読書。
『生物学個人授業』 岡田節人 南伸坊
を読んだ。
“先生”岡田節人さんの講義を“生徒”南伸坊さんが受けて、
南さんがその「ノート」にあたる、その理解を示した面白い文章を
提出し、岡田さんが最後に「一言」という形で南さんの文章の感想を書くという方式の本です。
南さんは「本人」モノで知る人ぞ知る、おもろい人です。
織田信長になったり、二宮金次郎になったり松田聖子になったり。
それも、扮装をするのではなく、
「私がその人本人です」とその人になってしまうのがすごく楽しい。
そんな南さんが、学問のずぶの素人として、真っさらなアタマで生物学に望み、
まっすぐに理解し、それだけじゃなくて、自分の言葉でアウトプットしてくれています。
彼の文章の面白いことといったら!
でも、若い頃に読んでいたら、たぶん、「馬鹿にしてるのか」と思ってしまうような
文章ですね、僕なんかはそう捉えてしまう可能性が高い。
そこを、面白い!と読めるようになった自分の成長に乾杯したいですね。
内容も、もう10数年前のものですが、今でも読めるものです。
そりゃ、現在の生物学の先端のところを知る人から見たら物足りないのかもしれないですが、
まず踏まえておくべきレベルとしての重みある内容が、この本にはあると思います。
『生物学個人授業』 岡田節人 南伸坊
を読んだ。
“先生”岡田節人さんの講義を“生徒”南伸坊さんが受けて、
南さんがその「ノート」にあたる、その理解を示した面白い文章を
提出し、岡田さんが最後に「一言」という形で南さんの文章の感想を書くという方式の本です。
南さんは「本人」モノで知る人ぞ知る、おもろい人です。
織田信長になったり、二宮金次郎になったり松田聖子になったり。
それも、扮装をするのではなく、
「私がその人本人です」とその人になってしまうのがすごく楽しい。
そんな南さんが、学問のずぶの素人として、真っさらなアタマで生物学に望み、
まっすぐに理解し、それだけじゃなくて、自分の言葉でアウトプットしてくれています。
彼の文章の面白いことといったら!
でも、若い頃に読んでいたら、たぶん、「馬鹿にしてるのか」と思ってしまうような
文章ですね、僕なんかはそう捉えてしまう可能性が高い。
そこを、面白い!と読めるようになった自分の成長に乾杯したいですね。
内容も、もう10数年前のものですが、今でも読めるものです。
そりゃ、現在の生物学の先端のところを知る人から見たら物足りないのかもしれないですが、
まず踏まえておくべきレベルとしての重みある内容が、この本にはあると思います。