1010 Radio

ラジオから色んな情報が発信されるように、車いすの視点から情報や思いを発信。

メドヴェージェフ大統領の韓国訪問によせて

2010-11-11 | ラジオ
ロシアと韓国は戦略的パートナーとなりつつある。G20首脳会議を前にメド
ヴェージェフ大統領は10日から韓国を公式訪問する。
大統領は韓国の李明博大統領と会談し、G20サミットの主な議題に付いて意見を調整するほか、朝鮮半島における平和と安定の維持について話し合う。会談終了後には2国間協定が複数締結される予定だ。

ロシアと韓国は国交を樹立してからの20年で、協力関係を拡大し続けている。
1990年には10億ドルにも満たなかった貿易取引高も、2008年には180億ドルを上回った。世界経済危機により成長の勢いはやや弱まったものの、その時期は比較的短いものだった。
少なくともロシア経済に対する韓国の投資は、経済危機の影響をそれほど受けなかったと言えるだろう。

韓国最大手の自動車メーカー・現代は今年、サンクトペテルブルグ近郊に自動車工場を建設した。また大手製菓メーカー・ロッテもカルーガ州に工場を開設した。
韓国訪問を前にメドヴェージェフ大統領は韓国の企業家らに、シベリアおよび極東発展に向けた投資プログラムへの参加を呼びかけた。

これに関連して、ロシア外務省付属外交アカデミー東洋研究センター所長は、次のように語っている。
「韓国はこの地域発展プロジェクトの潜在的参加者の一国となっている。しかも経済危機の際に、輸出戦略に大きな打撃を受けた韓国側は、この投資に関心を示している。シベリアや極東の発展に向けたロシアの支援は、韓国産業の長期的発展の可能性を与えるものでもある」
所長はこのように述べている。

ロシアと韓国にとってもっとも期待できるのが、情報、宇宙開発、医療などのハイテク部門だ。燃料エネルギー、自動車製造、鉄道建設においても進展する可能性がある。
しかしいずれにしても北朝鮮との問題を解決することが必要不可欠となってくる。と言うのも北朝鮮を通過した幹線道路や、ガスパイプラインの建設が可能となるからだ。

これは最も複雑な問題の一つだ。所長は南北朝鮮関係には進展は見られるとはいえ、北朝鮮の核問題は解決されておらず、G20でも二者会談でもこの問題が取り上げられることはないだろうと指摘している。
「韓国政府指導部は、北朝鮮の核開発問題に付いて話し合うことをあまり好まず、自分たちの力で解決することを望んでいる。南北朝鮮が共に自制心を発揮していることは、それだけでも大きな成功だと言えるだろう。北朝鮮に圧力をかけても、何も良い結果はもたらされない。ロシアはこうした圧力をかけることに反対している」
ロシア外務省付属外交アカデミー東洋研究センター所長は、このように話している。

メドヴェージェフ大統領は韓国訪問の締めくくりとして、G20サミットに参加する。G20サミットでは通貨情勢、世界安全保障、貧困国への支援といった問題が取り上げられることになっている。
また韓国で大統領は中国の胡錦濤国家主席、イギリスのキャメロン首相それにオーストラリアのギラード首相との個別会談に臨む。

現代韓国と女性

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11月9日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

IMFの出資比におけるBRICs諸国の地位向上に付いて

2010-11-10 | ラジオ
韓国でのG20主要20ヶ国地域首脳会議開幕まで、残すところあと僅かとなった。
IMF・国際通貨基金の理事会は、史上最もラディカルな各国への出資割り当てを見直した最終改革案を承認した。
これは韓国でのG20財務相・中央銀行総裁会議で採択された、改革案を再確認したものとなっている。
出資割り当ての上位3ヶ国はアメリカ、日本、中国となっている。中国はこれまでの6位たったが、この度3位となった。中国は日本には及ばなかったが、ヨーロッパの先進国であるドイツ、イギリス、フランス、イタリアの4ヶ国を追い抜いた。上位10ヶ国にはこの他インド、ロシア、ブラジルとBRICs諸国が並んだ。  
全体としてBRICs、4ヶ国の地位向上によってIMFへの出資率の3.5%から14.2%に増えた。

国際関係大学のルジャニン教授は、IMF内でのBRICsの地位向上は、世界経済での、この4ヶ国の役割が増したことを意味しているとして次のように語った。
「この成長は目覚しいですし、このような潮流はさらに強まるだろう。新興国や市場の可能性を豊かに秘める国々は今後5年で、IMF理事会内や、また出資率の割り当ての観点においても、政治的、経済的に自国の地位を先進国と並ぶまでに高めることができるだろう。この意味でBRICs諸国はIMF内で、他の経済大国と並んで自らの権利を主張することができるのだ」
教授はこのように話している。

