Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『自分を見失う、他律性』&『距離感はふたつある。』

2016-07-26 23:27:40 | 考えの切れ端
『自分を見失う、他律性』

忙しすぎて「うきゃー!!!!」ってなるひと、
ヒステリーを起こすひとなどいますが、
それってたぶん、
一日が他律的な要素で満たされるからそうなるんです。
そしてそんな日々には、
炊事や掃除までが他律的に思えちゃう。
それに対して、
つよく自律性を感じられる何かを持つことが、
いいのかなあなんて思う。

なにからなにまで、
なにかにやらされてる感じの人生ってだるいぜ。

そのあたりに、
幸福な過ごし方、幸福な生き方のヒントがあるような気がしませんか?

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きょうはもうひとつ。

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『距離感はふたつある。』

お盆が近づいてきました。

旦那の実家に泊まり行くのがいやだ、気が重いという
奥様だとかいらっしゃいますが、
まあ、本当に他人なんだからそうだなよなあと思いますよ。
「親戚」という形式的には近い距離にポジションを取らせられながらも、
必ずしも心理的な距離は近くないわけです。
それを、形式的な近い距離に、心理的な遠い距離のものを
近づけさせなければならないところに苦しみが生まれるんでしょうねー。

人間関係において、
形式的な距離と心理的な距離が、
無理せずに一致していると楽なんですよ、ひとって。

そういうところ、ほんとうの血縁の親戚相手でも
面倒くさいなあと感じることがあるくらいですから、
いかに、形式にひとは縛られがちかってことですよね。
社会というか、風習というかが、それを求めます。

それでもって、形式的な距離が実に優位で、
心理的な距離を詰めるのに苦労するのが、
「しがらみ」のひとつの見え方だと思います。
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