Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『驚異のUFO!宇宙人ミステリー』

2009-05-18 11:41:14 | 読書。
読書。
「驚異のUFO!宇宙人ミステリー」 南山宏監修
を読んだ。

コンビニで買った本。
ついつい、こういう種類の本を読んでしまいます。
小学校高学年の頃に、矢追さんのスペシャル番組とか本とか
読んでいたのが影響しているのかもしれない。
というか、もうその時点で「好き」だったんだけどね。

20世紀にいろいろあったUFO目撃事件、宇宙人とのコンタクト事件など、
そして、巻末のほうでは、今世紀の動向などが書かれています。
もうね、UFOなんていうのは、大衆娯楽でしょう。
UFOの写真なんかもニセモノばかりだというけど、それだって、
人を驚かせたり楽しませたりする方便だ、なんて思ったりします。

それと、19世紀ころからそうなんだろうけど、欧米なんかでね、
無神論というのが流行りだして、最近なんて、神様よりも幽霊を信じる
人のほうが多いなんて、イギリス発のニュースもありましたが、
人間を庇護してくれるような神様を、みんな信じれなくなってきています。
これだけメディアが発達して、世界の事件を目の当たりにし、
科学の発達で、神の領域にまで手が届きそうにもなってきている。
いろいろなことの、たとえば生物の進化論だとかメカニズムだとかが
わかるにつれて、聖書が言う「神が人間を作られた」みたいなのの
現実性は吹き飛んでしまっている。
そんなところに、宇宙人ですよ。
神様、までとは言わないけど、神様にとってかわる、「人間よりレベルの高いもの」
を想定させられるのに一役買っているような気がしませんか。
そういう存在を想定することで、精神安定の効果があるような気もします。

あんまり本気で読んでしまうのは害になるだろうけど、
笑っちゃうな、くらいの気持ちで読むといい気晴らしになる本かもしれません。
「くだらない!」と怒る人もいるかもなぁ。
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