IMFでの出資割り当てが多くなることで、IMF内での発言権が強化されることになる。出資割り当ての額はIMFの財源の量を左右する。
これが国内経済支援のための巨額の財源となる。そしてついに一部の先進国だけでなく世界中の国が、ここへ参入することができるようになったのた。
IMFのストロスカーン総裁は、現在行われている各国の出資割り当ての均等化は、65年の歴史を持つIMFの力関係の配置に、根本的な変化を及ぼすことになったと言う。IMFではこれまでと同じくヨーロッパ諸国の発言権が強いのが現状だが、BRICs諸国の発言権は今後、強化されてゆくことだろう。

21世紀の国際通貨制度―二つの選択

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11月6日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(296)

2010-11-09 | 青森
11月1日~11月7日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■1日、31日に行われた青森市議会議員選挙の投票率は47.55%と初めて50%を割り込む
■県は青森、岩手県境の産業廃棄物不法投棄問題で、撤去対象の産廃や汚染土壌が急増するとの試算をまとめながら、公表を8月まで先送りしていたこ とが判明
■1日、2009年6月につがる市で、5人が死傷する交通事故を起こした同市教育委員会の女性職員(32歳)を、停職4カ月の懲戒処分
■1日、弘前市などの街歩きツアーを事前予約できるサイト「ひろさき街歩き」がリニューアル
■1日、東京・表参道に青森ねぶた出陣

■1日、東北町発注の指名競争入札から意図的に指名を外されたとする問題で、町側が1500万円の和解金を支払うことなどを条件に和解が成立
■1日、民事再生手続き中の商業ビル「チーノはちのへ」の土地・建物の競売に買い受けの申し出なし
■1日、青森市は旧青森市地区の本年度の除排雪作業について、市内97業者と随意契約
■県内の愛煙家の中に割安な手巻きたばこやキセルに切り替える動き
■東北新幹線全線開業を記念して、本県を題材にした小説や漫画、ゲームが次々と登場

■2日、日本銀行青森支店は9月の県内金融経済概況「厳しい状況が続く中で持ち直しの動きがみられる」
■2日、青森刑務所で不適正処遇があったとして、男性看守部長(43)を2カ月間、減給5分の1の懲戒処分
■2日、六ケ所村の尾駮沼に豪州などが原産のコクチョウ(黒鳥)1羽
■2日、鯵ヶ沢町スポーツセンターでモンキードッグの引き渡し式
■2日、県は本年度の卓越技能者と技能奨励賞の受賞者計15人を発表

■2~3日、藤崎町で秋祭り「ふじさき いきいきまつり」
■3日、県は県文化賞の受賞者を発表
■3日、2010年秋の叙勲受章者は県内から86人
■県内のホームセンターなどで暖房費節約グッズの売れ行き好調
■七戸町が来年度、中古の軽自動車のエンジンをモーターに載せ替えて「メイド・イン・七戸」のEVを2台製造事業計画

■平川市猿賀の国指定名勝「盛美園」は今年から、冬期間も開園
■黒石青年会議所事業にJCI優秀賞
■3日、JR東北労働組合が県内の養護学校や特別支援学級校に通う生徒、家族らを招待し新幹線「はやて」の試乗会
■3日、鯵ヶ沢町で童謡「赤い靴」のモデルとされる幼女・岩崎きみと、生き別れた両親をしのぶ親子3人の記念像除幕式
■3日、スポカルイン黒石でバドミントン日本リーグ2010

■3日、JR弘前駅で東北新幹線開業1カ月前イベント
■4日、県内企業が難削加工研究会を設立
■4日、東北新幹線の新青森駅発「一番列車・はやて12号」30秒で完売
■青い森農林公社の整理を提言
■4日、オリンピック・スキー距離女子の福田修子さんが大鰐町の長峰小学校で「ふれ合おう会」

■4日、新青森駅前でカウントダウン記念イベント
■4日、十和田観光電鉄が12月4日からのダイヤ改正を発表
■4日、八戸市の新井田インドアリンクで第36回東日本フィギュアスケート選手権兼第27回東日本フィギュアスケートジュニア選手権開幕
■4日、県と八戸工業大学は新産業創出へ協定を締結
■4日、温暖化防止へ県が推進計画素案

