象にジャーナリストも加えるよう提案している。
ジャーナリストは社会的に意義のある、国やロシア社会全体に必要な、危険な仕事をしているのだ。
汚職との闘いはマスコミなしでは有り得ない。そして真相究明を続けているジャーナリストたちは、官民それぞれの汚職に手を染めている者の記事を書いており復讐の標的となっている。
そのためジャーナリストの仕事は社会的に意義のあるものであり、国家活動や社会活動の活動家と同様の扱いを受けるべきなのだ。国家活動の活動家の生命や健康を脅かした場合に、12年から20年の禁固刑が適用される。そして重罪の場合には終身刑となる」
レズニク委員長は、このように話している。
このような法の適用は、現代社会に必要不可欠なものだ。レズニク委員長はジャーナリストの身の安全の権利や、自らの業務遂行のための正常な環境が保障されなければならないと述べた。
またメドヴェージェフ大統領は8日、ジャーナリズムの社会的な意義のため、国家はジャーナリストを他のどの職業の代表者よりも、力を入れて保護すべきであるとの声明を表している。
ジャーナリストは、真相を解明しているとき、衝突の中に身を置かざるを得ないことがしばしばある。メドヴェージェフ大統領はカシン記者への暴行事件の解明に必要な全ての措置をとるよう指示し、この事件はその手口から、社会的な暴力犯罪ではないように思う。これは目的を持った行為であり、これに関与した者を暴きだし罰しなければならないと述べた。
11月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル
マスメディアの代表者の生命と健康を脅かす犯罪者は、最も厳格なやり方で処罰するべきである(※ここも「あり」と聞こえる)。国会議員たちはこのようなイニシアチブをとった。
大手新聞コメルサント紙のカシン記者が暴行を受けた事件は、社会に大きな波紋を呼んだ。
記者への暴行はジャーナリズムへの攻撃というだけでなく、市民の情報を得る権利や、国のイメージ全体への攻撃でもあった。
社会院のメンバーであるクチェレナ弁護士は、ロシアの声に対し、このような見解を示した。
「カシン記者の身に起こった出来事は、我々が自らの立場を表明できないようにすめため、暴力という手段を用いて全ての人に沈黙を強いり、ある種の力が存在していることを証明している。
またジャーナリスト自身が、自らのための特権を求めていない。ですが今日、多くの専門家が考えているように、刑法法典に一連の改正を導入する必要がある。私自身この見解に賛成だ」
弁護士はこのようにコメントしている。
またロシア下院国家会議・情報政策委員会のレズニク委員長は、ロシアの声に対し、ジャーナリストは今後、国家活動や社会活動を行う者と同様の扱いを、実質的に受けることになるだろう。またジャーナリストに暴行を加え、重体に陥らせたことで、犯人は終身刑に処せられることになるだろうとして次のように語った。
「刑法法典第277条、国家活動や社会活動の活動家の生命や健康の脅威に対する、特別な責任に関する条項の改正が必要だ。我々はこの条項の適用対象にジャーナリストも加えるよう提案している。
ジャーナリストは社会的に意義のある、国やロシア社会全体に必要な、危険な仕事をしているのだ。
汚職との闘いはマスコミなしでは有り得ない。そして真相究明を続けているジャーナリストたちは、官民それぞれの汚職に手を染めている者の記事を書いており復讐の標的となっている。
そのためジャーナリストの仕事は社会的に意義のあるものであり、国家活動や社会活動の活動家と同様の扱いを受けるべきなのだ。国家活動の活動家の生命や健康を脅かした場合に、12年から20年の禁固刑が適用される。そして重罪の場合には終身刑となる」
レズニク委員長は、このように話している。
このような法の適用は、現代社会に必要不可欠なものだ。レズニク委員長はジャーナリストの身の安全の権利や、自らの業務遂行のための正常な環境が保障されなければならないと述べた。
またメドヴェージェフ大統領は8日、ジャーナリズムの社会的な意義のため、国家はジャーナリストを他のどの職業の代表者よりも、力を入れて保護すべきであるとの声明を表している。
ジャーナリストは、真相を解明しているとき、衝突の中に身を置かざるを得ないことがしばしばある。メドヴェージェフ大統領はカシン記者への暴行事件の解明に必要な全ての措置をとるよう指示し、この事件はその手口から、社会的な暴力犯罪ではないように思う。これは目的を持った行為であり、これに関与した者を暴きだし罰しなければならないと述べた。
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11月10日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル