昨日書いた、アサヒ飲料さんへの問い合わせに対する対応に
好感を持ったと書きましたが、
今読んでいる本によると、どうもそれって社会心理学でいう
「帰属の基本的エラー」に当てはまるようだ。
以下、抜粋すると
____
人間の行動が、つねにその人の本心から行われているものとはかぎりません。
周りの状況からやむなくそういう行動をしている場合もありますし、
第三者から強制されて、しぶしぶやっている場合もありえます。
そんなことは誰でも分かってはいるのですが、こと他人がやった行為については、
そうした「事情」があってのことではないかと思わずに、
その人がそういうことをする「心の持ち主」だと考えてしまうのです。
中略
このように、相手の行動から「相手の意図」を推しはかる性質が人間にあるために
起きる認知の間違いを「帰属の基本的エラー」というわけです。
(「日本の安心はなぜ消えたのか」山岸俊男 P80~82)
____
これを活用した例として、バーやキャバクラなどの女性が男性の接客をする
お店があげられています。
いやいや、そう自分に好意的だと感じてしまうほうが喜ばしいんでしょう。
この本に書かれているように認識すると、けっこう世の中、味気ないものになるけど、
そういうもんなんだろうなぁ。
こういった勘違いも、子孫繁栄の生命の戦略に当てはまるものだ、なんて
ちらっと考えましたが、いかほどでしょうか。
好感を持ったと書きましたが、
今読んでいる本によると、どうもそれって社会心理学でいう
「帰属の基本的エラー」に当てはまるようだ。
以下、抜粋すると
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人間の行動が、つねにその人の本心から行われているものとはかぎりません。
周りの状況からやむなくそういう行動をしている場合もありますし、
第三者から強制されて、しぶしぶやっている場合もありえます。
そんなことは誰でも分かってはいるのですが、こと他人がやった行為については、
そうした「事情」があってのことではないかと思わずに、
その人がそういうことをする「心の持ち主」だと考えてしまうのです。
中略
このように、相手の行動から「相手の意図」を推しはかる性質が人間にあるために
起きる認知の間違いを「帰属の基本的エラー」というわけです。
(「日本の安心はなぜ消えたのか」山岸俊男 P80~82)
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これを活用した例として、バーやキャバクラなどの女性が男性の接客をする
お店があげられています。
いやいや、そう自分に好意的だと感じてしまうほうが喜ばしいんでしょう。
この本に書かれているように認識すると、けっこう世の中、味気ないものになるけど、
そういうもんなんだろうなぁ。
こういった勘違いも、子孫繁栄の生命の戦略に当てはまるものだ、なんて
ちらっと考えましたが、いかほどでしょうか。