■4日、東青地域県民局駒込ダム建設所の主幹が酒気帯び状態で乗用車を運転し、道交法違反の疑いで現行犯逮捕
■4日、NHK青森放送局は受信料を滞納している県内の5世帯に支払い督促を青森簡裁に申し立て
■八戸清掃工場第1工場で基準値超すダイオキシン

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■来年度の母貝確保対策として、むつ湾漁業振興会が創設する基金に1億円を助成
■横浜町の菜の花クリニックで常勤医2人退職

■5日、本年度の青森りんご勲章を2団体1個人にりんご勲章贈呈
■5日、青森市で焼けた車の外に男性の遺体
■5日、「イオンリテール」(本社千葉市)は大規模小売店舗立地法に基づく店舗新設を県に届け出
■青森市が整備を進めている新ごみ処理施設の請負業者が、三菱重工業を中心とした企業グループに内定
■新郷村の乳牛キャラクター人形の名前が「酪(らく)ちゃん」

■日本ハムは11月下旬から加工食品の原料の一部に県産米「まっしぐら」の米粉に切り替える
■黒石市の中野もみじ山のライトアップ期間を7日まで延長
■5日、県観光物産館アスパムで外壁を照明で演出する「あおもり光のファンタジー」の点灯式
■5日、画家の奈良美智さんら4人に「ニューヨーク国際センター賞」の授賞式

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奈良美智

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■5~6日、下北文化会館で第9回県中学校総合文化祭

■5~6日、県内60カ所で一斉車両検問により飲酒運転3件を含む196件の交通違反を摘発
■6日、弘果弘前中央青果で「絵入りリンゴ」の競り
■6日、七戸町観光交流センターが完成し記念式典
■6~7日、NHK青森放送局一般公開
■弘前市で12月3~5日の3日間、列車をテーマにした市民向けの映画祭

■県内3事業者に支払った介護給付費のうち、約1億9816万円が過払い
■6日、八戸市・新井田川漁協のサケふ化場で、子ども達がサケのつかみ捕り
■県内の1市と県後期高齢者広域連合から、診療報酬明細書490件分の医療給付計約530万円の過払い
■6日、八戸大学で証券経済学会の全国大会
■6日、黒石商業高校で県高校ワープロ新人競技大会

■6日、県観光物産館アスパムで結集!!青森まるごとお宝自慢市!
■6日、東京の表参道ヒルズに青森交流広場を開設
■6日、新郷村でシイタケ料理競技会
■6日、太宰治記念館「斜陽館」で「行ってみるがな~ 斜陽館」イベント
■6日、黒石市のリンゴ畑で75歳男性が運搬車の下敷きになり死亡

■6日、弘前文化センターで「文化センターフェスティバル」始まる
■6日、弘前市で「もったいない・あおもり3R推進弘前大会」

もったいない
プラネット・リンク

マガジンハウス

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■6~7日、八戸市の八食センターで県どんぶり選手権
■6~7日、六戸町で総合文化祭「メイプルタウンフェスタ」
■7日、青森市で「全国親子クッキングコンテスト」の県大会

■7日、三沢市の大空ひろばでドクターヘリによる患者搬送の訓練を一般公開
■7日、黒石市産業会館で第23回りんご将棋大会
■7日、県内は穏やかな立冬
■7日、横浜町役場で下北半島縦貫道路地域懇談会の初会合
■7日、弘前市の通称・津軽ひろさき検定の第3回中級試験

■7日、津軽海峡文化館アルサスで第19回佐井村郷土芸能発表大会

東奥日報、NHK青森放送

ロシアのアフガン支援(2)

2010-11-08 | ラジオ
ヘリ支援ではロシアの専門家の派遣は見込まれていない。しかしイギリスの新聞ガーディアンによると、アメリカとイギリスはアフガニスタンの軍部隊と警察が、さらなる指導を受けるよう希望しているという。現在NATO側にある治安権限をできるだけ早くアフガン政府に移譲するためだ。
このように西側のメディアは、ロシアにはさらに多くの専門家をアフガン領内に派遣することが求められているのではないかと報じている。
この問題は複雑ではあるものの、実現可能であるのに対し、ロシア軍部隊の派遣に付いては全く非現実的なものと言えるだろう。
ロゴジン大使は、ロシアは大砲の餌食となるだけの兵士をアフガニスタンに送ることはしないだろうと述べている。

雑誌『国際政治の中のロシア』の編集長に話を伺った。 
「アフガニスタンへのロシア軍部隊の派遣は不可能だ。ロシアはすでにアフガニスタンで戦った過去があり、これがどのような終焉を迎えるか、はっきりと知っているからだ。どんなことがあっても、戦闘活動に参加するためにアフガニスタンへ行くことはない。
ロシアの参加は、軍事技術協力という形でのみ可能だ。例えばヘリコプターの供給や、アフガニスタンのパイロットの養成、軍事機器の取り扱いの指導などだ。戦闘には参加しない」
編集長は、このように話している。 

ロシア軍部隊のアフガニスタンへの派遣は、メディアにとっては興味深いテーマかもしれない。しかし政治家たちにとっては興味深いとは言い切れないだろう。ロゴジンNATO大使は、我々はアフガン駐留を行った。しかし我々には、それが気に入らなかった」と述べている。
一方同じく、非現実的なテーマが、もう一つある、それはNATO軍部隊が使用する兵器、弾薬、兵士の輸送をロシア領経由で行なうというものだ。
これはもちろんNATOにとって有益なものだろう。何故ならタリバンはパキスタンの輸送ルートを積極的に攻撃しているからだ。しかしロシアがこれに同意することは決してないだろう。

10月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

ロシアのアフガン支援(1)

2010-11-07 | ラジオ
NATOがロシアに対し、アフガニスタンでの国際治安支援部隊の活動に参加するたための、専門家や軍部隊の派遣を求めていることに付いて、ロシアのロゴジンNATO大使は、ロシアはそれには応じないだろうとの見解を明らかにした。
アフガニスタンにおける治安支援活動で、重要な役割を担っているイギリスのメディアは、ロシアをNATOの活動に引きいれていくための、様々な案に付いて活発に議論している。

そのきっかけとなったのは、ロシアのメドヴェージェフ大統領がリスボンで開かれるNATOサミットへの出席を決めたことだ。西側のプレスはこの会合で、ロシアとNATOの協力拡大に付いて、メドヴェージェフ大統領にどのような提案がなされるかということに注目している。

現在ロシアはアフガニスタンの麻薬対策部隊の訓練への支援を行っている。またロシア領内を通過して、NATO部隊への物資輸送を行うことにも同意している。
そして次なるアフガン支援として挙がっているのが、ヘリ支援である。イギリスの新聞インデペンデントによると、この問題はNATOOのラスムセン事務総長がモスクワを訪問した際に話し合われたということだ。
これを受けてロシアはミル17型ヘリコプター、5機をアフガニスタンで活動するポーランド軍部隊に供給することを決めた。
さらにロシアのセルジュコフ国防相は、アメリカのゲーツ国防長官と会談した中で、ロシアがアフガニスタン支援のためのヘリコプターを、売却または貸与する用意があると明言した。しかしNATOはさらなるヘリコプターの供給と、パイロットの養成をロシア側から求めているものとされている。

ロシアのアフガン支援(2)へ続く

10月28日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

メドヴェージェフ大統領、初のベトナム訪問成功裏に終わる

2010-11-06 | ラジオ
10月31日、ベトナム公式訪問中のメドヴェージェフ大統領は、首都ハノイでロシア・ベトナム両国の実業界の代表者たちと会見した際、両国指導部は両国の投資交流発展に向けた努力を集中的に行う必要があると述べた。
そうした投資交流発展の為には、すでに良い基礎が出来ている。ロシア対外貿易銀行とベトナム投資発展銀行によって作られた、資金規模5億ドルの投資フォンドだ。ロシアの専門家達が指摘しているように、ロシア・ベトナム貿易の決済をルーブルにするることで、経済活動を行う人々の負う金融上のリスクが少なくなる。

メドヴェージェフ大統領の初のベトナム公式訪問は、両国の協力発展にとって大きな意味のある一連の合意の調印によって特筆されるものになった。
例えばロシアがベトナム初の原子力発電所を建設する合意が結ばれている。メドヴェージェフ大統領は、このプロジェクトの持つ重要性を指摘している。
「もし私たちがプロジェクトの中で決められたような出力で発電所を稼動できたならば、それはベトナムの電力エネルギー市場の大きな部分を占める事になるだろう。それによってベトナムは、様々な(???)現代的な独立国家として発展することが可能となると思う。多様なエネルギー源を持つ事は、現代社会では大変重要だ」
メドヴェージェフ大統領は、このように指摘した。

また大統領はベトナム最高指導部との会談の中で、ロシア・ベトナム関係が政治、経済、科学、文化、人道分野など、あらゆる協力の形を取って行くよう期待感を発表している。
こうした言葉が現実のものとなる為には、具体的な措置が必要だか、ロシア・ベトナム工科大学の設立は、その良い例となるだろう。この提案はベトナム側から出されたもので、メドヴェージェフ大統領はそれを支持した。
ロシアはこれまでにもベトナムのために、何万人もの高い専門知識を持った人材を養成し、現在そうした人々はベトナム経済、科学、文化のあらゆる分野の発展において大きな役割を果たしている。

今回の訪問中メドヴェージェフ大統領は最後に、ロシアの高等教育機関の卒業生たちとの会合を持ったが、ロシアの協力が彼らにとって如何に重要で、また大切なものであったかを、実感する良い機会となった。今回成功を収めた大統領の訪問は、然るべき形でその幕を閉じた。

(???)は一体、何語なんだ???。全くの意味不明で文字にも出来ず

ヴェトナム新時代―「豊かさ」への模索
(岩波新書)


坪井 善明
岩波書店


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10月31日放送 ロシアの声・週間ラジオ展望

ロシア天然資源環境省による北極グマの保護戦略承認によせて

2010-11-05 | ラジオ
ロシア天然資源環境省は、北極グマを保護する戦略を承認した。
この戦略はWWF・世界自然保護基金が北極グマの専門家の援助を得て作成したものだ。
この戦略の課題はロシア領内の北極圏に生息する、北極グマの個体数を保護し、人間による悪影響を最小限に抑えることだ。

近年、北極圏の気候が変化して氷が溶け出しており、北極グマの置かれた状況も酷く悪化した。
WWF・ロシア自然保護政策課課長は、ロシアの声からの質問に対し、地上最大の肉食動物の保護に関する、国の初の戦略を立てる必要に迫られたとして次のように語っている。
「我々は絶滅危惧種に登録されている、それぞれの種に付いて保護のための戦略をとるよう志している。
天然資源環境省・科学アカデミーWWFに加盟する、自然動物保護に携わる、科学研究機関や、その他の研究組織が全ての最先端の専門家達との開かれた対話の中で、種の保存に付いて戦略を作成し、それが国からの同意を得ることになった。

今、北極グマとアムール虎の2種の保存に関する、二つの戦略が採択された。
我々はこれを嬉しく思っている」
WWF・ロシア自然保護政策課課長は、このように話している。

この戦略には北極グマの個体数に何が起こっているのか、そしてこの種が地上から姿を消してしまわないために、何をすべきが把握するために必要な措置が全て規定されている。
北極グマは北極地域の環境の指標であり、同時に最も影響を受けやすい種でもある。
北極グマはWWFが作成した保護種のリストの中でも、地球温暖化により個体数減少(???)されている。
北極グマは主として北極圏の氷の上で、アザラシを捕獲して生息している。
北極圏の氷の面積が少なくなれば、もともとの生息圏から出ることになり、密猟者の手に掛かる危険性が高くなる。

北極圏内におけるロシアの領域はF.J.Lからグラン・ディル島まで、北極グマの生息圏の三分の一以上を占めている。
そのためロシアはこの種の保護に、大きな責任を負っている。

大好き! シロクマ・ピース

平野 敦子,高市 敦広
学研


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(???)は女性の不明瞭な言葉で聴き取れない

7月17日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

露日関係冷却化に向かうのか

2010-11-04 | ラジオ
ロシアのメドヴェージェフ大統領が1日、クリル諸島を訪問したことを受けて、日本は駐ロシア大使を一時帰国させると発表した。
露日関係を冷却化させる一歩となるのだろうか。
ロシア政府がロシア大統領は自国領内の移動に関し、そのルートを自ら決めるとの警告を行っていたにも関わらず、日本は極めて厳しい外交措置を講じると決めた。

これに付いてラブロフ外相は、クリル諸島訪問に付いて他者と相談することは適切ではないと強調している。
「これは我々の土地であり、大統領はロシアの土地、ロシアの領土、ロシアの地域を訪れたのである。我々はこのことに付いて日本側に知らせた。我々は露日間協力を困難なものにするような措置を講じるつもりはないが、もちろん日本は独自の結論を出すべきだ。しかし日本側からの対抗措置は受け入れ難いものだ」
ラブロフ外相は、このように述べている。

結果として日本がとった措置は、ロシア政府がもっとも望まないものとなった。日本は対抗措置を講じると警告した。協議のため駐ロシア大使を一時帰国させるというのも、そうした措置の一つだ。
ロシア議会下院国家会議国際問題委員会のコサチョフ委員長は、今回の日本の決定に付いて、悲しい過ちであるとコメントしている。

またロシア科学アカデミー極東研究所・日本研究センターの専門家は、日本側の反応は痙攣のようなものだと指摘している。
「APECの首脳が集まり、共通の利益に関わる問題に付いて話し合うサミットを前に、こうした措置が講じられたことにより、日本は地域における権威を失墜することになるだろう。しかも日本は中国との間でも尖閣諸島問題を抱えている。一方で露日関係の展望に付いて言えば、大きな損害が与えられるとは思わない。
何故なら両国関係の方向性を決定づける客観的な要素、経済利益が存在するからだ」
専門家は、このように話している。

一方ロシア科学アカデミー世界経済・国際関係研究所所長は、今回の露日関係の悪化は一時的なものだろうとの見方を示している。
「これは二国関係以外の形で、露日関係に新たな刺激を与えるためのきっかけだ。つまり例えばロシア、日本、アメリカの3ヶ国による信頼醸成プランを検討する、あるいはロシア、日本、中国の3者による協議を行うなどだ。
露日の間には合同の資源開発や、海上安全保障に関する問題が数多く存在している。こうした問題を軌道に乗せていけば、一時的な関係悪化によって深刻な影響が及ばされることはないだろう」
所長は、このように話している。

日本政府が駐ロシア大使の一時帰国を決めたことに付いて、ロシア大統領府は近く横浜で開かれるAPECサミットの際の、露日の首脳会談を阻害するものではないとの声明を表している。

早わかり・日本の領土問題

田久保 忠衛
PHP研究所


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11月2日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

アメリカ軍またもや核兵器管理能力を失う

2010-11-03 | ラジオ
アメリカ軍が45分間にわたって大陸間弾道ミサイル50基に対する、コントロールを失うと言った非常事態が生じた。
原因はミサイルが配備されている、国内の3つの基地の一つでプログラム上の支障が起きたためだ。
この事態は150基の大陸間弾道ミサイルが配備された、ワイオミング州の基地で10月23日に起きた。

調査が明らかになたったところでは、ミサイルのチェックと発射に関するコンピューターネットワークの幾つかのブロックが、作動不能に陥ったと言うことだ。
しかしアメリカ軍サイドは1分たりとも、ミサイルが発射される可能性は無かったと強く主張している。
このクラスのミサイルは遠くにある、戦略的に非常に重要な施設を攻撃するためのもので、通常核弾頭が搭載されている。
こうした出来事は今回が決して初めてではない。

ロシアのアメリカ・カナダ研究所副所長は、ロシアの声からの取材に対し次のように指摘している。
「常に二つの種類の危険が存在している。一つは人間的なファクターによるもので、人間が心理的な緊張に耐え切れず引き起こす可能性のあるものだ。
もう一つは技術的なファクターによるものだ。つまりリスクはいつも存在すると言うことだ」
副所長はこのように述べている。

アメリカ軍が自国の兵器に対するコントロールを失うと言った出来事は、定期的に生じている。
明らかになったものとしては例えば2005年、アメリカ空軍は誤って台湾に向けて弾道ミサイル用の電子発火装置を送ってしまった。
また2007年8月には6基の巡航ミサイルが誤って、核弾頭を搭載したまま処理に回されてしまった。
核弾頭を積んだ戦闘機がアメリカ全土を通過しながら、その乗組員達は何を積んでいるのか疑いを抱かなかったというビックリするような出来事もあった。

さらにはクリントン大統領補佐官が核兵器の発射ボタンに、アクセスするコードを無くしてしまったという情報は、文字通り全ての人々を振るいあがらせた。
そしてこうしたことも決して初めてではない。
例えばカーター大統領は当時、核兵器のボタンにアクセスする、大統領個人の重要な持ち物を背広のポケットに忘れ、クリーニングに出してしまったと言う呆れたケースもある。

専門家達はこうした偶然が、それぞれがうっかりミスだとしても、システム全体の弱点を明るみに出していると指摘している。
また当然ハッカーの問題もある。アメリカ国防総省のサイトは定期的にハッカー攻撃に晒されている。
ロシアの雑誌『国家防衛』編集長は、次のような話している。
「核兵器を軍が、しっかりと着実に管理することは、最も重要な要素であり非常に多くの人々の努力がここに集中している。
アメリカの場合何が問題かというと、核兵器を管理する軍のネットワークが、他のコンピューターネットワークと実説に関連しているということだ。
安全保障上の一定のロックがクリアされてしまえば、外部のインターネットに情報が流れ出る可能性があるのだ。潜在的にこのことは脅威を生み出している。
つまり特別鋭い頭脳を持ったハッカーやテロリストらが、軍のサイトに侵入する可能性がある訳だ。多くのレベルの予防システムがあるから、直ぐにミサイルの発射にまで至ることは無いとは言え、技術が徐々に進歩している現状からいって、定期的に例えば大統領が核のボタンを管理できない状態に陥ったり、軍が命令があっても、ミサイル発射出来ないといった状態になることは、核兵器が人類を破滅させるだけの力を十二分に持っていることを考えれば、決して許されるものではない」
編集長はこのように指摘している。

核のボタンに手をかけた男たち

ジョナサン シェル,浅井 基文

大月書店

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10月27日放送 ロシアの声・ラジオジャーナル

先週一週間の青森での出来事(295)

2010-11-02 | 青森
10月25日~10月31日まで、青森県内の出来事をテキトーにピックアップ

■25日、東京原宿表参道で「とことん青森MAX in 原宿表参道」始まる
■25日、弘前市教育委員会が臨時小学校校長会議
■25日、中国・上海のデパートで県産リンゴPR
■むつ商工会議所が下北の家庭で古くから食されてきた「みそ貝焼(かや)き」のストラップを作製

和食と日本文化―日本料理の社会史

原田 信男
小学館


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■25日、青森市高水温ホタテガイ被害対策本部の初会合

■25日、みちのく銀行が2010年9月の中間業績予想(連結)を上方修正
■県は青い森鉄道延伸に伴い、通勤手当の上限を1万円引き上げた6万5千円
■NTTデータの子会社「NTTデータ3C(スリーシー)」(本社・東京)は来年3月までに、地元青森から約50人のオペレーターを新規採用
■大間-函館フェリーの存続に向け大間町は諮問機関を年内に設置する方針
■県が核燃税の条例更新作業に着手

■26日、八甲田で初冠雪、岩木山は初雪
■26日、青い森鉄道で12月4日の青森延伸時から駅舎内の出店・イベントを企画する契約社員「駅舎利活用推進員」の入社式
■26日、8月に青森署の留置場から拘置中の被告が逃走した問題で青森署長ら計11人を処分
■26日、午後2時41分、青森市の平野部で初雪を観測
■八戸市の宝飾・時計店が、ねぶたの図柄をあしらった記念オリジナル腕時計、懐中時計を企画

■26日、東京都内のホテルで弘前市出身者ら首都圏在住の関係者を招き「ふるさと情報報告会」
■青森市選挙管理委員会に「投票所入場券が届かない」問い合わせ相次ぐ
■十和田観光電鉄と下北交通は12月4日から、むつ市-七戸十和田駅間で試験的にバスを共同運行
■26日、八戸市で強風のため立ち木(高さ約10メートル、直径約50センチ)が倒れ、が倒れ、散歩をしていた80歳代男性にぶつかり軽い怪我
■26日、スペシャルオリンピックに出場する本県選手団15人が県庁を訪問

■26日、偽一万円札を使った2人の被告人に対し検察側は、それぞれ懲役6年を求刑
■26日、8月21日、東京都大田区から青森市内まで、運賃28万3800円(高速道路の料金を含む)を支払わなかった疑いで、本籍青森市、住所 不定、無職少女(15)を逮捕
■26日、東北新幹線の新型車両「はやぶさ(E5系)」と、秋田新幹線の「E6系」が宮城、岩手両県で初の連結試験走行
■26日、青森市内のホテルで県原子力施設環境放射線等監視評価会議の評価委員会
■八戸市に住む68歳の女性が、県警本部捜査員をかたる男からの電話で、キャッシュカードをだまし取られ、100万円を引き落とされる被害

■27日、岩木山で初冠雪
■27日、県立保健大学と県産業技術センターは、教育・研究分野などの連携に関する協定書の調印
■白神山地で無断伐採また見つかる
■野辺地沖でのホタテ生存率0~43%
■来年1月に青森市で「ハンセン病問題に関するシンポジウム~沖縄からのメッセージ」

■2011年度から県立大間高校は1学級(35人)増の3学級105人
■青森市発注の土木工事をめぐる官製談合問題で指名停止となっている同市の帝産が建設業を廃業、青森市は談合により損害を受けたとして、同社に約 5600万円の賠償請求
■27日、偽造通貨行使の罪に問われている2人の被告に対し、懲役4年を言い渡し押収済みの偽一万円札3枚を没収
■27日、青森市の電算システム訴訟が和解
■秋サケ 水温下がらず不漁続く

■県内ガソリン価格が3週連続値上がり
■27日、青森市タクシー協会が経営者・幹部セミナー
■27日、第10回締約国会議(COP10)で同会議のロゴマークが入った弘前産リンゴが、各国首脳にプレゼント
■28日、弘前市内のホテルで日独原子力専門家会合
■28日、西目屋村の津軽ダムで定礎式

■28日、むつ市が市漁業高水温等被害対策本部を設置
■28日、東奥信用金庫の20代男性職員が複数の顧客の預金から総額約2638万円を着服、同日付けで懲戒解雇
■28日、青森市・三内丸山遺跡の見学者が00万人を突破し記念セレモニー
■2011年度に県内の13指定病院で研修することが内定した医学生は、前年度より7人増の69人
■28日、おいらせ町交流センターで「東北広報サミット」

■28日、県は韓国の済州特別自治道と、世界自然遺産に関する姉妹協力協定を締結
■県は年内にも雇用創出特別支援枠を80億円規模で再度創設
■日本航空が来年1月11日から、青森、三沢発着の東京便に割引運賃の「スーパー先得」(45日前までに予約)を新設
■29日、東京・渋谷の明治神宮で「とことん青森MAX in 原宿表参道」に登場する青森4大祭りの点灯式
■29日、第31回県高校総合文化祭が開幕

■29日、国土交通省は東に北新幹線八戸―新青森間のレールやトンネルなど鉄道施設に完成検査合格書を交付
■29日、青森市の八甲学園と、あすなろ医療療育センターの児童生徒ら35人が県庁内のリンゴ園で収穫祭
■29日、本県の基幹種雄牛「第1花国」の凍結精液100本を宮崎県に送る
■29日、第39回はちのへ菊まつり開幕
■29日、県教育委員会は2011年度公立学校教員採用試験の最終結果を発表

■29日、青森市発注の官製談合問題で、市内の土木A等級業者に対する市の指名停止処分が終了
■29日、弘前市の藤田記念庭園の雪つり作業開始
■29日、八戸大学で創立30周年記念式典
■29日、弘前市は実行計画「弘前市アクションプラン2010」を発表
■本県2010年産水稲の予想収穫量は28万5500トン

■29日、五所川原一中で全日本中学校特別活動研究会青森大会
■29~30日、NHKラジオ・青森発ラジオ深夜便
■県内で2009年度、労働基準監督署から是正指導を受けたのは19事業所で、追加で支払った残業代は1億8838万円
■五所川原市在住の2人組ポップスユニット「サエラ」が今月上旬メジャーデビュー
■2011年5月、むつ市内に法テラス青森の地域事務所を開設

■30日、青森市で初霜
■30日、JR東日本ランニング愛好会のメンバーらが東京駅-新青森駅間730キロを駅伝方式の「たすきリレー」で新青森駅にゴール
■30日、高さ約6メートルのクリスマスツリー
■30日、日本航空の青森-名古屋線、三沢-大阪線が同日限りで廃止
■30日、奥入瀬川で本年度のサケ釣りが解禁

■30日、五所川原地域職業訓練センターで「西北五・地域医療再生フォーラム」
■30日、大鰐町で「県福祉オンブズマンネットワークセミナー2010」
■30日、県観光物産館アスパムで「食・みどり・水のフェスティバル」
■30日、第4回おらほの田舎スイーツコンテストの最終審査会
■30日、弘前市の剣道場「北辰堂」で同道場に伝わる「卜傳(ぼくでん)流剣術」の一般体験会

■30日、青森市内のホテルで東北新幹線全線開業記念第12回県将棋まつり前夜祭
■30日、三菱製紙八戸工場敷地内にある、木材チップ搬送用のベルトコンベヤーから出火
■30日、県立郷土館で葛飾北斎の生誕250年記念展「北斎の富士 冨嶽三十六景と富嶽百景」開幕

富岳百景図録

葛飾 北斎
芸艸堂


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■30~31日、奥入瀬渓流エコロードフェスタ
■30~31日、県立美術館コミュニティギャラリーで青森市の10代後半から20代の障害者らでつくる美術グループ「B-Plains(ビー・プ レインズ)」が初展覧会

NHKきらっといきるいのち輝く障害者たちの物語〈5〉
芸術・音楽をめざす人たち



汐文社

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■31日、東北新幹線全線開業記念第12回県将棋まつり
■31日、弘前公園内で、ねぷた囃子の笛の吹き手409人を集めた大合奏
■31日、十和田松木屋の空きビルを活用した店舗「とわだまちの駅」が閉店
■31日、「わさお」が自ら主演する映画「わさお」の撮影が終了
■31日、2010弘前カクテルコンペティションの決勝戦

■31日、東京の明治神宮で「青森ご当地グルメ屋台村」
■31日、浅虫水族館で一般公開されているゴマフアザラシの名前が一般公募で「メイ」に決まり命名式

東奥日報、NHK青森放送